陰を生活に取り入れる
現在進行中のプロジェクトについて、
来週に照明デザイナーさんと打合せをすることになりました。
まだどうなるか分からないプロジェクトですが、
まずは初期段階で見てもらおうと。
大まかなイメージはあるのですが、
それを伝えるためのものがない。
そのため、今日は必死に図面などを用意していました(笑)。
照明の持つ力って、大きいです。
単に天井に照明器具を付けただけの部屋と、
壁に上向きにつけた間接照明で部屋を明るくするのでは、
まったく違う部屋に見えるはずです。
間接照明は、直接照らすものよりも照度が落ちるため、
同じ照度を確保しようとすると、取り付ける数が多くなります。
ただ、そこまで部屋を明るくしなくてもいいのではと、私は思います。
通常使われている蛍光灯は、ちょっと明るすぎると感じるのです。
作家谷崎潤一郎の著作「陰翳礼讃」のなかで、
昔の日本での光と部屋の関係について、面白い記述があります。
金箔をつかった屏風や蒔絵のすばらしさは、
暗闇のなかで見たときに発揮される、というものです。
暗闇の中でにぶく光る金色。
しかし蛍光灯の真っ白に明るい部屋に、金屏風があったとした、
本来の美しさは表現されないのではないでしょうか。
これは金色の使われ方についてですが、
昔は光と陰の両方を楽しみ、生活に取り入れていたのです。
しかし今の住環境には、陰はあまりありません。
陰を積極的に生活に取り入れる、
そういった照明計画をすることで、
より落ち着いた部屋を演出することが出来ると思います。
来週に照明デザイナーさんと打合せをすることになりました。
まだどうなるか分からないプロジェクトですが、
まずは初期段階で見てもらおうと。
大まかなイメージはあるのですが、
それを伝えるためのものがない。
そのため、今日は必死に図面などを用意していました(笑)。
照明の持つ力って、大きいです。
単に天井に照明器具を付けただけの部屋と、
壁に上向きにつけた間接照明で部屋を明るくするのでは、
まったく違う部屋に見えるはずです。
間接照明は、直接照らすものよりも照度が落ちるため、
同じ照度を確保しようとすると、取り付ける数が多くなります。
ただ、そこまで部屋を明るくしなくてもいいのではと、私は思います。
通常使われている蛍光灯は、ちょっと明るすぎると感じるのです。
作家谷崎潤一郎の著作「陰翳礼讃」のなかで、
昔の日本での光と部屋の関係について、面白い記述があります。
金箔をつかった屏風や蒔絵のすばらしさは、
暗闇のなかで見たときに発揮される、というものです。
暗闇の中でにぶく光る金色。
しかし蛍光灯の真っ白に明るい部屋に、金屏風があったとした、
本来の美しさは表現されないのではないでしょうか。
これは金色の使われ方についてですが、
昔は光と陰の両方を楽しみ、生活に取り入れていたのです。
しかし今の住環境には、陰はあまりありません。
陰を積極的に生活に取り入れる、
そういった照明計画をすることで、
より落ち着いた部屋を演出することが出来ると思います。
雰囲気を残したい
今日はリノベーションを希望される物件の現地調査に行きました。
場所は自由が丘。
そんなに大きな街ではないですが、
あちこちにオシャレなカフェや洋服やなどがあり、いい街です。
建物自体は非常にしっかりしており、
内装を全面的に改修する予定です。
やはり現地を見ると、より具体的なイメージが沸いてきます。
私はいつもその場所で思った、感じたものを中心に、
案を構想していきますので、現地を見ることは必須です。
実は1Fは、今同じ自由が丘にあるギャラリーが入るということ。
さっそくそのギャラリーにお邪魔してきました。
このギャラリーには、いろいろな画家が出品していて、
なかにはプロではない素人さんもいるとのこと。
プロに限定するのではなく、
作品と買い手の出会う場に徹するという趣旨のようです。
思わず1時間くらい見入ってしまいましたが(笑)、
どれも力作で面白いギャラリーでした。
こんな雰囲気を、新しい場所にも表現できたらと思います。


土地に根ざすために
年末に、大学院博士課程にいっている友人から、
論文の梗概(数ページにまとめたもの)をもらいました。
その友人は、私の学生時代の研究と少し関連のある、
ロサンゼルスの住宅を研究しています。
その研究は1930年代の住宅についてですが、
書かれている内容は本当に今にもあてはまるものばかりでした。
簡単に結論を要約してしまうと(笑)、
「住まいはその場所や地域に根ざした生活の場である」
ということでした。
家は単に食事をしたり、就寝したり、遊んだりする場だけでなくて、
その土地に親しみを感じながら、生活の中心になる拠点です。
家づくりには、快適な内部を作るだけでなくて、
周りの環境といかに接していくかという視点も必要かもしれません。