小泉八雲記念公園から職安通りへ
アパホテルが目印になりそうな
鬼王神社前交差点
その数十メートル先、稲荷鬼王神社
稲荷鬼王神社は、新宿区歌舞伎町にある神社
厄を除き福を授ける鬼王様の名を持つ全国で唯一つのお宮とも言われ
戸塚諏訪神社境内の福瑳稲荷を承応2年(1653年)に勧請したといわれ
天保3年(1832年)に当地の百姓田中清右衛門が
熊野から勧請した鬼王権現をと合祀して
稲荷鬼王神社となったといわれています
入口の狛犬さん
境内社の恵比寿神社(三島神社)
もともと恵比寿様が祀られていたお寺が江戸時代に火災にあってしまったため
稲荷鬼王神社の境内に祀られるようになり
新宿山手七福神の恵比寿神となっています
拝殿
拝殿前の狛犬さん
ご祀神は、 倉稲魂命、鬼王権現
境内社に、 三島神社(恵比寿神社)、竈三柱大神、浅間神社
ご住所は、 新宿区歌舞伎町2-17-5
参拝
社務所前から東新宿への近道となる参道
現在の物は、昭和5年(1930年)に造られた富士塚
現在参道を挟んで左右二分化という珍しいかたちで残っています
浅間神社はもともと明治期以前までは境内に祀られていた別の神社でしたが
明治27年(1894年)に、稲荷鬼王神社に合祀され
その後、庭師や植木職人たちが好んで道中安全のお参りをし
西大久保の厄除け富士として、境内に再建されたそうです
しかし戦後の影響で地盤が緩み、富士塚は移動・縮小を繰り返し
現在の一合目~四合目、五合目~頂上が参道を挟んで
設置される形式に落ち着いたそうです
富士塚が二つに分かれたことで
間を通る参道そのものが、富士の胎内に通ずる道となっており
通過することで富士山にこもってお参りするのと
同じご利益を得られると、今では言われているそうです
稲荷鬼王神社では御朱印を頂く際に
極力宮司さんより、神社についてご説明いただけるそうなので
これから訪れようと思う方は
せっかくなので、時間に余裕をもって訪れるとよいと思います
ご丁寧な説明を頂いた後
稲荷鬼王神社は直書き、西大久保富士塚は書置きの
御朱印をいただきました