時によっては、言い過ぎるよりも、
何も言わない方が望ましいものです。
自分の信条や意見を誰かに言い聞かせようとすると、
相手をイライラさせたり、「いじめられた、せっつかれた」と
感じさせたりする恐れがあります。
例えば今、ある重要案件について、
自分の見方を相手に分からせようとしています。
でも、無理に分からせることはできません。
その人が間違った道を行くのをあえて見守るだけの
精神的なゆとりを持つことが大切。
もし自分の心を「思いやり・信頼・優しさ・忍耐強さ」
で満たしたら、その人はわれに返り、
自分の考えを受け入れるようになるのです。