私にとっても、父にとっても驚くべきこと

 

 

仕事中、トイレに行った。

私の職場はトイレに行く前にゴミ箱の前を通るのだけど、そのゴミ箱を見て驚いた。

 

ごみが溢れていたのだ。

 

その光景を見たのが初めてかと言えばそういうわけでもない。そのたび、アタシはこの溢れんばかりのゴミ箱にゴミを捨てた大人のことを考える。

 

 

いくら『雰囲気が若い会社』とはいえ、『雑務は女性がやる』風潮は少なからず私の勤め先にもある。お客さんが来たら受けるのも、お茶を出すのもよっぽどのことがない限り女の子だ。それだって「なんで女の子ばっかり…」と言う人もいないわけじゃないけど、私はそういう窓口になるような仕事が割と好きだ。女の人がやる方が良いと思っているからで、私個人としては「差別」ではなくて「分業」だと思っている。逆に「女性」を行使して甘えてしまっているところもあると思っているし。

 

てなわけで、文句を言いたくなるような時もあるけど、ひとまず「私の『仕事』」として認識してやってきた。そう思えることは他にも色々ある。

 

 

けれどよ。このゴミに関してはとてもそうは思えなかった。

少なくとも「会社のゴミ箱」なのに、こんな光景ありえないと思った。

トイレに入った時にペーパーが切れて芯だけが残されていたときもそう思った。

 

「分業」するレベルの仕事じゃない。「常識」の範囲内でするべきことだと思った。

 

 

 

という話しを家に帰ってきてから父にした。

 

逆に驚かれた。

 

私の父の考え方が「古い」と感じることは多々あったけど、今回の一件に関してもそう思った。お茶出しどうこう・・・ゴミ捨てどうこう…ではなくて、『雑務』は全て女性がやるもんだと思っていたらしい。

 

溢れんばかりの「会社の」ゴミ箱にゴミを捨てていたかどうかは知らないけど、他の「これは『分業』するレベルじゃない」と思っていたことに関して「そんなのやったことなかった。女性がやっていた。」と言われたときに私が驚いた。

 

私が「『オトナ』がこれじゃ・・・」と呆れた『オトナ』は、すぐ近くにも居た。

 

 

かと思えば

 

先日終業前にゴミの回収をしていると(と、ここまで書いて思った。『ゴミの回収』を私が習慣にしていることが、男性に「雑務は女性がやる」と思わせているのかもしれない)、いつもはその時間にいない男性社員が、「変わりますよ」と言ってくれた。

 

そんなこと言われたの初めてだし、何も変わってもらう仕事でもない。私はその日の仕事が済んだからやっていたのだし。

 

と思って「大丈夫ですよ」と伝えると

 

「女性がやるなんて…手が汚れてしまいますよ」と言われた。驚いた。

 

 

あとね、大体の日は私が帰るついでにまとめたゴミを捨てていくのだけど、ある日別の男性社員が「あ、俺先に帰るんで持っていきますよ」と持って行ってくれたことがあった。そんなことも言われたことが無かった。

 

だから「そういうところですよねぇぇぇぇぇぇぇ。素敵ですね!ありがとうございまぁぁぁぁぁぁぁす。」って、ゴミをまとめている私を横目に「じゃーねー」と返っていく人達に聞こえるレベルの感謝を述べた。

 

 

その翌日から、私が帰るころには『まとめたゴミ』が消えていることが多くなった。

 

 

何となく学生時代に学んだ「教育」を思い出した。

 

 

本件に関して、父曰く「アナタが言っていることも頭ではわかる。どちらが正しいとかいう問題じゃない。『価値観』の問題。」

 

『価値観』は時代の流れに沿って変わって欲しいと少し思った。少しね。

 

 

以上!

あけおめ!アイドルちゃんでした!

