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ムーちゃんワールド

Hiroyuki Muto Blog

2019-09-26 THU

 

 Rcc Kさんと今年3度目となる尾瀬歩き、今回はいよいよ燧ヶ岳(ひうちがたけ)登山です。晴れた日にピンポイントで登りたいので、日帰り登山が可能な「御池」から「燧ヶ岳山頂」を往復するコースを選択しました。東京から『尾瀬御池ロッジ駐車場の登山口』まで車で3hr40min程で到着です。出発時の東京の気温は18℃ありましたが、檜枝岐村の朝の気温は8℃でした。さすがに標高1500mですね。

 

*「燧ヶ岳」(日本百名山)は爼嵓(まないたぐら)2346m、柴安嵓(しばやすぐら)2356mからなる双耳峰です。山頂からは尾瀬沼や尾瀬湿原、それらを取り囲む山々の大展望が望めます。

 

【燧ヶ岳】今年6月尾瀬湿原から燧ヶ岳を望む写真

 

コースマップ

 

9月26日木曜日

 出発時刻      距離[標準歩行時間]   到着時刻

 7:55 御池登山口 → 4.8km[4hr]  →  11:25 爼嵓山頂

 11:35 爼嵓      → 0.5km[20min] →   1155 柴安嵓山頂

               (昼食・休憩)

 12:30 柴安嵓     → 0.5km[20min] →  1250 爼嵓山頂

 13:00 爼嵓     → 4.8km[3hr]  →  15:30 御池登山口

 

 

御池登山口(駐車場奥)から登山スタート

急登を50分ほど登ると広沢田代湿原に到着します

急登は続きます

さらに40分程登って熊沢田代湿原に到着しました

ここは本当に写真スポットですね

振り返って見る

急登がさらに続きます

 8合目手前で道を間違えてしまいました。標識のバーが倒れて道を塞いでいたのですが、ピンクのリボンが付いていたので乗り越えて真っ直ぐに進んでしまいました。だんだん笹が密集してきて藪こぎ状態になり道を間違えたと気づきました、引き返します。30分のタイムロス、正しい登山道は標識のバーが倒れていた場所から左に上がっていく道でした。なんてこったい。

気を取り直し30分程登ると第一のピーク爼嵓(まないたぐら)山頂到着

しました。眼下に尾瀬沼が見えます、最高の天気です。

南には燧ヶ岳山頂の柴安嵓(しばやすぐら)が見えます、ここからあと20分です。

燧ヶ岳最高峰の柴安嵓(しばやすぐら)山頂到着。山頂の岩場から南が平な広場になっています。

アルファベットのFの雲が見えます。

柴安嵓山頂からは尾瀬湿原と7月に登った至仏山が一望です。

この開放感は半端ない。山登りがやめられない絶景です。

30分の昼食休憩をとります。実に気持ちがいい。

下山は来た道を引換します。面白い雲・飛行機雲が沢山見えました。

熊沢田代湿原を一望

湿原の池塘のベンチで一休み

Zの雲が湖面に映ります

爼嵓山頂を振り返ります

広沢田代に到着、あと一息

尾瀬御池駐車場登山口に戻ってきました。ゴールです。

 

 下山後、尾瀬御池ロッジの日帰り入浴で汗を流しました。

 

まとめ

★燧ヶ岳は贅沢な登山でした、青い空と白い雲、山頂からの尾瀬沼と尾瀬湿原を見下ろす360℃の展望、湿原を吹き抜ける爽やかな風、山登りの楽しさが詰まった一日でした。

★途中で道を間違えました。その結果藪こきを30分程やってしまいました情けない体験でした。あとで考えれば二人で間違えるような所では無かった。変だなという気づきが足りなかったなあ。

★山頂で見た飛行機雲が面白かった。大展望には青空だけではちと足りない、雲も必要ですね。空が近く感じられた日でした。

 

 

mu@pc_umejima

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

2019.7.25ー7.28

 

南アルプス白峰三山縦走ツアー

「北岳(3192m)」~「間ノ岳(3187m)」~「農鳥岳(3026m)」、標高3000m級の白峰三山を縦走するツアーコースに挑戦してきました。(注1)

 

縦走日程(計画):

1日目(7月25日[木])

新宿⇒[あずさ]⇒甲府⇒[バス]⇒夜叉神(ゲート)⇒[Taxi]⇒

広河原(ゲート)

