1月9日 2つのお別れ | H.M.projectのライブイベント

H.M.projectのライブイベント

ひっだーかーが主催するH.M.projectのライブイベントのおしらせ。

地元埼玉の西川口HEARTSさんを中心にやっていきます。

1月9日土曜日は、地元蕨のROCK BAR「ハニーフラッシュ」で行われたQUEENセッションに参加してきました。

こちらのお店の閉店を知り、それに合わせ開催が告知されたセッションイベント。しかもQUEENならば歌いたいと思い、久々にハニーフラッシュのセッションに参加させてもらいました。

こちらのお店は、最初に連れて行ってもらってからもうどれくらい経つのだろう?セッションというものに初めて参加して、何度も参加させてもらう中で、沢山の方と繋がり、うちのイベントにも協力していただけるようになりました。

そもそも、激突!!SAITMMER SLAM第1戦のトップバッターはハニーフラッシュ関係者で結成されたEL&Pコピバンの「オルガズム」でした。

お酒が苦手だから、普段のBAR営業もほとんど顔出さなかったし、セッションもここ2年くらいはご無沙汰していたのですが、やっぱりなくなってしまうのは寂しいですね。

とりあえず、最後の最後、得意のボヘミアンラプソディを歌って気持ちよく締めることができたのは有難かった。


しかし、実はこのセッションへの参加が決まった直後にショッキングな発表がありました。

自分が出会って16年ほどの間応援し、仲良くもしてきたバンド「巨乳まんだら王国」が同日、池袋ADMにてワンマンを行い、それをもって活動休止するとのこと。

巨乳まんだら王国という変態バンドは、ボーカルの教祖イコマノリユキが高校の同級生と原型となるバンドを結成したことでその歴史がスタートし、なんとそこから25周年。

これまでも、メンバーの脱退や大阪から東京へ活動拠点を移す際に一人ぼっちになったりと色々ありましたがここまで続けてこれた。

そして自分は彼らの初東京ライブを他のバンドのタイバンで目撃したのが2000年。その後、タイバンだったJACK DAISY(正確にはJACK DAISYメンバーを中心としたプロジェクト)のHP内のBBSに彼らが頻繁に書き込みするようになり、自分もよく出没していたので妙に親近感を覚えたので、1年後、2度目の東京ライブの際にメンバーとご挨拶。最初に見た時の印象は「こいつら絶対アブナイ奴らだから関わっちゃダメだ」だったのですが、挨拶した時に「え、お前がヒダカ?うわ、嬉しいなぁ~、ちょっと待って、他のメンバーにも紹介するから」との反応が帰ってきたことで、印象は真逆に変わりました。その時挨拶したのが、教祖で直ぐに阿部貴族とゴリ国王に紹介されました。彼らは3人とも自分と同い年だったこともあり余計に思い入れが強くなりましたね。

そこからちょっと間が空いてそれまでのバンド形態から3人編成のほぼ打ち込みスタイルに変更してからの東京ライブは何度も顔を出しましたが自分はいつも一人で、バンドもまだファンもほとんどいなかった。

タイバンはメタル系じゃないからどうでもいいかなと、ほとんど見ることはなかったのですが、実はその頃にマキシマムザホルモンや花団、セクマシなどとも頻繁に絡んでいた。唯一見たのはサンボマスターだったけど、ブサイクな男が叫んでるなぁ~という印象しかなかったので自分は本当に見る目がなかったんですね。

そして何年の顔を出していくうちに少しずつファン仲間も増え、しかしファンは移りゆく中で、ここ3年くらいで一気にファン仲間とのつながりが増えました。

教祖自体もファン同士を紹介して横のつながりを広めていくようにしていたし、特に自分のことは「ずっと応援してくれてるから」と気を遣ってくれてましたね。

それもあって、巨乳まんだら王国のライブは単純にバンドを見に行くだけの場ではなく、ライブで知り合った仲間同士が集う場所になりました。

だから、バンドの活動が止まってしまうということは、集う場所が失われてしまうということ。

もちろん現在はSNSというオンラインの場があるので、交流がなくなってしまうというわけではないのだけれど。


自分にとってそんな思いの詰まったバンドの活動休止ワンマンを結果的に見ることが出来なかったのは、大変辛いことでしたが、終了後のファンとの全体打ち上げには顔を出し、朝まで交流を深めました。

もちろんこれが最後ではありません。教祖もメンバーもそれは約束してくれてます。できれば年に1回くらいはやってくれたらな~なんて期待もしながら、再会の日を気長に待ちましょう。