 

引くくらい通勤に時間をかけていて、99.9%その通勤時間が睡眠時間になってる。

 

 

「まぁ、たまには本でも読んでみよう」と思って、本屋さんに行って適当に本を探す。

 

自己啓発本でも読んでおけよっていう感じのここ数か月だったけど、やっぱり自己啓発本が好きじゃないから、「ほんと適当に探そう、本気で適当に探そう」と思って大奥の本を買った。歴史には全く興味がないけど、「大奥」という響きがもう強くて…読んだらもっと気が強くなるような気がして、それだけだった。

 

 

電車に乗って読み始めたのは良いものの

 

 

 

 

 

 

 

漢字が読めねぇ

 

 

 

 

でも「アタシ読み」で漢字も超えて読んでいてもなかなか面白かった。

 

 

 

丁度中間地点くらいでアタシの横に座っていた人が変わった。その人もまた本を読んでいた。

 

 

本って言うかなんていうか・・・オチを早く言いたいからもうそれが本って言うのかどうなのか何でもいいんだけど、とにかくその人が読んでいたものにアタシの目が釘付けになった。

 

 

 

その人が読んでいたのが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パ ン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パ   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだかわかんない、ここ数年感じて無いような胸騒ぎがした。

たぶんそれが変な柄のスカートをはいているような、時々いるアーティストっぽい人だったら別に「へぇ、おっしゃれー」くらいで終わったと思う。でもそうじゃなかった。

 

 

いたって普通のサラリーマンだった。

 

 

もうそこから大奥のことなんかどうでも良くなった。「せっかく本を読む気になって、しかも適当にとった本が面白いんだから、集中しろアタシ」と思っても、どうしても目がパンに向いてしまう。

 

 

ググりたがりのアタシは、すぐにでも「パン 図鑑」で調べたかったけど、「ここで調べたら負け」的な変なプライドが邪魔をしてそれができなかった。

 

 

というわけで、「大奥」を勉強しているふりをしながら「パンの図鑑」のことを必死に考えていた。

 

 

 

時々チラッとパンに目をやる。隣の人の顔までは見えなかったけど、どう考えても普通のサラリーマン。アタシの妄想力をもってしても普通のサラリーマン。

 

 

途中からその普通のサラリーマンも気になって仕方なかった。その普通のサラリーマンは時々パンから目を外してボーっとする。で、はっとしたかのようにパンに目を戻す。で、また時々パンから目を外してボーっとする。その繰り返しだった。

 

 

それをずっと横目で見ていた。なんか深夜ドラマっぽいなと思いながらその深夜ドラマ感に浸りきれず、その普通のサラリーマンとパンの図鑑のことばっかり考えていた。きっとこのまま電車を降りるまでアタシは普通のサラリーマンとパンのことばっかり考えているんだろうなとその時には思っていた。

 

 

 

 

のに

 

 

 

普通のサラリーマンがページをめくった瞬間度肝を抜かれた。

 

 

 

ページをめくった瞬間見えたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

焼きそば

 

パンに挟む焼きそば的な章だったんだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日書きたかったことはそれだけです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電車から降りて、ググりたい欲に素直に「パン 図鑑」で調べてみたら案外たくさん出てきた。そりゃそうだよね。出てきそうじゃん。その瞬間、何がそんなに「こんなのこの人しか買ってない感」だったのか忘れた。

 

 

大奥読み終わったら、アタシも図鑑読んでみようかなと思ってますっ♥

 

 

 

 

 

本当に以上です。

 

 

 

 

 

以上!アイドルちゃんでした!