広河原(1520m)スタート- - -(樹林コース)- - -白根御池小屋(泊)

歩行距離3km 歩行時間3;00 

           

2日目(7月26日[金])

白根御池小屋(2236m)- - -(草すべり)- - -肩の小屋- - -

歩行距離4km歩行時間5:20  

北岳」(3192m)山頂- - -北岳山荘(泊)

      

3日目(7月27日[土])⇒台風6号の影響で計画変更

北岳山荘(2870m)- - -「間ノ岳」(3187m)- - -「西農鳥岳」(3050m)

- - -「農鳥岳」(3026m)- - -(大門沢下降)- - -大門沢小屋(泊)

歩行距離10km歩行時間7:20

 

4日目(7月28日[日])⇒台風6号の影響で計画変更

大門沢小屋(1800m)- - -(広河内橋)- - -奈良田ゴール

歩行距離8km歩行時間3:30

 

2日目まで日程通り進みました。しかし、2日目終了時点で台風6号が紀伊半島に接近のため農鳥岳方面の縦走を諦めざるを得ませんでした。

理由は、3日目以降は山は荒天が予想されること。農鳥岳方面は情報が少なく(山小屋も下山登山者からの情報しか得られない)、大門沢下降コースの河原が増水すると横切れず、そこからまた引き返すしかほかに下山道がない為です。

 

3日目は間ノ岳まで登山してから引き返し下山する案(空身で往復3時間ほど)もありましたが、広河原と夜叉神のゲートが7月27日(土)午前11:00で閉鎖され、台風が去る翌週の7月30日(月)午前12:00まで閉鎖予定との情報が入りました。登山ガイドさんとツアーコンダクターさんが3日目以降の予定変更を決断し、3日目は北岳山荘からそのまま来た道を引き返し奈良田ではなく広河原に下山することになりました。

 

 

 

 

1日目(7月25日[木])

広河原(1520m)スタート- - -(樹林コース)- - -白根御池小屋(泊)

(11:45)     歩行距離3km 歩行時間3;00  (15:05)  

 

1日目:「広河原インフォメーションセンター」スタート

広河原ゲートから見える中央左が「北岳」、雲がかかっていました。

野呂川にかかる吊り橋を渡って登山開始です。

 ミヤマハナシノブ

ギンリュウソウ  

 ニリンソウ

順調に初日の日程消化、白根御池小屋に到着

宵の口、北岳が見えます

 

2日目(7月26日[金])

白根御池小屋(2236m)- - -(草すべり)- - -肩の小屋- - -

(6:00)      歩行距離4km歩行時間5:20  

北岳」(3192m)山頂- - -北岳山荘(泊)

(10:48)           (12:40)

 

白根御池を出発

登山道はお花畑が広がります。

 

キバナノコマノツメ 

キンポウゲ

ハクサンチドリ 

北岳山頂が近づく、有名な北岳バッドレス岩壁もよく見える

岩場の登り、頭上には下弦の月が見守る(気づいたのは自分くらいか)

肩の小屋(標高3000m)に到着

キタダケソウ

キタダケソウ:氷河期からの生き残りとしての代表種で、世界中で北岳にしか生息していない貴重な植物。芦安村の花にもなっている。

肩の小屋から山頂へ40分、標高差190mのガレ場が続く。

山頂が見えてきた

北岳山頂到着10:48、残念ながらガスってしまった

 

  三等三角点

山頂で昼食休憩タイム40分、山頂は比較的広いです。午後は登りと反対側の北岳山荘方面に降ります。

 

ハクサンイチゲ

緑色のハクサンイチゲ

途中で山頂から降ってきた道を振り返る、北岳はでかい

前方、眼下の遠方には雲の合間に北岳山荘が現れる

タカネマンテマ:ナデシコ科マンテマ属の多年草、袋の先端の数ミリの紫が花。環境庁レッドリストで絶滅危惧IA類(CR)で日本では南アルプス北岳の3000m高山帯でしか生息していない。登山ガイドさんの話では、もうこのひと株しか残っていないのではないかとの事。

キバナシャクナゲ

霧と小雨の中、12:40北岳山荘小屋(標高2902m)に到着。環境省がここで雷鳥保護活動をしているとの事。ケージの中で数組の親子が買われていましたが、職員が散歩をさせている風景は残念ながら見られず。

