今回はプロレスのお話で | H.M.projectのライブイベント

H.M.projectのライブイベント

ひっだーかーが主催するH.M.projectのライブイベントのおしらせ。

地元埼玉の西川口HEARTSさんを中心にやっていきます。

詳しい内容はこちらでチェック
http://battle-news.com/battle/2011/09/000708.php

・・・というわけで、木曜日は新木場1stRINGにてミスター雁之助さんプロデュースの鬼人道リターンズ7を観戦してきました。
レスリングがしっかりできる選手を集めたというこのイベントは、毎回他では見られないようなカードが並んでいて興味はあったのですが、今回山田太郎選手も初出場とのことでやっと観戦が実現しました。

▼第0試合 シングルマッチ 3分3R
○You-Ki(フリー)
3R 53秒 マウントパンチ連打
●刃駈(プロレスリング侍志團)
・・・プロレス対キックの異種格闘技戦とのことでしたが、蓋を開ければ総合格闘技の試合だったのが残念。

▼第1試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
藤田峰雄(ZERO1)/宮本裕向(666)/神威(FREEDOMS)/○山田太郎(666)
11分37秒 ダイビングダブルニー→体固め
ガッツ石島(悪魔同盟)/CHANGO(悪魔同盟)/●アミーゴ鈴木(悪魔同盟)/悪魔同盟マシン(悪魔同盟)

・・・ガッツワールドのヒールユニット悪魔同盟と対するは666連合軍ともいえる8人タッグは、山田太郎が序盤でフィニッシュの飛び技を披露し、その後は長時間掴まる展開で、このまま負け役or宮本や藤田辺りがおいしいところを持っていって終わりとなるかと思いきや、なんと最後に試合を締めたのは山田太郎。もしかして今年下半期、密かに太郎押し来てない?

▼第2試合 ストリートファイトマッチ 時間無制限1本勝
●ミクロ(プロフェッショナルレスリング・ワラビー)
8分15秒 チェーン絞首刑→レフェリーストップ
○ミスターポーゴ(WWS)
・・・実は今回一番楽しみだったカード。ミクロは先日アイスリボンを退団した女子プロレス界最小サイズの都宮ちい。対するは伝説のミスター・ポーボ様。前半はちいがおもちゃのような凶器と小さい体を活かして攻めるというか、完全にじゃれ合うちびっ子とお父さんというかおじいちゃんのような構図。途中、場外で逃げ惑いながら会場に来ていたかつての同僚真琴を盾にした場面は今となっては貴重?
戦場を会場外に移してからは完全にポーゴのペース。そして、再びリングに上がると鎖鎌、鉈、ビッグフィヤーのフルコース。当然ミクロの東部は切り裂かれ流血。これはちょっと前までなら考えられなかった。いや、そもそも女子の選手ではほぼありえない。
これで終わるかと思いきやフォールを返したミクロだったが、最後はチェーンの絞首刑でギブアップ負け。
ちなみに、ファイヤー食らった後のフォールを返されたのは今日が初めてだったそうな。

ところで、ミクロが都宮ちいとしてアイスリボン所属のままだったら、この試合は果たして同じ展開になっていたのだろうか?ともかく、この試合に挑んだ彼女のこれから何でもやってやろうという覚悟を感じた試合でした。


▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○矢野啓太(プロフェッショナルレスリング・ワラビー)
12分40秒 ホフマンクラッチ
●小川内潤(SECRET BASE)
・・・この試合、本当に良い試合でした。特に矢野啓太の魅力を存分に味わうことのできた試合。やっぱりこの選手面白い。

▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○澤宗紀(バトラーツ)
13分42秒 お卍固め
●スペル・シーサー(DRAGON GATE)
・・・こちらのシングルマッチも大満足の内容。特に所属のバトラーツ解散を期に引退を表明した澤の充実ぶり。本当にこの選手がもう辞めてしまうのか?いまだに信じることができない。

▼第5試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●田村和宏(Style-E)/竹田誠志(Style-E)
17分18秒 投げ捨て阪神タイガースープレックス→エビ固め
○新井健一郎(DRAGON GATE)/K-ness.(DRAGON GATE)
・・・メインはドラゴンゲート対STYLE-Eの対抗戦。いわばウルティモ・ドラゴンの遺伝子と田村潔司の遺伝子対決。団体の知名度としては雲泥の差があるだけに、まさにこのイベントだからこそメインで実現した貴重なカードといえるでしょう。終わってみれば、キャリアで圧倒的に勝るドラゲーチームが完勝といえるだろうけど、この出会いが数年後にどのような展開をみせるかと考えるとワクワクしてしまいます。
そういえば、アラケンとかK-NESSの試合って生で見たのはこれが初めてだったかもしれない。
さて、竹田に対して「次はデスマッチでやってやってもいい」と言ったアラケン。こちらの方も今後に期待しちゃおうかな?


ということで、期待通り充実した内容でした。都合合えば次回もぜひ観戦したいもんです。