天使の悪戯1 | 恋愛小説 くもりのちはれ

プロローグ 奈緒の恋



当たり前の事かもだけど、友達って似た者同士だよね…


なんか選ぶ彼氏のタイプまで、何となく共通点がある。


実際、独占欲のかたまりと言える、加奈とミキの彼氏達…外見はともかく、


内面的には極似。


そう考えると私も…あんなS野郎で、メロメロ野郎を選ぶはめになるのかな?


プルプル…首を何回も振って、断固として否定させてもらう!


加奈とミキには悪いけど、「多重人格なんじゃない」って思える程・・・


裏表ありすぎだよ、あの人たち。


私は、彼氏にするなら・・・もっと普通が良い。顔も性格も・・・凡人で良い。


ハラハラしなくて・・・楽だと思うのよ、きっと。


でも、普通なのが1番難しいんだって、最近気が付いた。


私の周りって・・・何でこうも、美男美女揃いなんだろう?


私が、心底ときめく出会いなんて・・・一向に訪れてはくれない。


でも・・・恋のキューピッドは悪戯がすぎる。


悪戯な天使は・・・ある日、突然・・・非凡な奴との恋の矢を


平凡を心から望む私の胸に放ち、そして、いとも簡単に射抜いた。

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