連載企画の第28回目をお届けします。
今回は昭和の香り色濃い交通公園です。
貝塚公園
福岡県福岡市にて。
福岡市の一等地に整備されている大きな公園です。
駅からも近く、無料駐車場もありアクセス性は良好でした。
ここには鉄道車両、飛行機、自動車と様々な乗り物が静態保存されていました。
早速お目当ての保存自動車を見てみましょう。
ジープニー
このジープのような不思議な自動車はフィリピンで乗り合いバスのような目的で使用されている車両です。
最近では数を減らしつつあるらしいですが、フィリピン国内では今も現役車が多く走っているそうです。
正面より。
少し保存状態が悪い気がしますが、使われていたままの姿で置かれているようです。
見てくれはジープそのものですが、グリルに「ISUZU」の文字があるのでいすゞ製エンジンを搭載しているようです。
また、4輪駆動ではなく2輪駆動の車両がほとんどだそうです。
ボンネットにはマスコットのような馬の像があります。
褪色してますが派手な色でもあったようで、日本のデコトラやサロンバスに近いものを感じます。
説明板。
福岡県で行われた博覧会に出展していたものがそのままここに安置されたとあります。
両脇にはミゼットがルーツのトゥクトゥクも展示されています。
公園内をぐるりと見ていきます。
SLとブルートレインが静態保存されていました。
SLは錆が出ていましたが、客車はきれいな状態でした。
飛行機も静態保存されています。
デハビラントのヘロンという名前の旅客機です。
説明がなくてなぜやってきたのかは分かりません。
草刈もされておらず、さながら草ヒロのような状態でした。
JAと見えるので日本国内で使われた機体なのでしょうか。
「貝塚交通公園」データ
住所:福岡県福岡市東区箱崎7丁目8
駐車場:有り