ムーちゃんワールド -10ページ目

ムーちゃんワールド

Hiroyuki Muto Blog

2022.11.08

 

 11/8の夜は絶好のお天気となり、楽しみにしていた皆既月食と惑星食(天王星食)を観ることができました。

 

 両方の天文現象が同時に起こるのは極めて稀です。日本では実に442年ぶり(1580年に土星食)であり、次に観られるのは322年後(2344年に土星食)という、まさに一生に一度観られるかどうかの超レア天文現象です。皆既月食だけでも次に日本で見られるのは2025年9月8日なので3年後という事になります。

 月の軌道(白道)は黄道面に対し5.1度傾斜しています。皆既月食は太陽-地球-月がほぼ一直線上にあるときなので、満月の月が昇交点または下降点付近にある時に限られます。(数年に1度あるかないかの出来事)さらに、惑星食が同時に観られるのは、この皆既月食のタイミングで外惑星が衝を迎えていること(ちょうど会合周期の時)が条件になります。天王星は軌道傾斜角が地球の公転軌道(黄道面)とほぼ同じ軌道を回っていますので惑星食が一番起こりやすい惑星ですが、地球との会合周期は370日おきです。よってめったに同時に起きる現象ではありません。

 

 月食の始まりから終わりまで3hr40min、10分から15分おきに望遠鏡を覗きこみ写真やビデオ撮影しました。

長丁場でしたが、ミニプラネタリウム(MGIII)でシミュレーションした通りに皆既月食+天王星食が観察出来て「すごい!すごい!」と興奮しました。あっという間の天体ショーでした、『楽しかった』なあ~

 

☆天王星のデータ:

 最大光度 +5.6等(肉眼で見られるぎりぎり)

 公転周期 84年

 地球との会合周期 370日

 

☆2022年11月8日(火曜日)皆既月食のタイムテーブル:

 月食の始まり     18:09

 皆既月食の始まり  19:16

 皆既月食の最大   19:59    天王星潜入 20:41

 皆既月食の終わり  20:42    天王星出現 21:22

 月食の終わり     21:49

 

【写真】

月食の始まり     18:09

 ターコイズフリンジ(青い境界)

皆既月食の始まり  19:16

1時間26分続いた皆既月食の最終盤に天王星に月が接近してきて、天王星食(掩蔽)が始まります。(月の左下が天王星)

天王星潜入 20:41

天王星が隠れると、間もなく皆既月食の終了時刻になりました。

天王星出現 21:22

月食の終わり     21:49

満月に戻りました。

 

【動画:Youtube】動画でも撮影し編集しました。

 

おわりに:

 写真やビデオは望遠鏡(ポルタII:Vixen)+スマホ(iPhone13Pro)で撮影です。望遠鏡倍率×45倍、撮影がスマホなので自動的に適正露出にできますし、ピンとも合わせてくれます。簡単ですね。

 天王星食の潜入や出現の瞬間はスマホ側で×3倍に拡大します。切り替えはスムーズでした。望遠鏡を購入してから、今回が一番の活躍だった気がします。十分楽しめました。

 

 

 

参考:

・皆既月食観察ハンドブック(ギャラクシティ、まるち体験ドーム)

a5035fc7829760c4ef257220acbb586335e2d860.pdf (galaxcity.jp)

 

 

mu

 

 

2022.10.30-11.01

 

気楽なツアーの旅を楽しんできました。(注1.)

振りかえって、今回の旅のテーマは「空中散歩」だったなあ~と思っています。

 

1日目(10/30)

新宿駅集合⇒(あずさ17号)⇒茅野駅→バス

 

・天龍峡大橋『そらさんぽ天龍峡』(長野県飯田市)

 全長280m、水面から80m天竜峡大橋の橋桁下の遊歩道です。

 眺下に名勝の景観、天竜川と飯田線の鉄道を見ての空中散歩、紅葉には少し早かったですね。

 

 

⭐ホテル『昼神温泉グランドホテル天心』宿泊

 

・阿智村「ヘブンスそのはら」(長野県伊那郡阿智村)