 

 

酔ったらいけないと思えば思う程酒のペースは速まり

 

 

酒を飲み始めた当時は自称も他称も「酒豪」だったと思う。地元民を潰すのに労力がいらないくらいではあったはずだった。

 

それが数年たった今、めっきり弱くなっている。弱くはない。弱くはないけど昔の強さもない。

 

羽目を外して猛反省をすることなんか生きてきて数回しかなかったのに、先々月に24になってからその「数回」をひょいっと超えるくらいには反省する日々をすごしている。

 

 

というわけで先日も超酔っていた。

 

既に終電がないことにすら気付けず、それでも一緒に飲んでいた人にひたすら謝罪しながらなんとか運よく遅れていた微妙な所までの終電に乗った。

 

 

 

 

 

 

何故か

 

 

 

 

 

 

 

途中下車

 

 

 

 

お迎えを呼んでいたので、仕方なくタクシーに乗ることを決意したのは良いものの、長蛇の列で並ぶ気が失せた。

 

そうして昔チラシ配りのバイトをしたことがあったその駅を、初めて二日酔いで吐く羽目になった入社前の同期との飲み会をしたその駅を、私が求める「雑な商店街」があるその駅を彷徨うことに。

 

 

酔っていてもしっかり自撮りでムービーを撮っていた(朝フォルダーを見て思い出した)。

 

 

結局タクシーは見つからず、仕方なくタクシー乗り場に戻る。それでも諦めがつかず、乗り場から少し離れたところでタクシーを捕まえようとした。そんなアタシのもとに彼が現れたのです。

 

 

 

「中の上の顔」と言い張っているだけあって、ナンパされることがないわけではない。そのたび無視しながら内心喜んでいたし誇らしい気持ちになっていた。

 

が、ナンパされるたび自信がなくなるような点もあった。

 

「類友」的な何かがあるのか、私に声をかけてくれるのは「田舎出身者の都会デビュー」的な人ばっかりで、そうじゃない「THEナンパ師」的な「イケイケ」的な人は全くいない。ちなみに、私は私が「誰が見ても『田舎育ち』」という点はコンプレックスなんです。

 

 

で、先日声をかけてきた人は「イケイケ」ではなかったけど「田舎出身者の都会デビュー」では間違っても無かった。酔っていたのできちんとは覚えていないけどルックスもファッションも「新井浩文」系だった。

 

 

それが凄く嬉しかったんだけど、なんせ酔っ払っている

 

 

繕う余裕も無く、止まらない暴言

 

 

酔ったときに本性が見えると人を見て思ってきたけど、良い子ちゃんで24年間生きてきたのに、酔っ払うとヤンキーが出てくるのが不思議でたまらない。どこでヤンキーになることを覚えたんだろう・・・。

 

 

その時は、私がこんなに酔っ払っているのに新井が全く酔ってる感じがしないのがクソ程ムカついていた。そして冷静に「もしかしてコイツアタシにタクシー代出させようとしてるんじゃないか」と思うに至った。

 

 

だから「金はださねぇかんな」と言った。それでも「(ここで待つより)絶対あっち(タクシー乗り場)の方が早い」と乗り場に連れていってくれた。

 

 

長蛇の列に並んでる際もお口は止まらず、「なんでプールしてんのにこんな並ばなきゃいけねぇんだよ…」とか「アタシを先に乗せろよ。一緒に乗んじゃねぇかんな」とか、わけわからないことを言い続け、それも「そうだよね」とか「なんでかな」とか適当にあしらわれた(ような気がする)。本当に良い人間だった。

 

 

多分途中で呆れられていたけど、それでもしっかりタクシーに乗せてくれルンルンで「じゃあねぇ」と言って別れた。覚えてないけど、たぶん最後は相当呆れていた。

 

 

 

母に激怒されたものの、生きて帰ってこれたので本当に良かったです。

 

タクシー代5000円、おじさんにもたぶんなんか言ったけど、その分はおつりの100数円で許してくれ。しっかり座席に置きわすれてきた。

 

 

さすがにこれまで以上に反省している。しばらくお酒はカンパイの1杯だけにすることにしました。

 

 

以上!アイドルちゃんでした!

