そんな風に、もっと何かをしないといけないんじゃないか、今の自分は子育てに真剣に向き合っていないんじゃないかと最近薄々感じていた事がズバリと指摘されたような気持ちで、落ち込んでいました。
一夜明けて昨日の朝、ゴミ捨てに行くと一軒挟んで隣のおばあさんが、庭の入り口のステップに座って日向ぼっこをしていました。以前の記事に書いたおばあさんです。
「毎日忙しい?4人いるとそれは忙しいね(笑)」と話しかけられたので、長男が東京に行って家にいる子供は3人になったこと、長男が東京大学に進学したことを話しました。おめでとう!とすごく喜んでくださり、おばあさんの息子さんも東京大学出身だということを話してくださいました。おばあさんの亡き旦那さんも薬の研究者で、息子も同じ東京大学ってどれだけ縁があるのと思いました💦
次男の大学受験について悩んでいた最中だったので私もおばあさんの庭のステップに腰を下ろし、どう教育していいか分からない、もっと私が何かをしなくてはいけないのではないか、という悩みを相談しました。おばあさんは魔法使いなのかと思うくらい、私が悩んでいる時にピンポイントで現れてくださいます🥲
おばあさんは、「私は放任だから何もしなかった。ただご飯さえしっかり作っておけばそれでいいよ。子供は自分で伸びていくから。」と言われました。おばあさんも子育ては心理学を軸にしていたと以前聞いた事があります。環境を整えると子供は自然と伸びていくもの、ということでしょうか。
それを聞いて、何だかホッとして肩の力が抜けました。私が何かをしなくてはいけない、そう思うと「私が◯◯しなかったから成績が伸びないのではないか」という後悔になるからです。
そういえばと思い返してみると、私は三姉妹なのですが、母に小さい頃から、「女の子だから短大に行けばいいよ」と全員言われていました。父は鹿児島の6人兄弟の末っ子で、経済的な理由で大学進学をあきらめました。母も看護学校卒で、両親とも大学を出ていないのです。
そして母は全く教育に興味がなく、看護師として夜勤ありのフルタイムで働いていたせいもありますが授業参観の後の学級懇談など出席したことがなく、参観が終わると逃げるようにスタコラサッサと一人で帰っていましたし(当時は学級懇談はほとんどの母親が参加していました)、私がくもんをやってみたい、進研ゼミをやってみたいと言っても「そんなの必要ない」とさせてもらえませんでした。
それが蓋を開けてみると三姉妹とも大卒になり、特に下の妹たちは二人とも、公立高校から塾なしで現役で京大工学部に進学しました。今もかもしれませんが、当時は京大理系の女子は珍しく、大学のクラスでもよく噂になっていたようです。妹が時間がなくてノーメイクで大学に行くと、「今日メイクしてなかった」とか、衣替えをすると「半袖着てた」とか観察されて言われていたようです(笑)
母が何か教育を頑張ったとかは全く、はっきり言って微塵も(笑)ありません。そもそも夜勤ありのフルタイムの看護師で忙しいので、子供に寄り添って勉強を教えるなど全くできませんでした。この大学に行きなさいとか、もっと上を目指しなさいとか、三姉妹全員一度も言われたこともありません。
じゃあ何で…と考えたのですが、唯一これかな?と思う子供の環境として良かった事は、夫婦仲がとても良く、家がいつも笑いで溢れていた事です。
そこでおばあさんの言葉も腑に落ちました。おばあさんは「ご飯を作っていただけ」と言っていましたが、夫婦仲が良く、子供が安心してリラックスできる安全基地を家に作れていたのではないかと思うのです。実際におばあさんは亡き旦那さんを尊敬して愛していて、蝶がそばに来るだけでも旦那さんが来たと感じるそうです。
大学の発達心理学でも習いました。赤ちゃんは母親を安全基地にできると、自ら外の世界に出て行って冒険(探索、チャレンジ)ができる、と。怖いことがあったら安全基地にいつでも戻れる、というのは赤ちゃんが外の世界を切り拓いていく勇気になるのだと。逆に母親と赤ちゃんの心の繋がりが薄く、いつか自分を置いて去っていくのではないかと母親が安全基地になれなかったら、赤ちゃんは母から離れられず、外の世界は怖いものになり冒険にも行くことができない、と。
おばあさんの家と私の実家は、家庭全体が安全基地になっていたのではないかと思うのです。
そして家庭は、子供だけでなく、おばあさんの旦那さんや私の父にとっても安全基地になっていたのではないかと。おばあさんの旦那さんは残業をずっとするよりも家に帰って研究の続きをしていたそうです。また私の父も仕事が終わったら一直線に家に帰ってきていました。お酒を飲んで帰るのは会社の忘年会などで仕方ない時だけでした。
母も父には甘く、小言をうるさく言っているのを見たことがなく、何も用事がなくても母が寝転がりながら「パパおいでー😊」と自分の方に呼び寄せて甘やかして?いました。父は鹿児島出身で家のことは何もせず、母は夜勤ありのフルタイムで育児と家事を全部一人でこなしているのにです。母は子供よりも父に甘かったのです。(最近は妹たちが、父も家のことをしてと文句を言って、料理などはするようになったようです)
そのリラックスした感じ、甘い感じが普通の夫婦やカップルだと思って育ってきたので当時は意識しませんでしたが、家庭が安全基地というのは子供にとっても大きな良い影響を与えるのではないかと、おばあさんの話を基にして考えに至りました。
そして、例え環境を整えられなくても、何らかの作用やきっかけで子供が伸びていく事は十分に可能である事も思い至りました。環境に恵まれている人だけが良い方向に行くのではないと、様々な実際の例があります。大学にも中学受験から大学受験まで順風満帆で来る人たちだけではありません。東京大学にも様々なルートから来ています。中学受験などない地方からもです。
私は教育についてうじうじと悩んだり、何か特別なことをしないとと焦ったりするのではなく、今からすべきことは家をリラックスできるように整え、美味しいご飯を作って、ニコニコと楽しく子供達の話を聞く事だと思い、気持ちがゆるゆると柔らかくなりました😊
2016年8月(小3、年長、3歳、2歳)
地元の花火大会へ
全員を連れてやっと、初めて地元の花火大会へ行くことができました。下の子たちがまだ赤ちゃんだった頃は、私一人で4人を花火大会なんてとてもじゃないけど連れて行ってあげられませんでした。
全員、花火大会初めてだね。楽しみだね✨
バスが来るのをバス停で待っています。
誰かが、「あ、アリ!」と言い出すと、全員がベンチから降りて、集まって観察します(笑)花火よりアリの方が興味あるかな。
会場に着きました。レジャーシートを敷いて、ひとつの家みたいだね。暗くなるのを待ちます。
沢山の人が来ていました。
大変すぎて4人連れて屋台なんて並べないので、持ってきたパンを食べました。これは四男です。
早く始まらないかなあ
これは次男です
あまり綺麗に撮れてないけど(笑)
写真は最初しか撮らずに、見るのに集中しました。
初めて見た大きな花火や音にみんなびっくりして釘づけでした。
みんなで一緒に見た花火は思い出になりました🎇








