建築家長沼幸充ブログ -150ページ目

外観撮影をする

先日天候の関係で撮影することが出来なかった、

「藤久保の家」外観を撮りました。

再び撮影に足を運んで頂いた写真家中川さんに感謝。


中川さん


今日は、これ以上ないくらいに晴天でした。

住宅を物々しいカメラで撮影しているので、

通りすがりの人々は、不思議そうに見ていきました。

伊東豊雄氏講演会

昨日は、INAX銀座ギャラリーで、建築家伊東豊雄さんの講演会と、


最新3作品の展示があったので、行きました。




展示では、現在進行中の台湾の3つのプロジェクトが並んでいました。


「台中メトロポリタン・オペラハウス」「2009ワールドゲームズ・メインスタジアム」


「台湾大学社会科学部棟」の3つです。




この展示と講演会の企画を、私の出身研究室である、


東京理科大学の川向正人先生の研究室が、伊東事務所と協力して


企画しています。


展示レイアウトなども学生が手伝ったようで、感心しました。




講演会は、前半は伊東豊雄氏がスライドを使って講演をし、


後半は川向先生との対談でした。




講演会





講演会のテーマは、「生成する秩序」。


とても難しい言葉ですが、簡単に言うと「これまでのグリッドなど幾何学を用いた


固定されたルール、秩序ではなく、変化していく秩序を建築に使うことは出来ないか」


といった内容だと理解しています。




伊東氏は、60歳を過ぎてなお、最先端の建築を模索しておられます。


そのチャレンジする姿勢は、ぜひ見習いたいところです。




講演会の中でいくつか気になった点を書きます。


・時代に追いつく建築を模索する


・日本の昔の建築は、幾何学と自然が融合している


・木は枝が二股に分かれるという単純なルールで複雑な形を作っている


・最初のイメージは建築よりも庭園のイメージが強い


・敷地の中だけで考えるのではなく、その外まで広がっていく様子を考えている


・日本という社会に安全率がかかりすぎて、チャレンジする雰囲気がない。




伊東氏は、アルゴリズムなどこれまでの建築にはない最先端の理論を用いて、


新しい形を作ってきました。


しかしそれは最先端の理論を使いたいのではなく、


伊東氏のイメージを実現するためのツールとして理論があるのだろうと思います。


20世紀初めから始まったモダニズムからいかに前進するか、


まだ見つかっていない新しい道が、伊東さんには少し見えているのかなと感じました。

竣工写真撮影に立ち会い

今日は、藤久保の家の竣工写真撮影に立ち会いました。

今回撮影をお願いする建築写真家は、中川敦玲さんです。


中川さん


1カットずつ時間をかけて、撮って頂きました。

今日は少し曇りがちだったため、日を改めて外観の撮影をすることに。

写真の出来上がりが楽しみです。