夜は、『星空遊覧 天空の楽園 星空ナイトツアー』

ホテル発18:30→山麓駅ゴンドラ19:00発→山頂駅19:15

富士見台高原ロープウエイ:全長2549m、標高差610m

15分で標高1400mのマウンテンロッジまで登ります

 

ゴンドラ山頂の広場の芝生にレジャーシートをひき寝そべって夜空を見上げます。月も沈んで消灯は20:00、カウントダウンで徐々に暗くなり、全消灯で真っ暗になった瞬間に全天に無数の星々が突如出現する感じです。周囲から歓声が挙がる、感動します。こんなにたくさんの星を見たことがないですね。星座線も星座絵もありませんが、30分間のリアル星空解説(30分)もいいもんです。上手でした。

「これを見れて、ツアーの元はとったかな」という気分でした。

 

山頂駅ゴンドラ20:50発→山麓駅21:05→ホテル21:00着

 

 

 

2日目(10/31)

・付知峡(つけちきょう)、(岐阜県恵那郡付知町)

知らなかった場所へ連れて行ってくれるのもツアーの魅力。付知峡もそんなところです。

ここでは不動渓谷を歩きます、渓谷美の一周860mの散策路『不動滝 花の森』、シャクナゲの木がたくさんありましたが、残念ながら花の季節ではありませんでした。

切り立った崖を下ると御岳山系を源流とする豊富な水量でダイナミックな観音滝、その下流にエメラルドグリーンの滝つぼの不動滝が眺められます。いい感じの場所です。
遊歩道をアップダウンして付知川にかかる2つのつり橋を渡る遊歩道をぐるりと一周、森林浴を味いました。

 

 

 

 

・飛騨高山

高山を訪れるのは2度目です。まずは高山観光の定番の『古い街並み』(伝統的建築物保存地区)を散策。なぜかここは他の地区と違い空が広く街並みがすっきり見えます。どうやら美しい街並みにするため、電柱・電線を軒下配線にすることで観光客に見えなくしているためのようです。

 

 

前回訪問時は時間が無くて見学できなかった『高山陣屋』(全国で唯一現存する郡代・代官所)を今度はゆっくり廻りました。

  

                       うさぎの釘隠し

役宅の庭園(天明年間に造りかえられたそうです)で庭木の紅葉を眺め、しばし代官気分です。

 

『日下部民芸館』

高山は1692年に徳川幕府の直轄天領となったため町人の町として栄えたとのこと。その町人文化の代表的な町屋作り「日下部家の住宅」を見学しました。2階の吹き抜けから見ると、すごく天井が高く、広くて立派です。

⭐ホテル『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』宿泊

ホテルの部屋の前の山肌

 

3日目(11/1)

最終日、この日の空中散歩は「新穂高ロープウエイ」もう一つの観光の目玉。北アルプス穂高岳の千石尾根に施設された、日本唯一の2階建てゴンドラのロープウエイで、標高2000mの山頂駅まで7分で上れます。

 

・新穂高ロープウエイ

ちょうど紅葉ピークに当たりましたがあいにくの雨。西穂高口駅の展望台まで行きましたが、残念ながら雨空・霧で景色が全く見えません。山頂エリア、千石園地『頂の森』が10/19リニューアルオープンとのことでしたが、ここからも何も見えませんでした。笠ヶ岳見たかったなあ~

下りのロープウエイの中、少し雲が切れたところで山腹の紅葉が垣間見られました。素晴らしい景観です。カナダのメープル街道のローレンシャン高原を彷彿とさせる雰囲気でした。(ちょっと言いすぎかな)

 

 

しらかば平駅のレストハウスの周囲は紅葉のピーク

梓湖のダムの上からの絶景

 

・大王わさび農場

安曇野までバス移動、昼食は大王わさび農場でワサビ丼をいただきました。いやあ鼻がつんと、辛かったねえ。雨が降り続くので、広い敷地の農場散策はあきらめました。(また次回に)

 

・安曇野ちひろ美術館

いわさきちひろ1918~1974絵本画家

感じる絵本、水彩画、調線の美しさ、命や平和の大切さ

 

最後の訪問先は安曇野ちひろ美術館。初めて訪れました、広くて素敵な美術館です。「ちひろ」さんについては、「窓際のトットちゃん」の表紙の絵くらいでしか知りませんでした。子供を生き生きと描く線と水彩画色合いの組み合わせは秀逸で癒されます。

