してあげる | 日々のブログ

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素直な気持ちをそのまま書いてます

私の母親はこういう概念を持っているのではないかと

子供の頃から思っていた


誰かの為に!

と思ってやってくれるのは、根底に思いやりや気持ちがないと出来ない事だけど

それが相手に伝わってしまうと

それは思いやりでも優しさでもなくなって

ただのお節介、となる



見返りを求めて生きてると

ろくなことはない

それでも本人気づいてないのかなんなのか…



以前、父がまだ生きていた時に猛烈に叩いてやった


闘病中の父の気持ちを一番に考えられない

私も大変なんだ、というのが言葉の数々に現れていた


ま。聞いて欲しかったのもあるんだろう

そんな事百も承知だよ

それでも死にゆく本人の辛さをもっと理解してあげないと

このまま明日目覚めないかもしれない

何かやり残した事ないかな


色んな事をずっと考えるからそりゃ寝れなくなって

鬱状態になっていく


近くでみている家族も同じようになってしまうのは違うだろ

看取る、というのは本当に辛い

でもね、こっちだって辛いんだよ

は見せちゃいけない

自分のせいで不幸にしてしまった

と思いながら逝ってほしくはないだろうに…



どんな事も

あなたの為よ

と思って、言って、やってる事は実は全て自分の為なんだ

そんな事を思ってるから態度にも出るし、言葉にも出る


なら

やらなきゃいいじゃん

と私は思う

やられてる方は苦しいから



見返りなんて求めないで生きていればいい

自分を取り巻く全ての人に


そしたら自分も相手も楽になれるのに




してあげるって…



嫌な言葉だな



と、ふと思った