横断歩道の向こう側、防災団地を背にした
墨堤通りに面して建つ、隅田川神社
一之鳥居
鳥居左の石碑には「船霊社・水神社」と刻まれています
参道は防災団地6号棟と7号棟間の防火ゲートを抜け
東白髭公園テニスコートと野球場の間
(子供で5年ぐらい前に来たような)
桜並木を歩き、二之鳥居へ
先に見えるは、三之鳥居
境内には多数の境内社があります
八幡社と稲荷社 右:若宮八幡神社、左:三財稲荷神社
両社は、荒川放水路の開鑿により水没することとなったため
隅田川神社に遷されたそうです
三社寄せ宮 右:天神社、中央:金神社、左:粟嶋神社
いずれも龍神社
隅田川神社は、墨田区堤通にある神社
源頼朝挙兵の折の治承4年(1180年)この地に到り
水神の霊験に感じて社殿を造営したと伝えられますが
正確な創建時期は不明この地が小高い浮洲となっていて
出水の時も水没することがなかったところから
「水神社」または「浮島の宮」とも呼ばれていたそうです
昔から、河川交通の要衝(街道筋・渡場)であり
隅田川の水運・海運・運送業者の崇敬を集めていたそうです
現在は、首都高速道路や防災団地建設事業などのために
社も旧地の南100mに移転しているそうです
水神の森跡
荒川の下流、鐘ヶ淵を越え大きく曲がったこの地は
隅田川の落ち口(終点)で、かつては鬱蒼とした森が広がり
人々からは「水神の森」とも「浮洲の森」とも呼ばれて親しまれていたそうです
昔は、ここから入江が始まり、海となっていたことから
「江の口」すなわち「江戸」の語源ともなったといわれているそうです
ご祀神は、 速秋津日子神、速秋津比賣神、鳥之石楠船神、大楫木戸姫神、御井鳴雷神
境内社として、 粟島神社、金神社、天神社、若宮八幡神社、三財稲荷神社
ご住所は、 墨田区堤通2-17-1