西日暮里駅前近く道灌山通り、
開成中学高等学校前にやってきた
学校背後に続く道灌山の西側斜面辺りは
かつて、名園・衆楽園などを有した佐竹藩の屋敷があったところ
しかし、明治期以降に荒れ放題で孟宗竹が生い茂り
佐竹っ原とも呼ばれていたとか
また学園のグラウンドを中心に
台地上に、縄文時代から江戸時代に至る複合遺跡「道灌山遺跡」があり
縄文時代・弥生時代の竪穴建物跡
平安時代の建物跡・江戸時代の溝などが発掘され
縄文土器や弥生土器が出土しているそうです
高校裏に中学校の間に坂道が
学園の桜並木に囲まれ春には華やかになりそうな
広陵稲荷坂を上ると名前の通り
向陵稲荷神社
向陵稲荷神社は、荒川区西日暮里にある稲荷神社
江戸時代初期より佐竹右京太夫屋敷の邸内鎮守として創建
大正初期に渡辺町(現西日暮里4丁目の一部)が開設されたときに
ひぐらし公園(現、開成学園中学校庭)に祀られ
町の鎮守と崇められていたそうです
昭和20年の大戦災で全町焼土と化しましたが
この社は不思議にも戦火をまぬかれたそうです
昭和46年(1971年)に社殿を改築し社務所が新設されたそうです
ご祀神は、 宇迦之御魂神
ご住所は、 荒川区西日暮里4-7-34
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