弁天橋通りから弁天橋を渡る
海老取川の先は東京国際空港(羽田空港)となります
多摩川の河口、海老取川に架る弁天橋近くに鳥居が
この大鳥居は、もともと旧穴守稲荷神社の大鳥居
だったそうで・・・
穴守稲荷神社がまだ羽田穴守町にあった昭和初期
その参道に寄付により建立されたそうです
羽田穴守町・羽田鈴木町・羽田江戸見町の地域に居住していた人々は
強制退去され、建物は全て取り壊されたそうです
しかしながら、この大鳥居だけは取り壊しを免れて羽田の地に残され
往時を物語る唯一の建造物となりました
米軍から、施設が日本に返還され東京国際空港として再出発した後も
この大鳥居は旅客ターミナルビル前面の
駐車場の一隅に残され
羽田空港の大鳥居として航空旅客や空港に働く人々に親しまれていたそうです
昭和59年(1984年)に着手された東京国際空港沖合展開事業により
滑走路や旅客ターミナルビル等の空港施設が沖合地区に移設され
大鳥居も新滑走路の整備の障害となることから、撤去されることとなり
平成11年(1999年)2月、国と空港関係企業の協力で
この地に移設されたそうです
穴守稲荷神社のかつての大鳥居
は
現在は穴守稲荷神社の管理ではなく、国土交通省に管理され
扁額もかつての「穴守神社」から、現在は「平和」に
平和大鳥居として親しまれているそうです
平和大鳥居の広場からは
天空橋駅方面に、羽田イノベーションシティー
多摩川で最新&最下流の多摩川スカイブリッジ
多摩川と海老取川の合流地点、遠くに見える対岸は川崎