親父の背中(3) | Gさんのいやんなっちゃった、おどろいた!

Gさんのいやんなっちゃった、おどろいた!

最近、すっかりフライフィッシングにハマった、アラカン

そんなオヤジが、神輿を造りはじめた。


どこにも負けない手作り神輿

が口癖ではあったが、

造っていたのは、町内の器用な方々。


親父は、終わるころ、ふらっと現れ

みんなを飲みに連れていった。


この流れが、どうしても受け入れられなかった。


腕に技術のある人がかっこよく見える年頃だったんだろう。

今でいうプロデューサーなんて言葉知らなかったし。

真剣に造っている人のじゃまをして、

手柄だけはいただく不真面目な奴。

そんな風に見えていた。



だから、完成した神輿をお父さん達が造った神輿といわれても恥ずかしく、

見たこともない。


でもね、今となっては

親父の役割もわからないでもない。


いや、40代のお父さんたちが、

夜な夜な口実を作って出かけていたわけなんだから

ありがたかったかもね。

タダ酒飲めたし。

もちろん、当時ならスナックとかクラブとかお姉ちゃんのいるお店ね(笑)

今の自分なら、相当なモチベーションだな。

もし生きているなら

人を使う監督業務をどう思っていたのか聞いてみたい。