映画「るろうに剣心」&「レーピン展」@bunkamura &(^_^; | Natsuko Navi 別館 漫画家/運命鑑定 

映画「るろうに剣心」&「レーピン展」@bunkamura &(^_^;

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このところ舞台やイベントにすっかり時間を取られ、全く見に行けなかった映画を見ようと、新宿まで「るろうに剣心」を見に行ってきました。


この先は余裕のスケジュールだわ、たくさん映画を見るわと、あまり精査せずこれを選んだのですが、後でそうゆっくりもできないことになり、もう少し選べば良かった…ような気がしたり。
別に「るろうに剣心」が悪いわけじゃないのですが。


佐藤健くんの剣心、まずまずかなと言うことで一安心。
若く見えるという設定の剣心ですが、佐藤くんが素で若くて、もうお肌ぴちぴちキラキラ
若い、若いっていいなーとため息(笑)


それにしても、最近の映画館によくある「館内でご購入の飲食物以外の持ち込みを禁じます」というシステム、困ります。
体に悪いスナックばかり、不当に高く売りつけて購買意欲がそがれることこの上ないのに、よそで買ってきたものは食べちゃだめとは。
お芝居の劇場では、好きな物買ってきて食べてるぞ。
まあ、観劇しつつ飲食はだめなところが多いけど。
それでも、好きな物食べたいじゃない。



今日など、いつもの「繊維質きついです」症状に負けて、朝ご飯はバナナ一本で家を出た私は、とってもおなかが空いていました。


モチベーションで食べる私は、おなか空いて無くても普段はモチベーションが高くて食べちゃうんです。
(初めて私とごはんを食べた人は、結構大食いですねと驚くことが多い)
でも、さすがに消化器が弱い私には、野菜と玄米中心の食生活は時々きつくて。
ボーダーラインを超えたあたりで、胃が消化不良を起こします。

消化不良が続くとモチベーションも下がるので、今日は食欲も落ちていたものの、だからって映画館の菓子パンがおいしく見えるほどではない。
悩んだあげく、行きがけにオリジン弁当でおにぎりを一個買い、西荻窪駅のホームに座って、もぐもぐ食べました(笑)


パン系のファーストフードはいくつもあるのに、おにぎりはないなあ。
あ、立ち食いのお寿司もあるか。
でも、お寿司もちょっとヘビーだなあ。



もう少し食べ物の話を続けると、こういう繊維質がきついときは玄米もやめます。
家に白米がなかったから、今朝はご飯を炊かなかったし、外でおにぎりを買ったんですねおにぎり
と言うわけで、今日は帰りに近所のスーパーで、あきたこまちの新米を白米に精米してもらって来ました。
1キロから買えるので、緊急事態にありがたいです。



せっかくの貴重な一日を、私は映画だけに費やしたわけではありません。
新宿の後は渋谷へ移動して、bunkamuraで絶賛開催中の「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」を観に行ってきました。



漫画家・浜口奈津子 Natsuko Navi 別館



以前のブログの記録によると2009年に同じbunkamuraで開催された、「トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」がとても良くて、
「あれ、あの時の…」
という記憶があったので、是非見ておきたくて。


今回はレーピンオンリーですが、それで立派に美術展が開催できるのだから、多作な人ですね。
誰でも見たことのある「ヴォルガの船曳き」「皇女ソフィア」「休息-妻ヴェーラ・レーピナの肖像-」「ピアニスト ゾフィー・メンターの肖像」などが次々と。
作品が多いだけに、肖像画も有名人から家族、政治的に微妙な立場の人など、様々。
画家の思想など一見見えにくいですが、リーフレットに紹介されていた画家の言葉を見ると、画家であること、生きることを心から満喫し、夢中になっている印象を持ちます。
なんだか、ちょっと共感しました。
世界的な画家さんに、厚かましいですが(^_^;


私も漫画家になれて満足だし、今いる自分の環境にも満足していて、この道しか無いと思っていて。
勿論、才能とかそういうことを言われると、別世界過ぎますが。
クリエーターは多かれ少なかれ、同じように思っているんじゃないかな。



仕事といえば、すーーーーーっかりど忘れしていたのですが、現在絶賛発売中の宙出版「マリエ」誌にて、浜口の旧作が再録されております。
「ベルガモットの誘惑」125pです。


既に単行本化されている作品ですが、再録は宙出版様では初めてなので、お見逃しになっていた方、お気に召したら是非単行本・電子本などでカラーもお楽しみいただければ幸いです。

また、予告が出ていると思いますが、マリエは次号から「別冊ハーモニィRomance」に誌名が変わります。
ということは、最後のマリエに掲載していただいたんですね。


今後とも、浜口の作品をよろしくお願いいたします。