私、友達は片手で数えられるほどしかいない

普段仲良く話すことができても、うちに帰ると

 

あの子は私の友達じゃないんだなぁ

 

と一人ぼっちになる

 

私の友達は、みんな私のことを大切にしてくれる

大切にしたい、そう思える人が実際に友達だと思っている

 

毎日、連絡を取り合う子

月に何度か、二人で渋谷に出掛ける子

 

友達と頻繁に遊んだり交流する友達はもっと少ない

 

そんな友達を大切にしようと思う反面、普段全く連絡も取らないし、

連絡を取るとしても、また友達を一人介してコンタクトを取る人がいる

 

遊んだことも一度きりである

 

果たして、そんな人を友達だというのか

私は友達だと思っている。

 

なんでって、そりゃ大切に思うからだよ

ただそれだけなのです。

 

綺麗な歌声を持っていて、文才で、頭も良くて、絵も上手だ

だけど謙遜しすぎるくらいには謙遜している

 

そんな彼女が好きである

 

この友達は、石を集めている

コレクションなのだろうか

 

彼女が紡ぐ言葉一つ一つが今にも解けてまた一つの毛糸玉に戻ってしまいそうで

その度その度、糸は細くなって

いつか消えてしまうのではないかと心配する

 

お酒が好きで、ほろ酔いで話す彼女を画面越しで見ると

なぜか涙が出そうになる

 

自分から彼女に連絡する勇気はない

 

ただ、遠くからずっと

彼女をとても大切な友達だと思っている

 

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急にこんな話ですが

私には、幼い頃架空の人物が友達にいました

 

「ハセガワ ミヤコ」

 

今でも存在していたのじゃないかと思うことがあるのです

彼女は背が高く、おさげ髪で赤いワンピースを着ていました

 

顔はわからないけど、ずっとことイメージが残るのです

 

母と何かで病院に行った時、同姓同名のミヤコさんが呼ばれたことがありました

 

母はとても怖がっていましたが

私はミヤコさんが存在している証明ができたようで嬉しかったのです