 

ふと、今年の1月1日に行った初詣で引いた烏森神社心願色みくじのことを思い出した。おみくじといえば、大層昔にもチラッと書いたことがあった

 

ちなみに、神が私に告げた「心を乱す出会い」はその後当分なかった。

 

 

そして、今年引いたおみくじに書かれていたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心に思い描いたことが現実になります

 

 

 

 

 

なぜ今日このおみくじに関して思い出したかというと、ふと「神様」を思い浮かべたからなの

 

 

ただ、その思い描いた「神様」は、私によく似ている…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というか私で、今の私に対して「もっと怯えときなさい、これからの人生そう甘くないわよ」センス悪いジュリセンをパタパタしながら言っている絵だった。

 

現実世界に戻ってきた私は「なんともいえない・・・」

 

 

そうして、どんよーりしながら、なんとなく「神様」について考え続けてみた。

 

前回書いた「私を絵にする」ということでも触れたけど、なにかきっかけがあって、「天使ちゃん」とか「悪魔ちゃん」とか、私の中で架空の何かを想像するときのその「架空の何か」は、大体「私」が演じている。たぶんアニメとかの影響だと思うけど。

 

そうして本日は「神様」を思い浮かべたわけだけど、私が思い浮かべた「神様」まで私だった。引き出しの少なさといったら・・・。

 

 

 

 

ただ、神社に行ったり、朝の情報番組で占いを見たりするときに、なんとなく思い浮かべるのは「私」ではない。

 

今までどうしていたか考えたことも無かったけど、今は、神社でお参りをするときに、私の声を聞いているのは、上村松園が描いた六条の御息所のような気がしている。考えたこと無かったから違うかもしれないけど。

 

でも、日本画・女性であることは間違いが無くて、私がぱっと思い描けるのがその絵しかないので、たぶん間違いない。

 

ちなみに、朝の情報番組で占いを見る時には、「自称占い師」ってテロップが出そうなババァを想像している。それはズームインのときからそうな気がする。よく考えたこと無かったけど。

 

 

学生の頃は、駅のポスターがグッと来たら展示会に行ったりしていて、ただ、絵の知識に長けているわけでもないし、興味も一瞬なので、見に行ってなんとなく「綺麗」とか「美人」とか「うわーっ」って思うだけで終わりだった。

 

ただ、物凄い強烈に印象に残っているのが、一昨年の夏くらいに言った「うらめしや~冥途のみやげ展」というもので、その展示会のパンフレットの表紙に居たのが六条の御息所だった。それが強烈に印象に残っていて、たぶんその影響で「神様」をイメージするときに出てきているんだと思う。神様ではなくて幽霊なんだけど。素人の私からしたら違い無し。

 

 

ちなみに、その「うらめしや~冥途のみやげ展」で、もう1つ気にいったのが「蚊帳の前の幽霊」という絵で、六条の御息所が書かれている「焔」と、この「蚊帳の前の幽霊」は、今でもポストカードがとってある。そんなことも忘れていて、今さっきポストカード帳を開いてみたけど、やっぱり今でも「うわー」と思う。

 

 

そうして「私にとっての『神様』」を考えている中で、神社が出てきて、おみくじのことを思い出した。

 

「思い描いた事を現実にしてくれるんじゃなかったんかいな」と神様に問いかけようと思ったときに、「あれ・・・あれだけ考えてきたのに『六条の御息所』が出てこない」ということに気付いた。ただ、「私」でもなくて、風神・雷神みたいな神様だった。風神・雷神が正しい名前じゃないと思うけど・・・なんていうんだろ、

 

 

 

 

 

 

 

怖い顔した中太りのおっさん

 

っていえば私が思い描いたのが伝わるのだろうか。

 

 

ただ、私の頭の中の神様が、完全にその怖い顔した中太りのおっさんになったとき、そのおっさんは怖い顔をやめた。

 

「心に思い描いた事が現実になりますって言ったよね?」って聞こうって思った途端よ。

 

 

 

なんとなく慌てふためいた絵を想像してしまった。

 

 

 

 

そうよね

 

 

 

 

なんせアタシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妄想癖がすげぇ

 

 

 

つまるところ、「心に思い描いたこと」が多すぎる。

そりゃ怖い顔した中太りのおっさん神様も慌てふためくわけよ。

 

 

なんかこっちが「ごめんなさい・・・」と言いたくなる気分だけど・・・

 

 

 

良い?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約束は約束だからな(ニッコリ)

 

 

 

 

久しぶりにこの上なくどうでもいいことを考えきったのでスッキリです!