広い広い「安曇野ちひろ公園」は、また今度天気の良い時にゆっくり見たいと思います。

 

安曇野→バス→上田駅18:35⇒はくたか572⇒上野19:55

 

 

まとめ:

・星空ツアーは天候に恵まれて期待通りでした。ちょっと寒かったけど、その方が星空がきれいに見えます。日本一と宣伝するのもわかりますね。またこの星空だけでも観に来たくなります。

・新穂高ロープウエイの紅葉はピークなのに雨と霧で見えず残念でした。これはリベンジですね。

・ツアーの参加者は5組10人、大型バスの移動は1人で4座席を使える超楽ちんな旅でした。また、全国旅行支援で1人1泊あたり¥8000の補助+地域クーポンが1人1泊で¥3000付きです。ずいぶんお得な旅でもありました。

 

 

(注1.)阪急交通社クリスタルハート[コース番号J4063]

    『新穂高ロープウエイ 天空の楽園ナイトツアー』

 

mu

2022.10.16

 

 東京レガシーハーフマラソン2022を走ってきました。東京オリンピック2020の一周年記念しての第1回大会です。新国立競技場がスタート/ゴール、幻となった東京オリンピックのマラソンコースの一部走ります。 薄曇りで暖かいランニング日和、都心のコースを楽しめました。

 

記録:

ハーフ一般男子(ゼッケンD16648)

グロスタイム: 2:20:51

ネットタイム : 2:12:56

 

エリート男子の優勝者はヴィンセント・キプケモイ(ケニア)1:00:10

 あと1km

帰宅後、EXPOで購入した記念梅酒で乾杯

東京オリンピック2022/東京パラリンピック2022のメダル(EXPO)

 

まとめ:

目標だった2時間半をクリアしました。秋のマラソンは寒くなくていいですね。フルマラソンは東京マラソン2021で引退しましたが、ハーフならまだ走れそう。

 

mu

 

 

2022.9.11-9.14

 

 初めて訪れる和歌山県の南紀白浜、熊野三山と高野山へもツアーで旅してきました。(☆1)訪れた場所や宿、印象に残ったことを記します。

 

1日目(9/11sun)

 羽田空港⇒JAL225⇒関空→(バス)→道成寺→白浜温泉

 

 初日はお昼のフライトでこの日はほぼ移動日、途中一か所和歌山県最古の寺「道成寺」立ち寄りました。

 

道成寺(どうじょうじ):西暦701年創建、現在天台宗の寺で千手観音菩薩(国宝)がご本尊。

 道成寺で印象に残ったのは、住職が絵巻物を使い「安珍・清姫伝説」の絵とき説法(写本)です。道成寺がどうして釣鐘のないお寺になったか、平安時代の女性ストーカーの怖いお話の紙芝居といった感じですね。安珍さんがすごく哀れです。

 

 この日の宿は「SHIRAHAMA KEY TERRCE HOTEL SEAMORE」、「白浜の湯」(日本三古湯)がホテルの売りです。「三段の湯」で立ち湯の露天風呂などが楽しめます。しかし、ここでは何といっても、テラス隣接する長さ30mの足湯(インフィニティ足湯:足湯からそのまま海まで伸びている感じを味わえる)ですね。素晴らしい眺めに出会えました。日没、紀伊水道に沈む夕日で赤く染まった光の道(サンロード)が海から足湯まで伸びて、美しく輝きました。潮風を浴びながらのこの至福のひと時、もうこれだけで旅行の元を取った気分になりました。 

  

 

 夕食後はロビーの一角でシニアバンド2組(地元のアマチュアでしょうか?素晴らしく上手です)の生演奏を楽しみました。なつかしいロックやJポップスの数々、同世代としてはちょっとうらやましい。

 

2日目(9/12mon)

 早朝朝食前、昔より月の名所としても知られていた。名勝「白良浜」(しららはま)までウオーキング。早歩きで15分ほどの距離です。

白良浜の碑より、

「雪のいろにおなじしららのはまちどり こゑさへさゆるあけぼのそら」(寂念法師)

