建築家長沼幸充ブログ -160ページ目

谷内田先生のオープンハウスに

先週土曜日は、集合住宅の設計で有名な谷内田章夫先生が設計された


個人住宅のオープンハウスに行きました。




谷内田先生の作品はいくつか見せて頂いているのですが、


今回は初めて個人住宅を見るので、楽しみでした。




外観





谷内田作品の特徴として、内部のフロア構成があります。


外観からは3階と見えても、実際に内部には中2階があったり、


複雑なスキップフロアで構成されています。




螺旋階段





各階をつなぐ螺旋階段。


手すりのデザインなど、すごく綺麗でした。




ステンレスキッチン





キッチンは、すべてステンレス製。


非常にシンプルな形で、存在感あります。




その他にも、開放的な浴室やトイレ、寝室脇にあるロフト空間など、


これまでの谷内田作品の要素がいくつも盛り込まれていました。




非常にうらやましい、贅沢な個人住宅でした。



中村拓志氏のオープンハウスに

昨日の夜は、TBS番組「情熱大陸」やNHK番組「トップランナー」などの出演で有名な


建築家中村拓志氏設計の本屋のオープンハウスに行ってきました。




この事務所には、私の知り合いが二人も働いているので、招待された次第です。




外装





外装は、既存のタイル張り壁を白く塗装し、床はモルタル金ゴテ。


そこに全面透明ガラスを入れています。




30mテーブル





本屋の中央には長さ30mのテーブルがあり、そこに本が並べられています。


もちろんこのテーブルもオリジナルのようです。




写真では分かりにくいですが、部屋奥に透明ガラスの仕切りがあります。


その奥では、実際に本の編集者が作業をするらしい。


そこで校正やインタビューを行い、出来上がった本がすぐ店頭に並ぶという仕組み。


本を作る場所も見せてしまう本屋、というコンセプトは面白いですね。




額縁の本棚





もう1つの部屋は、個室のようなところで机や椅子があります。


ここにある書棚には、絵の額縁が取り付けられていて、本の装丁を


絵のように積極的に見せようという作り方です。




全体的な印象として、これまでの本屋の本の見せ方を変えたいという意図が感じられました。


長いテーブルに平積みにする、額縁付きの書棚、本の並べ方を年代順にしたり、など。


また本を作る場所と、流通する場所を一緒にする、という試みも新しいものです。




内装デザインとしては一般的なものでしたが、


本を取り巻く仕組みを新しくデザインすることに重点を置いていることが感じられました。



外壁コーキング

今日は、藤久保の家現場。

外壁ガルバリウム鋼板はほぼ完成し、サッシ廻りのコーキング作業をしていました。


定点観測

コーキング


コーキングとは、簡単にいうと隙間にパテ状の充填材を詰めること。

外壁の金属板とアルミサッシの取り付きには隙間があります。

そこをゴムのような充填材を使って、埋めていきます。


防水の考え方としては、コーキングは二次防水の役目を果たします。

万が一コーキングが切れても、中でもう1つの防水処理をしているわけです。


今回の住宅は、外壁面積が大きいため、コーキング長さも多いようです。