『しかし、自分も一様はプロのパテ・・・』何だっけ?って目で私を見る父さん。
「パティシエ」『そう、そのパテ何とかなもので・・・自分が試行錯誤して作った物に
手を加えられるちゅうのは、まっブラインドがあるんですわ。』
ブラインド???って顔の皆さん・・・『プライドです・・・』通訳の様な私。
『それでは、お店の方はどなたかにお願いして、予約状況に合わせて勤務して
いただくと言うのは、いかが?報酬は、そちらのお店の売り上げの2倍以上は
保障させていただいて・・・とにかく、積めた話は統括とお願いします。』
社長さんは、時計を確認し『如月、車は?』『準備できております。』
私達に軽く頭を下げ部屋を出て行く。今まで接したことのない世界の人たち
『あのぉ・・・少し考えさせてもらっても良いですか?』そう返事をした父さんに
貴公子・・・違った、黒岩さんは『申し訳有りませんが、お返事の猶予を明後日に
決めさせていただきます。オープンが差し迫っていて、それ以上は待てません。』
良いですか?ニッコリ微笑む黒岩さんは、私の方を向いて
『今日は、髪の毛はねてねぇからか・・・案外、女子高生してんじゃん。』
突然、意地悪チックモードに切り替わる。
「はぁー?いつも髪の毛がはねてるわけじゃないし・・・あの時は、ホントに特別
んっーなんていうか・・・羽目を外してた・・・違うな・・・手を抜いてた・・・かな」
『はいはい・・・まっ、汚かったって事だろ』ハハッと馬鹿にした様に笑う。
「だから、違います。汚かったじゃなくて小汚かったって感じ???でしょ!!!」
『結局、汚かったって分かってんだ。クッおもしれぇなお前。』
「失礼なのは、そっちジャン・・・」
「『はじめてだよ・・・こんな変な奴』」重なるお互いのセリフ。
『亜子・・・知り合いだったのか?友達か?』
激しくなりそうな二人の間にポカーンとなった父さんが
『友達なら、お前がパテ何とかしてみたらどうだ?』本日、最大の爆弾発言。
どうか・・・クリックをお願いします。(#⌒∇⌒#)ゞ