「(雪の色と同じ真っ白な白良の浜で、千鳥が鳴く声さえ冷え冷えと響く曙の空よ)」

 

中秋の名月を少し過ぎた沈む前の「いざよいの月」が西の空に白く見えました。

 

この日のスケジュール

白浜→三段壁→円月島→闘鶏神社→潮岬→紀伊大島→串本

です。紀伊半島海岸のジオパークとなっている自然に触れます。

 

三段壁:国の名勝、自然景勝地

 絶壁の下、三段壁洞窟にもエレベータで降りました。波が荒いですが、熊野水軍の船の隠し場とも。。。

 

円月島:国の名勝

 丸い穴が開いている島です。この穴に月が沈むムーンロードが見たいですね~

 

闘鶏神社: 【世界遺産】社殿配列は水害前の本宮大社と同じ配置になっていて、2016年に世界遺産に追加登録

 神職の神社の解説が熱弁でした。壇ノ浦合戦で源氏を勝利に導いた「熊野別当湛増」の熊野水軍の伝説を伝える神社。神社本殿前で紅白7羽ずつの闘鶏を行い源氏と平家のどちらに味方するかを決めたという言い伝えが由来です。(源氏の白い鶏が7戦全勝だったそうです)

 別当湛増の子供が弁慶という言い伝えがあり、何と銅像も境内にありました。弁慶生誕地の伝説が残る地域は全国に30以上あり、亡くなった伝説の地域はそれ以上あるというのが神職の落ちなのですが。。。

 

 

潮岬:本州最南端の岬

 潮岬観光タワーに登りました。切符が本州最南端訪問証明書です。日本で最初に建設された灯台「潮岬灯台」も見えます。(写真に写っています)

 

 

紀伊大島

 紀伊大島にある、トルコ記念館(エルトゥールル号遭難事故からの交流)と樫野崎灯台によりました。 紀伊大島は民謡串本節に謡われている場所とか。(知りませんでしたが)

 

「♪ここは串本むかいは大島 橋を架けましょ舟橋を~♬」(1928年)

 

 この日の宿は「ホテル&リゾーツ和歌山串本」、高台にあり露天風呂から橋杭岩が眺められます。星空も美しいそうですが生憎この日はお天気がいまいちで星は見えませんでした。

 

3日目(9/13tue)

 早朝、橋杭岩と朝焼けのコラボを写真に収めようと海岸まで片道2kmのウオーキング。途中で雨が降り始める。ままよとそのまま傘をさして”道の駅くしもと橋杭岩”まで行ってみました。中ほどの弁天島まで歩けるどころか、大潮で波も荒い。雨も降り続き日の出も観れませんでした。

橋杭岩:串本から大島に向かい850m、40あまりの奇岩がそそり立つ名勝(天然記念物)、「ブラタモリ熊野」のオープニングの場所にも使われた巨大カルデラ噴火の名残

 

今日3日目は熊野三山を訪れます。

 

熊野古道:【世界遺産】

 熊野参詣道・中辺路の大門坂に立ち寄りました。延々と続く階段、熊野古道はなかなか険しいですね。

 

熊野那智大社:【世界遺産】全国約4000の熊野神社の総本社、熊野信仰の霊場

 明治初期に青岸渡寺と熊野那智大社に神仏分離しましたが、隣接しています。那智の滝も見えます。

 八咫烏の碑

 

熊野速玉大社:【世界遺産】

熊野速玉大神と熊野夫須美大神の夫婦神を祀っています。境内に樹齢1000年のナギの巨木があります。平清盛の手植えとも伝えられているようです。

 

 ここで、新宮速玉大社の門前町の一角、松葉屋の和菓子「天の川」(大納言琥珀)をゲット。月間星ナビ2022年9月号の「飲み星食い月す」で紹介された和菓子でネット販売がなく店舗に行かないと手に入りません。店舗も普通の住宅風で確かにわかりにくい、品のよさそうなおばあちゃんが対応してくれました。おいしい!

