しながわ花海道(勝島運河)より旧東海道へ
家と家との路地入口に
「稲荷大明神」赤い幟が目についた
分け入ってみると
路地の突き当りは鮫浜小学校その前に
小さな社が
白玉稲荷神社というそうだ
小さな境内ながら、近隣住民にしっかり管理されているようで
手水舎
白玉稲荷神社は、品川区東大井にある稲荷神社
創建年代等は不詳ながら、清伝寺境内に祀られていたといいます
神仏分離により明治5年(1872年)この場所へ遷座
大井村七稲荷の一つだともいわれています
清伝寺は福田山と号す曹洞宗寺院で、現鮫浜小学校の地にありましたが
明治7年(1874年)廃寺となり品川天龍寺に合併されたそうです
ご祀神は、 宇迦之御魂
ご住所は、 品川区東大井2-9-15
参拝
白玉稲荷神社より、旧東海道には戻らず
東海道に沿った一本奥の裏道(側道)を
すると、大きな神社に
彫物が施された立派な手水舎
鮫洲八幡神社、拝殿裏に見える高架線は京浜急行の鮫洲駅
複数の狛犬さん、歴史を感じる
鮫洲八幡神社は、品川区東大井にある八幡神社
創建年代等は不詳または寛文年間(1661年~1673年)とも
この地の旧御林村(現東大井)が開闢して以来の神社といわれています
江戸時代初期に開拓された漁師町ということもあり・・・
漁業関係者からの奉納物や海に関する境内社も多いそうです
明治7年(1874年)に村社となり
昭和4年(1929年)には国道(第一京浜)建設
により
氏子の少なくなった白山神社
を合祀したそうです
ご祀神は、 誉田別尊
相殿には、 気長足姫尊、伊弉諾尊、伊弉冉尊
境内社に、 出世稲荷神社、富士浅間神社、厳島神社、漁呉玉神社
ご住所は、 品川区東大井1-20-10
参拝
社殿向かって左の境内社、出世稲荷神社
社殿向かって左側に、富士浅間神社
養魚場のような池に囲まれ
完全に島のように浮いている鮫祠と
境内社の漁呉玉神社
と、厳島神社
拝殿前にセルフ形式の書き置き御朱印が置かれていましたが
あいにくの持ち合わせがなく今回はやめておきました
鮫洲といえば「鮫洲運転免許試験場」で知られますが
駅前にこんな立派な歴史を伝える境内が残っているとは
驚き・・・