夕方、天候が一時回復し青空が見えました。北岳山荘前から「北岳」の勇姿がバッチリ見えました。夕焼けは見られなかった。

 

 

3日目(7月27日[土])

北岳山荘(2870m)- - -「北岳」(3192m)山頂- - -肩の小屋

(5:30)           (6:42)

- - -白根御池小屋- - -広河原ゴール:広河原山荘(泊)

               (11:30)

広河原でタクシーが下山予定の午前12:00まで待っていてくれることになっていたので、北岳を登り返し降り出した雨の中をほとんど休まず下山しました。広河原に時間前に到着したのですが、どういう手違いかタクシーはいません。やむなく広河原山荘に宿泊し、翌日の天気回復とゲートの開錠を待つことになりました。(ちょっと不安な一夜になりました、開錠されなければ南アルプス林道(約18km)を歩いて夜叉神ゲートまで行かなければなりません)

 

北岳山頂付近で「南アルプスの女王」と言われる仙丈ヶ岳(百名山3030m)を望む

北岳山頂が見えてきた

仙丈ヶ岳の後方には「北アルプス」穂高や槍が見える

北岳山荘から1時間15分ほどで山頂到着(6:45)、ここまでは雨が降りませんでした(2度目の山頂)

山頂で「ブロッケン現象」に遭遇、山登りを初めて2度目の経験、眼下に雲がある早朝でないとお目にかかれない。これが現れてくれると嬉しいですね

肩の小屋まで下山、山頂は霧の中。ここから雨が降り出す

 

広河原でタクシーが下山予定の午前12:00まで待っていてくれることになっていたので、降り出した雨の中をほとんど休まず下山しました。

広河原に時間前(11:30)に到着したのですが、どういう手違いかタクシーはいません。

やむなく広河原山荘に急遽宿泊し、翌日の天気回復とゲートの開錠を待つことになりました。(ちょっと不安な一夜になりました、開錠されなければ4日目は南アルプス林道(約18km)を歩いて夜叉神ゲートまで行かなければなりません)

 

 

広河原山荘

 

4日目(7月28日[日])

広河原山- - -荘広河原IC⇒夜叉神(ゲート)

(8:50)     (9:00)     (9:40)

夜叉神登山口スタート- - -夜叉神垰(1790m)- - -夜叉神ゴール

(9:50)             (10:50)          (12:00)

 

台風6号がそれほど発達せず予想より早く通過し、天候が回復しました。ゲートが7月27日(土)午前9:00に開きました。(一安心)

南アルプス林道を歩かずに済みました。計画にはありませんでしたが、温泉に入る前に夜叉神垰から白峯三山を展望しようということになり全員で登りました。峠からは雲の合間に歩く予定だった縦走路と三山が望めて「嬉しくもあり、残念でもあり」でした。

 

 

北岳の山頂付近だけ雲がかかる。600mの岸壁、北岳バッドレスが望めた(広河原ゲート付近)

夜叉神垰から雲の合間に白峰三山のピークが見えた

 

まとめ

★台風の影響で予定変更、間ノ岳と農鳥岳を登ることはできず代わりに北岳を2度登ることになりました。そんなこともある、天候だけは致し方ない。山では引き返すことも重要な判断ということを初めて経験しました。

★北岳は標高が高く、高山植物の花の山でした。貴重なそしてかわいい高山植物が登山道を彩り楽しませてくれました。ここでしか見られない「キタダケソウ」や絶滅危惧種「タカネマンテマ」を見られたのはラッキーでした。登山ガイドさんに感謝です。

★3日目の北岳山荘から広河原はほとんど休息なし。雨に濡れながらの6時間の山行で最後はヘロヘロでした。蒸し暑くて熱中症気味だったのかも知れません。下りのトレーニングと上手な給水を考えなければならないな。

★4日目の夜叉神垰から望んだ雲の合間に見える白峰三山は格別でした。最終日に登山のルートを望んで達成感を味わいました。夜叉神は鳳凰三山への登山口でもあります。鳳凰三山もいずれ近いうちに挑戦したいと思いました。

 

いろいろあっても山は楽しい。筋肉痛が癒えるとまた山へ行きたくなります。

 

mu@pc_umejima

注1.クラブツーリズム 登山中級B

   雲上の大パノラマ広がる白峰三山へ

   北岳~間ノ岳~農鳥岳

   コース番号:25520

 