 松葉屋(銘菓:天の川)

 

熊野本宮大社:【世界遺産】熊野三山の中心、熊野神社の総本宮

 本宮大社は1889年の大洪水で流されるまで広大な中州にあったそうです。(現在は山の上に社地を移している)その跡地の入り口にあたる大斎原(おおゆのはら)大鳥居は巨大で圧倒的な存在感がありました。また鳥居中央のシンボルは八咫烏です。

 八咫烏はサッカー日本代表のエンブレムですが、八咫烏は神武遠征の折に道案内をした神の使いとのこと。ボールをつかんだ三本足のヤタガラスは世界に飛び出すサッカー日本代表の勝利を導くシンボルという意味合いとのこと。

 

 

(現在の熊野本宮大社)

(熊野本宮大社の大鳥居)

 

豆知識:神社の鳥居には大きく2つのタイプ、『神明鳥居』と『明神鳥居』があるそうです。

 2つの大きな違いは、『神明鳥居』は笠木(上の横木)がまっすぐで、貫ぬき(下の横木)が突き出ていない。『明神鳥居』は笠木が上に反り増ししている貫ぬきが突き出ている』という点で、見るとすぐにわかりますね。(ちなみに熊野本宮大社の鳥居は明神鳥居ですね)

 神明鳥居は女の神様を祀る、明神鳥居は男の神様を祀ると聞きましたが、日本の女の神様で名高いのは天照皇大神くらいで、あとはだいたい男の神様との事。ただしこの区別はそれほど厳密ではないらしく、近年に建てられた神社は神明鳥居も結構あるそうです。ちなみに、各地の有名神社の鳥居を後でNET調べてみたら、下記となっていました。やはり『明神鳥居』が多いですね。

 

伊勢神宮(三重県):神明鳥居 [祭神:内宮 天照大御神]

熱田神宮(愛知県):神明鳥居 [祭神:天照大御神]

出雲大社(島根県):明神鳥居 [祭神:大国主大神]

熊野本宮大社(和歌山県):明神鳥居 [祭神:上四社で異なる]

八坂神社(京都府):明神鳥居 [祭神:素戔嗚尊]

厳島神社(広島県):明神鳥居 [祭神:宗像三女神]

明治神宮(東京都):明神鳥居 [祭神:明治天皇]

鶴岡八幡宮(神奈川県):明神鳥居 [祭神:三柱(応神天皇他)]

 

この日の宿は「ブランシェット南紀白浜」、三角屋根と白いタイルの外観、コッテージ風の独立客室、プライベートスパとテラス、おしゃれなコッテージホテルでした。シェフ達のこだわりの料理(特にデザート)はとても豪華でおいしかった。

  

 

4日目(9/14wed)

 早朝、南紀白浜漁協の港までウオーキング、隣接する『とれとれ市場』の丘の階段を登りブランシェット方向を望むと、全体が見渡せました。

 

今日はバスで白浜から2時間余り、弘法大師(空海)が816年に開山した。高野山(金剛峯寺と同義らしい)を訪れます。標高800mの山上盆地なのですが、高野山という名の山はないそうです。

 

高野山金剛峰寺:【世界遺産】

 高野山奥の院:真言宗総本山金剛峯寺を中心とした寺社群。日本三大霊場の一つです。117の寺院と51の宿坊(最近宿泊は外国人がほとんどらしい)、約2kmの参道には20万を超える墓や供養塔が建立されています。入場無料。

 1200年も前に、この険しい山の頂上(標高850m)の秘境にこれだけのものをよく作り上げたものだと感心します。町全体が境内となっています。そして今日に至っても、この宗教都市に2500人(人口の3割が僧侶)あまりが居住し、幼稚園から大学まであるのには驚きます。

 

 ここでは、お坊さんのガイドで境内、奥の院を歩きます(約1時間)

お話の中で知ったこと、自分の印象に残ったことを記します。

 

卍 なぜ墓や霊廟がここに集まるのでしょうか?

