2024.8.17 SUN
令和6年(2024年)6月16日に漢検(令和6年度 第一回 日本漢字能力検定)の2級にトライしてみました。その経緯をブログに残したいと思います。
《漢検2級試験》(日本漢字能力検定協会HP)
対象漢字数:2,136字(常用漢字)
検定時間:60分
問題数:120問
領域・内容:
設問1[読み] 30問 (配点30点)
設問2[部首] 10問 (配点10点)
設問3[熟語の構成] 10問 (配点20点)
設問4-1[四文字熟語 書取]10問 (配点20点)
設問4-2[四文字熟語 意味] 5問 (配点10点)
設問5[対義語・類義語] 10問 (配点20点)
設問6[同音・同訓異字] 10問 (配点20点)
設問7[誤字訂正] 5問 (配点10点)
設問8[漢字と送りがな] 5問 (配点10点)
設問9[書き取り] 25問 (配点50点)
合格基準:200点満点中、80%(160点)程度の得点で合格
(昨年度平均合格率:27.9%)
1.きっかけ
PCやスマホを使えば、日本語を手書きで書かなくても何事もできてしまう時代、漢字を書く機会が極端に少なくなりました。漢字の記憶もあやふやになり、なかなか思い出せない。「これはちょっとまずいな」と思い、今年初めに日本語の学び直しを一年の目標にしました。
お正月明け、まず天声人語の書き写しを始めました。しかし、毎日603文字をフォームにちゃんと合わせて書き写すのは自分にはけっこう重労働と感じ、50日程続けましたがとうとう飽きてしまいました。4月になって、漢字の学び直しなら「漢検」がより直接的・効率的でいいかなと思い目標を漢検合格に変更、漢検2級の受験を決心しました。
2.勉強方法
[教材]
①「毎日漢字」 mainichikannji.com
無料の漢字練習サイト、書き取り問題毎日新しい問題を15問出題
(範囲は漢検3級、準2級、2級あたり)
②「漢字検定(WEB問題集)」 kanken.jitenon.jp
無料の辞典オンラインサイト、全級で豊富な問題が掲載
③「漢検過去問題集2級」(日本漢字能力検定協会)[\1,320]
過去問を13回分収録
[学習]
4月1日から、まずネットで見つけた無料アプリ①を毎日こつこつやることにしました。②は2級の漢字の問題がまとめて整理されていて使いやすい。ただし問題数がかなり多く、こなすのはなかなか大変です。
4月17日(検定試験日まであと60日)、そろそろ受験準備をと思い③を本屋さんで購入してきました。何回かやってみると、正解率は毎回50%から60%くらい、合格ラインは80%なのでこれは少々まずいなと思いました。
5月8日(検定試験日まであと39日)、漢検2級2024年第一回にネットで申込み。(申し込み開始は4月19日から可能でした、試験日は6月16日)あまり期間が無いので作戦を練り直すことにしました。
作戦1:
設問1と設問9の「読み」と「書き取り」は漢字の基本。問題も1回55問と多く、配点も4割になります。この2つの設問は90%以上正解を目標としました。過去問13回で不正解だった漢字を抽出し繰り返して覚えました。やってみた実感から、「読み」と「書き取り」は両方に出題される漢字が多い。「読み」で出題された漢字は全部「書き取り」でも出題されると想定、また熟語での出題が大半なので、熟語としての展開例をできるだけ多く列挙し合わせて覚えました。
作戦2:
設問2-8までが漢字検定2級の応用編で漢字の勉強で面白いところ、頭の体操です。この設問2-8のなかでちょっと苦手・弱点だったのが「四文字熟語」の設問でした。配点は4-1と4-2で15問で30点です。ここが自分にとっては合否のキーになると感じました。
②を見ると四文字熟語は500文も載っていて、初めて知る熟語も多い。短期間に全部覚えて意味も理解するのは個人的に苦しいです。そこで考えた作戦は、過去問13回分の問題をExcelでまとめてみて分析、各回5割以上が複数回出題されていることがわかりました。よって2回以上出題された四文字熟語は取りこぼしが無いように集中して覚えました。
3.結果と反省
令和6年度第1回検定日6月16日(日)に漢検2級を有明セントラルタワーで受験しました。会場のホールには老若男女たくさんいて何か楽しい雰囲気、試験中も集中できて楽しかったです。時間は少々足りなかったけど、8割くらいはとれたんじゃないかなと思いました。
結果は40日後、7月25日に「検定結果通知」として届きました。「読み」と「書き取り」は狙い通り90%以上確保できました。「部首」は60%、「熟語の構成」は60%、「同音・同訓異字」は70%とかなり苦戦でしたが、苦手だった「四文字熟語(4-2と4-2)」は90%以上正解でした。2つの作戦は成功ですね。

《結果(結果通知の内容より抜粋)》
設問1[読み]得点:27点(27/30)(平均25.9点)
設問2[部首]得点: 6点(6/10)(平均6.7点)
設問3[熟語の構成]得点:12点(6/10)(平均13.1点)
設問4-1[四文字熟語 書取]得点:18点(9/10)(平均11.1点)
設問4-2[四文字熟語 意味]得点:10点(5/5)(平均7.3点)
設問5[対義語・類義語]得点:16点(8/10)(平均12.9点)
設問6[同音・同訓異字]得点:14点(7/10)(平均13.7点)
設問7[誤字訂正]得点:8点(4/5)(平均5.9点)
設問8[漢字と送りがな]得点:8点(4/5)(平均6.3点)
設問9[書き取り] 得点:46点(23/25)(平均35.2点)
合計:165点(合計平均 138.1点)
(今回の合格点155点・・・77.5%)
《合格証》

5.感想
漢検は勉強中も試験中も発見が多く楽しかったです。漢字はよくできていますね、改めて奥深さを認識しました。例えば「部首」、「形成文字の漢字の多くで、部首は『意味』を表し、残りが音『読み』を表す」なんて知らなかった、なるほどでした。ひたすら覚えるにも見分け方をある程度知ると出題の意図や答えも予想もできて楽しかった。
次は準一級???③付録の準一級の試験問題(一回分)をやってみました。全然歯が立ちませんでした。また自分が日常でほとんど使わないだろうと思う漢字も多い。準一級の漢字は使われた相手も少し困るだろうと感じました。よって漢検は2級まででいいかな~と今思っています。①は10分程度で終わるので、今も日課としてずっと続けています。
mu