浅草橋駅近く、とある住宅の前に立つ神社
扇稲荷神社
(八丁堀の上屋敷、築地の下屋敷、どちらの屋敷神かは不明)
に屋敷神として祀られていたそうです
明治4年(1871年)廃藩置県の際に藩邸用地を政府に返還し、
新たに与えられた邸宅地が
かつて肥前平戸藩松浦家の上屋敷の一角であったこの周辺だったそうです
そこに屋敷神もここへ遷して祀ったそうです
しかし、大正12年(1923年)の関東大震災で付近一帯は壊滅的被害を受け
扇稲荷神社もご神体が焼失してしまいました
それでも新福井町の住民が力を合わせ
昭和6年(1931年)にご神体は失われても御神霊は不滅であるからと再建
その後、東京大空襲でも被災しましたが
地域住民によって修繕されてきたそうです
2019年には神社の大規模改修が行われるなど、
地域住民と扇稲荷神社奉賛会によって大切に守られているそうです
扇稲荷神社では、毎年10月第一日曜日に