 歴史上の権力者や著名人の霊廟が高野山にある理由は、『弘法大師の足元に眠れば極楽往生できるという信仰』にもとづいています。弥勒菩薩が釈迦入滅から56億7000万年後の未来の世に、仏となってこの世に下り、衆生を救済するという教えです。

 自分なりに解釈すると。。。その遠い将来の為にこの地に霊廟を設けて待つ、いわば場所取り、遥か未来への投資ですね。56.7億年後というのは太陽の寿命が尽きるのとほぼ同じです。単なる偶然?、それとも。。。

(五輪の塔のそれぞれの石は山の上まで持ち上げやすいように、軽量化の為、中がくり抜かれているそうです、古代人の知恵)

 

 (奥の院 弘法大師御廟)

(壇上伽藍 中門)

 (壇上伽藍、根本大塔)

 

卍 お墓に備える5供の話

 香、花、水、飲食物、灯

 お墓参りをするとき4つは持っていきますが、灯は持参しない。実は灯篭の右と左に太陽と月の窓、灯明を点けなくてもこれで灯と同じ効果があるとされているそうです。

 

 

卍 五廣の虎とは

 今年は36年ぶりの「五廣の寅年」、干支と九星術で最も運気が高い壬寅の年(干支12と九星9の最小公倍数が36となる)にあたる。今年0歳、36歳、72歳、108歳の寅年の人は最強運とのこと。 

 

卍 南無阿弥陀仏の意味

 「わたしは(はかり知れない光明と、はかり知れない寿命の阿弥陀仏に帰依(よりどころ)いたします」という意味だそうです。

 

卍 文化人の碑も多い

 松尾芭蕉、高浜虚子、司馬遼太郎etc

ちょうど与謝野晶子のお墓が、そこに書かれているのは。。。

 

「柔肌のあつき血潮にふれもみで さびしからずや道を説く君」

(みだれ髪より、与謝野晶子)

[意味:目の前にいる男性に向けて、あなたは熱く人の道を語っている。しかし、私のやわはだに触れることもしないで(私の内にどんな想いが秘められているか確かめず)寂しくはないのですか?]

 

もくろん、与謝野鉄幹に対しての熱き気持ちの歌ですが、高野山のお坊さんが通るところにこの歌碑があるのは、いいのかな~思わずニヤリとしてしまいます。

 

さて、旅行の日程はすべて終了です。最後にかみさんと「旅はいいねえ~」

 

白浜→高野山→南紀白浜空港→JAL218→羽田空港

 

 

まとめ

・ジオパーク

 南紀熊野ジオパークを少しだけ垣間見ることができました。海岸や紀伊山地の手つかずで残る自然は多様で多彩、大昔からの自然信仰の舞台となってきたのもうなずけました。

 

橋杭岩、那智の滝、三段壁、円月島、白浜温泉、保呂の虫食い岩

 

・熊野三山・高野山

 自然信仰の神道と伝来した仏教の千年以上にわたる融合が日本の宗教文化を長く牽引してきたとわかります。宗教文化の接点は冠婚葬祭くらいですが、お話を伺うといろいろ知らないことが多い。興味が尽きませんね。

 

・コロナ感染症対策

 まだ新規感染者の数が多く、旅行は少し心配でした。しかし、どこに行ってもしっかり対策が実行されていて、移動や施設で感染症のリスクを感じることはありませんでした。頑張っていますね。

 

mu

 

 

 

☆1.

阪急交通社クリスタルハート 

コース番号:J3556

2022.9.11sun~9.14tue

 

 

 

 

 

2022.08.14(SUN)-8.15(MON)

 

 元会社の走友で富士登山の相棒Mさんと富士山に登ってきました。2012年の富士山初登頂からちょうど10年目、毎年登頂し10回を目指していましたが、コロナで2ケタには至らず、今回(7回目)で富士登山は一区切りの卒業登山です。古希登山、富士山頂上浅間大社奥社にて「高齢者登拝社記帳(かぞえ70歳以上)」もしてきました。

 

タイムラインは下記の通り:

8/14(日)10:51スタート→14:37 九合目万年雪荘到着

8/15(月)  3:05九合目→4:25 山頂到着

       4:52 ご来光→ 5:20 剣が峰着

       6:00下山開始→9:45 富士宮口ゴール

登り5時間、下り3時間45分、ほぼ富士宮ルートのコースタイム通りの登山でした。        

 

 富士宮ルートでの富士登山は4年ぶりの2度目となります。懐かしい景色と同時にこの4年間に失われたものも。4年前に登り口にあって登山前に一休みしたレストハウスは取り壊されなくなっていました。登山道は相変わらず多くの人で混雑していました。外国人がすごく多い。