2019.07.02

 

3日目(7月2日)  最終日:カヌーツーリング

朝8:30に細岡に到着、細岡→岩保木水門のコースを80分かけて6人乗りの大型カヌーでネイチャーガイドさんと下ります。ずっとほとんど変わらぬ同じ風景が続くんですが、これが楽しいんですね。乗船客は皆、ずっとテンションが高かった。

ミンクがいたのですが(岸から泳ぎだした)写真ではわからないですよね。黒くて小さい。

釧路川の右側は湿原の核心部で人は許可なく立ち入れません。木もほとんどない(川岸だけ僅かにあるが大きくなれない)平らな湿原は何千年も変わらぬ姿とのこと。

エゾシカが現れた。夏毛の鹿の子模様です。

正面の木の枝に停まっているのはオジロワシ。この近くに巣があるそうだ。

細岡展望台のある丘は雲で見えません。

カヌーのゴール、旧岩保木水門に到着しました。80分はあっという間でした。

今は使われることが無いそうですが、レトロで雰囲気があるすいもんですね。

カヌーツーリング終了でこれで釧路湿原ともお別れ、帰り道タンチョウが見送ってくれました。

最終日、昼食は釧路市内のMooの2階で「釧路ラーメン(細麺しょうゆ味)」と「さんまんま(さんまの蒲焼すし」をいただきました。好きな味でした。

 

《まとめ》

釧路湿原を展望台、列車、木道、カヌーといろいろな目線(高さが異なる)から観ることができました。釧路湿原の広さと独特の霧に霞んだ水墨画のような景色、そしてその静けさを楽しめました。

 

釧路湿原はもともとは海であった低地。ミズゴケの高層湿原の植生やヨシ、スゲの低層湿原の植生、蛇行した河川や大小湖沼群など多種多様な湿原環境を味わえる場所でした。

 

滞在中、霧で曇りがちで肌寒い。夏でも20℃を超えることがめったにない霧の街釧路ですから仕方がない。この霧と豊富な雨量、寒さが釧路湿原を草原化・森林化から守り何千年も維持してきた自然の摂理なんですね。『霧で霞む釧路湿原』これが本来の姿という事でしょう。

 

mu@pc_umejima

 

 

 

2019.07.01 MON

 

2日目(7月1日)

 2日目はいよいよ釧路湿原へ。広大な湿原をぐるりと一周します。

「コッタロ湿原展望台」、「ノロッコ号乗車」、「細岡展望台」、「塩根内木道」と廻ります。

 

黄色マーク:バス移動(2日目)

青色マーク:ノロッコ号移動(2日目)

赤色マーク:木道歩き、カヌーツーリング(3日目)

 

*薄いグリーン部:釧路湿原国立公園      2万8788hr

  全国の湿原の中で最大、全国の湿原面積合計の3割を占めます

  山手線内側面積6300hrの4倍以上、尾瀬湿原800hrの30倍以上

*濃いグリーン部:ラムサール条約登録湿地    7863hr

  1980年、日本で最初のラムサール条約登録湿地

  ラムサール条約湿地:

  「水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」

朝食

まずは腹ごしらえ、朝食はホテル近く「和商市場」でノッケ丼。ご飯券+ネタ券で\1,500です。場内の食事コーナーでいただきます。

高級品「花咲ガニ」も並んでいます。

昭和レトロな釧路駅の近くでした。

 

 釧路湿原の最初の訪問地はコッタロ湿原展望台です。向かう243号線で道路を横断する野生のタンチョウ(天然記念物)に出会いました。タンチョウは英語で"Red-crowned Cranes"見た通りそのままですね。タンチョウは渡り鳥ではなく年間を釧路湿原で過ごします。冬は餌がないので人里に現れますが、夏の間は湿原の中で子育てをしているそうです。

 

コッタロ湿原展望台:[川上郡標茶町(しべちゃちょう)]

釧路湿原の北側の台地にある展望台で眼下にコッタロ湿原を見渡せます。駐車場から約200段の階段を上ったところにあります。高台から湿原を見渡せます。絶景ですね。

 

ノロッコ号:”釧網線(しんもうせん)の釧路湿原観光トロッコ列車”

