八ッ山通りを更に南へ歩くと
寄木神社に
寄木神社は、品川区東品川にある神社
日本武尊が御東征の折
荒海を鎮めるために入水した弟橘姫の船の残木を漁民が拾い上げ
これを祀ったのが始まりとされています
また、源義家が奥州征伐の際にこの地に寄り、社の由来を漁民より知り
そこで義家はこの社に戦勝祈願
奥州平定後、再び社に立ち寄り兜を奉納したと伝わり
こうした伝承から以後、当地は「兜島」とも呼ばれたそうです
時は流れ、現南品川三丁目付近の与惣兵衛という者の敷地内にあったが
社地が町屋となった為、現在地に遷座されたそうです
江戸時代の頃より、荏原神社の末社ということになっているそうです
立派な鳥居扁額
手水舎と・・・
境内社の、亀の甲社
明治の頃、品川浦に大きな海亀が迷い込み、漁師らが捕らえて村民に披露
しかし、不幸にも亀は繋ぎ鎖を首に巻き付けて死んでしまったそうで
この海亀の甲羅は上野博物館に寄贈され後
社に祀ったものと伝わるそうです
三対の狛犬さん
そのうち真ん中、一番小さな狛犬さんは
頭の上が皿状になっており「かっぱ狛犬」とも呼ばれ
社の前に海が広がっていたため、この狛犬の皿の部分にロウソクを立てて火を灯し
灯台の代わりにしたと伝えられている
境内社の、稲荷社
寄木神社拝殿
ご祀神は、 日本武尊、弟橘姫
ご相殿に、 西宮大神、大己貴命、少名彦名尊
境内社に、 稲荷社、亀の甲社
ご住所は、 品川区東品川1-35-8
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