朗読能シアター 葵上 ―宝生流能楽公演「体感する能」より― 第二部
池袋の東京芸術劇場にて、「朗読能シアター 葵上 ―宝生流能楽公演「体感する能」より―」見てきました。
というか、朗読だから聴いてきた?
こちらは去年も行きましたね。
去年は平田広明さん、甲斐田裕子さん、渡辺大輔くんでした。
今年のキャストは、平田さん、甲斐田さんのほかに、沢城みゆきさん、KENNくんが参加。
去年うかつにも眠ってしまったので今年はいいか、と思っていたのですが、KENNくんが出るなら仕方ないと…(笑)
去年はもっと難しい言葉だった気がして。
難しいのと、笙の音がいい感じでうつらうつらしてしまったのに、今年はなんだかすごく平易な言葉で、むしろ平安時代とか能とかの雰囲気が余り伝わってこなかった。。。
普通の朗読だった…
たまたま、生田斗真くんの映画の源氏物語(タイトルは違ったっけ)のあたりのお話で、その前にも田辺聖子さんの「『源氏物語』の男たち」という上下巻本を読んでいたので、内容的にはばっちり頭に入っていました。
だからなのかな。
それにしても、人には得手不得手があるんですね-。
KENNくんは何でもこなす人だと思っていたけど、特に衣装は何でも似合う印象だったけど、和装…羽織袴だけはまだまだですね(^_^;
そもそも、最近髪を明るく染めて、あの髪で和装なの?と心配していたとおり、本当にあのままで来た!と軽く衝撃(笑)
そこへ行くと、去年の大ちゃんは(記憶は定かじゃないけどイメージとしては)黒髪で姿勢も決まっており、さすが本職の舞台俳優は見栄えがする、と感心しました。
KENNくんはカジュアルなルックスの人だからなあ。
着流しならまだしも、羽織袴だと、猫背と、語る時首が定まらないのが他の人と比べて目立って仕方なかったです。
洋装で朗読なら、むしろかなり見せるし上手いのですが…。
たぶん明日も締めてくると思いますが、沢城みゆきちゃんは源氏物語の帯でした。
明日行かれる方は是非ご注目を。
甲斐田さんはさすがに着慣れている感じで、えび茶の、あの模様は絞りだよね、絞りよね、と、絞り好きの私は目が釘付けに(笑)
絞りは憧れですね。
ああいう風に、さりげないのが大人の着こなしなんだなあ。
そういえば、劇場へはフラメンコレッスンが終わった足で行きました。
今期のファーストレッスン。
新しいメンバー、そして新しい先生は神谷先生(笑)
いや、全然笑うところじゃないですね。
同じティエントで、とりあえず滑り出しました。
そんな週末の一日でした。