次は塘路駅まで移動、ノロッコ号で列車眼線で釧路湿原を観ます。今回この列車で塘路駅から釧路湿原駅を往復します。細岡展望台にはバスでいけない為、列車を利用ですね。

列車出発までの時間調整の間に塘路駅前の塘路湖湖畔を散策しました。

塘路湖湖畔に生えている浮葉植物「ヒシ」の種。忍者が使う”まきびし”はなるほど、これだったのか!昔は鉄は貴重・高価で重いもんね。ちなみに実は食べられるそうです。

塘路駅

駅近くに咲いていたコウリンタンポポ、帰化植物だそうです。

ノロッコ号が来ました。この列車はここで折り返し釧路駅と塘路駅を往復します。釧路駅からの下りは先頭が動力車ですが、途中駅には転車台がないので塘路駅からの上りは動力車は後ろから押す形になります。(昔の大井川鐵道SLと同じ)

2代目釧路湿原ノロッコ号で運行30周年の記念プレートが先頭についています。なんとも、かっこいいです。

ノロッコ号の中、2人がけ椅子が湿原内部を向いています。

列車目線での釧路川です。釧路川は曲がりくねりゆるやかに流れています。釧路湿原は大昔は海でした、高低差は4km下ってわずか1mとの事。川はゆっくり流れます。

乗車時間20分ほど釧路湿原駅に到着しました。駅から階段と坂道を徒歩で20分程登ると細岡展望台に到着します。釧路湿原を東側から望める絶好のポイントで、蛇行する釧路川と広大な湿原を見渡せます。

雄阿寒岳、雌阿寒岳は雲の中で見えませんでした。

再び釧路湿原駅からノロッコ号に乗り塘路駅に戻りました。

 

***30周年記念の乗車証明書***

「塘路→釧路:のぼりの乗車証明書」には2代目釧路湿原ノロッコ号の写真が、

「釧路→塘路:くだりの乗車証明書」には初代釧路湿原ノロッコ号の写真が使われています。

 

 

温根内木道:(おんねないもくどう)

塘路からバスで30程移動します。釧路湿原の西側の北斗展望台を過ぎて温根内ビジターセンターに到着しました。ネイチャーガイドさんの案内で釧路湿原内部へ「温根内木道」を2km程歩きます。

湿原は深さ4mの泥炭層でふわふわ状態です。木道の上だけ歩けます。低温で枯れた植物が腐らず厚く堆積して湿原が形成されますが。その速度は1cmで10年ほどかかるそうです。4mになるには単純に4000年かかっているとの事。

ヨシ・スゲ湿原(低層湿原)、実に静かです。

カキツバタの花  

ハンノキ林が増殖中だそうです。湿原と草原から森林化のせめぎ合いが繰り返されています。

谷地ぼうず 

谷地ぼうずは湿原のカブスやヒラギシスゲの草の塊、夏に成長し冬に枯れるをくり返して膨らんでいきますが、数10cmになるのに10年から20年かかるといわれています。

谷地眼(まなこ) 

湿原の落とし穴、壺形に深く4mから6mもあるそうで、動物が落ちると抜け出せない底なし沼です。木道に長い棒が用意されていて深さを実感しました。

 

この葉、地元では「牛の顔」というそうだ。

 

これで2日目終了。

つづく

 

mu@pc_umejima

2019-07-10 WED

 

 先月に引き続き今月も梅雨の合間をぬってRCCのKさんと尾瀬を歩いてきました。尾瀬戸倉の駐車場に車を置き、鳩待垰まで連絡バスです。今回は尾瀬湿原で開花を迎えたニッコウキスゲを見た後、山ノ鼻から至仏山に登り、小至仏山経由で鳩待垰降りるコースを選定しました。標準歩行時間9時間35分の長丁場です。

 

 7月10日

  尾瀬戸倉駐車場発4:40→(連絡バス)→鳩待垰着5:10

 ”尾瀬湿原トレッキング” 

  出発時間      距離[標準歩行時間]    到着時間

  5:20 鳩待垰  → 3.3km [1:00] → 山ノ鼻    6:00

  6:00 山ノ鼻   → 4.5km [1:30] → ヨッピ吊橋  7:20

  7:20 ヨッピ吊橋→ 4.5km [0:30] → 竜宮      7:45

  7:55 竜宮    → 4.4km [1:20] → 山ノ鼻    9:00

 ”至仏山登山”

