聖書箇所:イザヤ36:4-10
説教題:偽りへの対処法

アッシリヤの司令官が、ユダ王国の民に語りかけている場面です。彼の言葉は偽りに満ちていました。私たちの思考にも、偽りの言葉が多く入り込んで来ます。この箇所に表れる偽りの言葉の性質と、その対処の仕方をヒゼキヤ王の例から見てみたいと思います。簡単なまとめです。

偽りの言葉を知る
1)問題はとても大きいと思わせる。-神に解決できない問題は無い。
2)過去の失敗に目を向けさせる。-同じ失敗をするとは限らない。
3)神に疎まれていると思わせる。-神は従う者を愛している。
4)自分の弱点に目を向けさせる。-むしろ神の全能と守りに目を向けること。
5)間違った神観や状況把握を示す。-神の全能を疑わないこと。
6)偽りの解決策と約束を示す。-その先は恵から離れた状態だと認識すること。

ヒゼキヤの対応
1)間違った考えを反復しない。
2)直ぐに祈りのうちに神に向かう。
3)神がどのような方かを思い出し、告白する。
4)現状と語りかけてくる偽りの思いを神に訴える。
5)神の助けと救いを求めて祈る。