《富士宮登山口10:51》

《九合目山小屋を望む、空気が薄く見えていても30分くらいかかる》

《九合目に到着14:37》

 

今回は高山病対策を念頭に九合目で山小屋に泊まります。相変わらず込み合っていましたね。 

富士山小屋特有のウナギの寝床、このスペースだと身長170cm以上の人は足を延ばして横になれない、入口の場所のシュラフを確保して廊下に足をはみ出させて休みました。この後、全室満員になりました。コロナ前と変わっていないなあ~(マスクは外さず、ちょっとリスクを感じる)

《富士宮市の夜景》

 山小屋を3:05に出発、登山道は大渋滞です。すごく時間がかかりましたが、何とかご来光前に山頂到着4:25しました。

《三島岳から》

《クラゲ雲(後で名前を知ったが)がフワフワ浮かんでいる》

 

今回は奥宮の左手(西)の三島岳からご来光を見ることにしました。剣が峰に近いことも選んだ理由です。富士山のご来光は格別、朝焼けの中を太陽が昇ってきました。

《富士山山頂のご来光4:53》

《クラゲ雲にレンズフレア、雲に目があるようだ》

《朝焼けの赤い剣が峰3776m》

剣が峰後方に影富士が現れる、大きい影です。これまで何度も観ましたが一番きれいだと思いました。

《影富士と月(月齢17)》

剣が峰へ、まだ込み合っていない。定番の日本最高地点の石碑で記念写真を撮りました。

《日本最高峰富士山剣が峰3776mの石碑で記念撮影》

山頂浅間大社奥社に戻り、『高齢登拝者名簿記帳』を済ませました。素焼きの盃と記念品(扇:[國鎮末廣」)をいただきました。(無料です)

コロナ禍で残念ながらお神酒はいただけなくなっています。盃は火口に投げ入れるか家に持ち帰るかどちらでもよいとの事、記念に持ち帰ることにしました。

《下山、前回プリンスロードルートで立ち寄った宝永山火口や愛鷹山が眼下に見えました》

 

下山も大渋滞でしたが何とか無事に下界に降りました。途中何度も滑って尻もち。前回登頂から4歳年を取ったし、コロナ禍でやはり体幹・持久力が落ちているなあ~と実感しました。

 

【まとめ】

・天気に恵まれ気候も良く相棒と楽しい登山となりました。富士山ならではの絶景を満喫しました。特に、「ご来光とクラゲ雲」、「影富士と月」はこれまでと違った雄大な風景となり印象的でした。

 

・富士山は相変わらずの混雑でゆっくり登らざるをえませんでしたし、山小屋で一泊したおかげで高山病にもかからず(やはり眠れず数時間の仮眠程度ですが)、「コムレケア」のおかげで足もつらず無事下山できました。

 

・定年後に山登りを始めてから一つの目標(バケットリストBucket Listの一つ)としていた、富士山頂上浅間大社奥社の『高齢登拝者名簿』への記帳ができました。(☑) すごくうれしいし、それにちょっと同世代間では誇らしい。

 

・世界遺産の富士山は相変わらず外国人登山者に人気、今回は東南アジア系の若い人たちの小グループが目立ちました。残念なのはマナーが悪い人が少なからずいること。(待ち列への横はいり、後ろからのあおり、休息所前での喫煙などなど)軽装で靴はスニーカーといういで立ちのひとが多く、サンダル・革靴の人も見かけました。富士山をちょっとあまく見ているんじゃないかなあ~と感じました。(穏やかなときばかりでなく、一転してすごく怖い時もあるんだよ~)

 

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【富士山登頂の履歴】

①    2012.8.4    富士吉田ルート
②    2014.7.28  須走ルート(弾丸登山)
③    2015.7.11  須走ルート(弾丸登山)
④    2016.7.29  富士吉田ルート(RCCメンバーで登山)
⑤    2017.7.22  須走ルート(弾丸登山)
⑥    2018.8.1    富士宮ルート(帰路はプリンスルート)
⑦    2022.8.14  富士宮ルート

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mu