 

 

以上!アイドルちゃんでした!




 

少し前、高校の同級生を呼び出した。サシで飲むのは初めてだった。色々な話を聞いたりしたりしたけど、一番驚きだったのは、ソノ子と同じクラスだった3年2組が、もう5年前の話であることだ。高校入学なんかもう7年前になるらしい。信じられない。


 

だからか、ただ記憶力が悪いからか、話をしていても、私もソノ子も「アレ・・・アレ誰だっけ・・・」みたいなことが何度かあった。不思議なもんで、思い出せない人は共通したりするのだ。





 



 

前も話したけど、高校生活で深く関わった人があまりに少ないから、思い出が偏っているのだけど、その偏った思い出の合間に挟まっている思い出がいくつかある。時々思い出すのだ。ソノ子と話しているときに突如思い出したことがあった。ちなみに、その思い出以外、私は彼と関わった記憶が無い。




 


 

高校2年の冬、短期のアルバイトで巫女さんをしていた。その研修で正座をしたときに足がしびれて、「鍛えれば鍛えられるもんだよ」と言われた。で、鍛えようとしたのだ。全校集会だった。私は1番前に座っていた。ただでさえ座高が高いってのに正座なんかしようもんなら、私の後ろに座る子は前が見えなくなる。しかしながら、どうせそんな真剣に集会に出ていないだろうしと思って、正座で挑んだ。


 

で、難なく時間を過ごし、「はぁ~終わる!全然耐えられたわ~」なんて思っていたところで、私の顔が青ざめるプログラムが告げられた。























 

校歌斉唱






 

まぁ大丈夫だ。今日は微塵もピリピリしていない。大丈夫・・・



 

と思って意を決して立ち上がる。




































 

ヤベェ









 

思ったときには時既に遅し、ばっちり痺れていた。ここまで痺れたのは生まれて初めてだった。


 

私一人、フラついていた。そして耐えきれなくなった私は
































 

ガシっっっ








 

隣にいた佐藤くん(仮名)の肩を掴む。まさか人生で初めてこんな風に縋る男性が佐藤くん(仮名)だとは思っていなかった。もっと言えば、そうやって人に縋った記憶ってそれ以降でも、酔いすぎて歩けなくなった時の1度しかないので、素面での記憶は更新されていない。


 

佐藤くんはクラスの中でもかなり大人しい方だった。何度か私が話しかけたことはあるだろうけど、会話になった記憶は無い。そんな彼に倒れ掛かってしまったのだ。「ホントごめん、ホントごめん」と、ひたすら謝る。が、佐藤くんは無言。「大丈夫?」くらいには言ってほしかった。



 

結局、その後手を離して校歌を歌った。が、校歌を歌っている間も、重心が少しズレようもんならふらふらしていた。



 

その後も佐藤くんとの思い出は作り出せなかった。



 


 

この話をソノ子にしたが、なんせソノ子は佐藤くんを覚えていない。覚えていないというか、クラス違っただろうからもしかしたら知らないかもしれない。「帰ったらまず卒アルで佐藤くん見て!絶対!」


 


 

高校卒業寸前に、どれくらいの人を私は知っているだろうかと思い立って、「友だち」ではなくて、「知っている人」をあげ、一人一人に何かしらのコメントを残した。もちろん、もう捨ててしまったけど、「リーダーシップを取れる人」とか「ブスにも優しくしてくれる人」とか「居るだけで和む人」とか、誰に見せるわけでもないので、アレやコレやと、素直にその人に対して思ったことを書いていた。捨てたことを凄く後悔している。


 

30歳になったらもっと忘れているだろうから、今のうちに覚えていることは残しておきたいです。



 

 

以上、アイドルちゃんでした。