連休の山籠もりなど | 廃バス美貌録

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廃バスたちの勇姿

こんにちは。

 

2023年のゴールデンウィークも気づけばあっという間に終わりを迎えた。

 

事前に聞いていた悪天候もいい方向で予報が外れ、好天に恵まれた。

 

今年は家で情報収集をして過ごそうと考えていたが、急遽草ヒロを探しに山へ入ることにした。

 

まずは連休初日。

 

我々は荒れ果てた林道跡を訪れた。

 

どうやら砂防ダム建設のために造られた作業道であったようで、建設が完了し役目を終えた後は荒れるに任せた状態になっていた。

 

ところどころ崩落しており、路盤跡を辿るのは止めて、すぐ下を並走する沢を進む。

 

やがて林道の行き止まり(すなわち砂防ダムのある辺り)で目的の草ヒロを発見した。

目当ての草ヒロと沢。

 

背後に砂防ダムも映っている。

 

以前は林道が沢を渡るようになっていたのか、破損した土管も確認した。

 

今後夏にかけて沢の水量は増大していそうな雰囲気で、夏場の訪問は難しいように見えた。

 

撮影と観察、および草ヒロを見ながら持参したクッキーとお茶でひとときのティータイムを楽しんでから来た道を戻った。

 

 

さて、この山にはもう1台草ヒロがあった。

 

こちらも壮絶な場所に存在していた。

どのような場所であるかは割愛するが、崖の下に軽バンが落下している。

 

不法投棄か、はたまた事故によるものかは分からない。

 

歩いて近づくのは不可能な場所で、ロープで崖を降りることにした。

慎重に崖を降りて、車両の腹下部分を目指す。

幸いというべきか、やはりというべきか、無人のようだ。

 

昔の軽バンだが、豪華に見せるためなのか内装は赤色で統一されていたようだ。

 

ここでの観察も無事終えた後、我々はとある湖に向かった。

 

湖周辺の水辺に、車両が半分沈んでいるという場所があるらしいとの情報があったからだ。

 

だが、捜索は難航を極め発見には至らなかった。

 

代わりに、目的とは違う草ヒロが2台発見された。

 

発見時すでに夕暮れが迫っていた為、この日はこれで切り上げとなった。

 

周辺は草木が密集して生い茂り、林道跡や車道跡が分からなくなっており、この先調査するのは難しいという判断で冬を待って再調査することにした。

 

 

かくしてドラマティックな連休初日は終わりを迎えた。