娘とのベルサイユ仮面舞踏会とフランス旅行
全て調子良くイェイイェイ
でしたがラストに悲惨なことがありました
今回の帰りは、
パリからルフトハンザ航空でフランクフルトへ
ANAに乗り換えて羽田へ
中部セントレアへ
を買っていました。
直行便は時間が合わなかったこと、
乗り継ぎの練習をしたかったこと、
ドイツ空港でプレッツェルを食べながらドイツビールを飲みたかったこと、
それらの理由で、乗り継ぎも楽しみにしていました
パリからルフトハンザ航空は、なぜか定時になっても飛びません
フランクフルトに着いてからANAへの乗り換えが1時間半しか無いのに大丈夫
30分ほどして飛びました
ウトウトしていると、
機長のアナウンスが、英語とフランス語でのみ。さっぱり分かりませんが途中「サンダーストーム」と聞こえました。
その後機内がザワザワと
周りの人たちは窓の外を見たりスマホでGoogleマップを開いたり
えナニナニ
何かが起こってるの
向こうに日本人らしき人がいたので「日本人ですか教えてください」と聞くと、フランス語を話せる日本人ママで「嵐でフランクフルト空港に降りられず、4回旋回したが、別の空港に降りてから燃料を入れてフランクフルト空港へ戻る」と。
ヒェ〜〜
私にこんなことが起こるの
いえ、大丈夫フランクフルトで嵐なら、我々のANAも飛べてないはず
私たちを待っててくれるはず
フランクフルト空港から100キロ離れたハーン空港に降り、待たされました
隣のアメリカ人(利尻で働いていたことがあり日本語が少し話せる)が、私たちのANAが出発時間を40分遅らせていることをスマホで見せてくれて、
「グッジョブ(きっと大丈夫だ‼️)」
と励ましてくれます。
燃料を入れて飛び立ち、フランクフルト空港へ到着すると、私たちのANAは私たちを置いて行ってしまってました
えっ一体どうすれば良いの
さっきの【フランス語を話せるママ(子ども2人付)】と、何とかしなくては、と言っていると、同じ便に乗っていて、同じく羽田へ向かう日本人夫婦が声を掛けてくれました。
私&娘、子ども2人付のフランス語を話せるママ、日本人夫婦の3グループで固まり、ANAのカウンターへ行くも【営業終了】の貼り紙が。
22時。
営業は終了していたのです。
私たちを残したまま
ルフトハンザ航空のカウンターへ行くも大行列が。
それはチケット交換ではなく、ホテルブッキングのための行列でした。
ANAに電話をしていた日本人夫婦が12時間後の振替便を取れました
彼はANAのダイヤモンド会員だったのです
ダイヤモンド会員には特別な電話番号があり、つながりやすいのです
彼は、私たちを見捨てず、私たちの分も何とかしてやってくれと電話で交渉してくれています
私たちは彼に何とかしてもらうしかありません
日本人夫婦は12時間後に取れましたが、私&娘、子ども2人のママの分は日本人夫婦と同じ便は既に席が満席だから、20時間後しか取れない、とANAは言います。
日本人夫婦は、「ダメだ。私たちは一緒の便で帰りたいから何とかしろ」と言ってくれています。
ANAへの電話は何度も待たされ、つなぎっぱなし。
一体国際電話代はいくらかかっていたのでしょうか
電話はつなぎっぱなしでANAに待たされては交渉、待たされて、交渉を繰り返し、国際電話が1時間はゆうに超えた深夜0時ころに、私たち全員が12時間後の昼0時に乗れることになりました
ただし、私と娘は羽田まで。羽田からは自力で名古屋へ戻る、というルートになりました。名古屋まで飛行機で行きたければもう8時間後のフライトだと言うので「そんなお金、東京名古屋の新幹線くらい自分で払います」と言うと「これは航空法に反することなので、新幹線代の一切の保証は出来かねます」と言うので「そんな新幹線代くらい、いらんわ 1分でも早く私たちを返せ」と少しキレました。
最初「席は満席」と言ったのに、ゴネたら席を取ってくれた。
なんだ、結局あるんじゃんか
ウソツキ
全てはダイヤモンド日本人夫婦のおかげです。私はただ立っていただけ活躍ゼロ
現在深夜0時です。
ホテルは全くありませんでした。
空港では、同じようにサンダーストームに巻き込まれた多くの便に乗っていた人々が、あちこちで、ものすごい人数が椅子や地べたで横になっています。
テレビとかで見てた悲惨な光景です
私たち3グループは固まり、良さげな段差があったので座りました。
しばらくすると、さっきまで鍵がかかっていた向こうエリアを解放してくれてることを娘が発見し、私たちは向こうエリアへ移動しました。
ストレッチャーのような簡易ベットを次々と出してきてくれて、私たちは簡易ベットで横になることが出来ました。
娘はコンセントを見つけ、そこを基地とし、横になり、熟睡しました
10時になり、ANAカウンターへ行くと日本人スタッフがいましたので私は日本人スタッフを指名しました。
私は「何故、置いていった私たちにメールなりの連絡をくれないのか」とクレームを言うことはやめて、静かに昨夜の事情を説明し、チケットを発行してもらいました。
良い席でした。
12時間後に乗せてくれるだけで十分です
日本人ダイヤモンド夫婦が助けてくれなかったら、きっと今ここからのANAカウンターでの交渉になり、私たちを乗せてくれる便を探すことを、一から始めたでしょう。
いったいいつ乗れたのか恐ろしいです
ダイヤモンド夫婦と会えたことはラッキーでした。
夜を空港で過ごしましたが、空後からは食べ物も飲み物ももらえ、ストレッチャーベッドで横になることが出来、電源も確保、ネットもつながり、何一つ文句は無いです。ただただダイヤモンド夫婦と、子ども連れママに感謝
横になってからあっという間に朝が来ました。
絶望した12時間後、無事にANAに乗り込めました。
しかし、羽田まで爆睡しすぎて2度目の機内食はパスされてしまいました
CAに「起こしてくれれば良かったのに、食べたかった」と言ったら「とてもよく眠っていらっしゃったから」とCAは謝りましたが、起こしてくれればイイのに
それが一番腹が立ってます
まだ腹たってます
食べ物の恨みは恐ろしいよね
機内食を食べれず、お腹ペコペコの私たちは羽田で駅弁を買い、新幹線で食べながら名古屋へ帰りました
夫は無事の帰りを喜んでくれました
教訓っっ
次は直行便を取る
「機内食は、寝てても起こしてね」を必ず言っておく
子ども2人ママとは羽田荷物カウンターで会え、私たちのスーツケースも無事にゲット出来、子ども2人ママとサヨナラしました。
日本人ダイヤモンド夫婦とは会えぬままでしたが、私たちを助けてくれた田中夫婦の健康と幸せを心の底から願っています
結局、
いつも誰かが何かが私を助けてくれる
皆さま神さまありがと
#2023ベルサイユ舞踏会