  出発時間      距離[標準歩行時間]    到着時間

  9:20 山ノ鼻   → 2.9km [3:00] → 至仏山頂  12:00

  昼食・休憩

  13:00 至仏山頂 → 1.1km [1:00] → 小至仏山  14:00

  13:00 小至仏山 → 3.4km [1:15] → 鳩待垰   15:10

  鳩待垰発15:20→(連絡バス)→尾瀬戸倉駐車場着15:50

 

 

 鳩待峠から尾瀬に入る

《山ノ鼻の自然研究路の周りにもニッコウキスゲが咲いていた》

《大きな燧ヶ岳を正面に見て湿原の木道を進む》

《木道の両側には、たくさんのカキツバタが咲いている》

*アヤメ科アヤメ属の「カキツバタ(杜若)」は水辺の湿地帯に適する。花名は染み出させ布などに書き付けた「書付花」が由来らしい。

《振り返れば、至仏山を背景にニッコウキスゲが映える》

《牛首分岐でヨッピ吊橋に向う、ここも両側にはカキツバタが咲く》

カキツバタ 

《池塘に逆さ燧ヶ岳が映る》

《ヨッピ吊橋》  

 ミズバショウ

《竜宮に到着》

《「下の大堀川」のミズバショウ群生地にもカキツバタが咲く》

コバイケイソウ 

《至仏山直登コース登山口(植物研究見本園)》

*「至仏山」(日本百名山:2228m)は二等辺三角系のきれいな山形で燧ヶ岳と共に尾瀬のシンボル的存在。山名は仏教とは無関係で「渋ツ沢」に由来するという。

《尾瀬湿原を俯瞰する絶景の登山道》

《蛇紋岩のロックガーデン》

《高山植物が咲く天上のお花畑》

 ユキワリソウ(雪割草)

 至仏山の山頂近くに咲く淡いピンクの小さな花はハクサンコザクラではなくユキワリソウ[雪割草]だよと出会った登山者に教えてもらった。よく似ているが違う花、至仏山は両方見られる山だそうだ。

 ハクサンイチゲ

ウスユキソウ 

ハクサンチドリ 

《山頂直前には雲がかかった小至仏山も見える》

《至仏山山頂に到着、Kさん暑さにバテたようで30分遅れて到着》

至仏山山頂 

《山頂からの展望、雲がかかってきた》

 イワカガミ

シャクナゲ 

《小至仏山山頂、疲れが見えます》

 

《まだ大きな雪渓が残る下山道》

《鳩待垰に戻る》

 

尾瀬戸倉の駐車場に戻ったあと、すぐ近くの『尾瀬プラリ館戸倉の湯』で温泉に浸かりました、最高ですね。さっぱりしてから東京に帰りました。

 

まとめ

★新緑の季節となった尾瀬、早朝の尾瀬湿原は実に清々しく静かで気持ちの良いトレッキングになりました。期待したミッコウキスゲは予想外に少なく残念でした。まだ咲き始めという事もありますが、それより株が少ないようです。どうやら近年鹿に食べられてしまっているらしい、木道の上に糞を何箇所も見かけました。広い湿原の鹿害対策はなかなか難しいのかな。

 その代わり、カキツバタの花がたくさん咲いていました。カキツバタは鹿には美味しくないのか食べられていないようです。カキツバタの華麗でシックな紫の花も尾瀬に良く似合いますね。新発見です。

★山ノ鼻から至仏山山頂への登り専用登山道、振り返れば尾瀬湿原と燧ヶ岳の絶景が望める人気の登山道です。されどこの日は前日の雨が段差に溜まり流れ落ちていて歩きづらい。濡れてますます滑りやすい蛇紋岩の恐い急登が続き、なかなかタフな山行でした。

 登山道はちょうど高山植物が咲き競うピークのようでした。かわいいお花を見て写真を撮りながらの山登りは贅沢ですね。

★至仏山登山の前に尾瀬湿原を3時間トレッキングという欲張り日帰り登山。このため山頂到着時間がお昼の12:00になり、雲がかかって見晴らしが少々悪くなってしまいました。初夏の尾瀬を堪能する山旅、長丁場で疲れましたがそれでも梅雨の合間に両方を達成できて大満足です。

 

mu@pc_umejima