ウェブ上に時々お金を振り込んでも、残念ながら商品を送ってこない偽販売サイトが存在します。

我々eBayerは仕入先として、偽販売サイトに遭遇する機会が多くなります。なぜでしょうか?

主な理由としては以下3つが考えられます。

 

 

理由① より良い価格を求めて仕入先をどん欲に開拓しようとするから。

理由② 経験が浅く、偽販売サイトの見分けがつかないから、また、利益に目がくらんでリスクに目を向けないから。

理由③ 偽販売サイトの値付けが絶妙で、本物と思わせるような価格だから。

 

 

ところが、世の中は非常に便利になりました。

偽サイトや危険なサイトはGoogle Chromeが警告を出してブロックしてくれますし、

怪しいサイトの商品写真を画像検索すると、ネット上で同じ画像が複数枚出てきます。(この場合往々にしてオリジナルの写真は、メルカリ、ヤフオク、ラクマ等のECサイトにあることが多いです。)

 

 

なぜ同じ写真がネットで複数枚でてくるかというと、僕の予想では、偽販売サイトもコピーされて増殖しているからだと思います。

つまり、オリジナルの偽サイトが丸ごとコピーされて、一部の表面の建付けを変更されて公開されているのだと思います。(オリジナルの偽サイトも犯罪集団なので、サイトを丸々コピーされてもどこにも訴えられない。)(なので偽販売サイトのサイトの建付けは、どれも非常に似通っています。)

 

 

ところが上記のGoogle Chromeの警告をかいくぐっているサイトもありますし、画像検索で商品画像が複数枚出てこない場合もあります。

 

 

Google Chromeの警告をかいくぐっているサイトは、多分、作られて間もないサイトです。ただ、これらをGoogleが取り締まる時間を縮めれば縮めるほど、偽販売サイトの増殖スピードが早まるのでいたちごっこです。

 

 

そして画像検索で同じ商品画像が複数枚出てこない場合というのは、メルカリ、ヤフオク、ラクマ等の落札された商品のページを長期間保存しておいて、それを使ってあたかも新しい商品を出品しているかのように偽装しています。←ここまで巧妙になるともう防ぎようがない?

 

 

ではどうするかと言いますと、以下対策が4つあります。

 

 

対策① 運営会社のリアル住所をネットで検索してみる←同じ住所の別会社が存在すると怪しい。

対策② 住所をGoogleストリートビューで検索してみる。←怪しい物に関しては、往々にして倉庫や空き家風のことがおおい。←しかし、この方法も完ぺきではありません。以前洋服の偽販売サイトの住所が、別の洋服小売店の住所だったことがあります。

対策③ 運営会社の代表電話に電話する。←往々にして全く別の方の電話番号の場合や、通話できないものが多い。

対策④ それら怪しいサイトから商品を購入する場合は、銀行振込を使用しないこと。必ず代引きで購入する。

 

 

以上4つが対策となりますが、③の電話するが即効性が最も高いと思います。

 

 

少額なものならまだしも、高価なものを偽販売サイトで購入した場合には、その代金の損失もさりながら、なによりお客様に送る商品をどうしようかとなります。

 

 

つまりeBayerが新しい仕入先を開拓するときは、そのリスクと利益を天秤にかける必要があります。