春を招くセツブンソウが咲いていました。
2月3日(金)、快晴:
今日も朝からよく晴れています。相変わらず西高東低の冬型の気候ですが、少し緩んできたようです。遠州地方は、強い北西の風が日夜続いています。遠州名物の「遠州の空っ風」です。それでも日射しが強くなってきたので春が忍び寄っている感じです。
今日は節分です。冬と春の季節を分けると言われていて、明日は立春です。もう暦の上では春になります。
節分;
昔は、季節の変わり目にあたる立春、立夏、立秋、立冬の前日がすべて節分とされていました。一年の節目に当たる春の節分に重きを置かれはじめたのは、室町時代からだそうです。季節の変わり目には、悪鬼が出てくるといわれ、豆が「摩滅」の音に通じることから「鬼は外、福は内」の掛け声で豆まきをするならわしがはじまったとか。数え年で自分の歳の数(地方によっては歳より一つ多い数)の豆を食べると、健康になれると言われています。
(「日本の七十二候を楽しむ」より)
恵方巻;
節分の夜、その年の縁起のいい方向に方角、恵方に向かって太巻きを丸かじりすると、福が来るといわれます。決まりは、太巻きを一本食べ終わるまで、口をきいてはいけないこと。その太巻きのことは、恵方巻、丸かぶり寿司などと呼ばれます。七福神にちなんで縁起を担ぎ、かんぴょう、きゅうり、しいたけ、だし巻、うなぎ、でんぷなどの七種の具をいれて巻くとか。
(「日本の七十二候を楽しむ」より)
なお、今年の恵方は、北北西だそうです。先ほどもスパーへ行きましたが、恵方巻を買う人げ行列を作っていました。そういえば、1959年のアメリカ映画で「北北西に進路を取れ」がありましたが、北北西は縁起がいいのでしょうか。
我が家でも恵方巻を買ってきて、今夜は、北北西に向かって食べようと思います。我が家にも福が来ることを願って。
2月1日に浜松フラワーパークへ行った続きです。
フラワーパークは、春を告げる花々が開花しています。その中でも、節分の頃に開花することから名付けられたセツブンソウが、園内の″桜の谷″の斜面で密かに咲いています。″春の妖精″とも呼ばれる可憐な花は人気が高く、乱獲や自生地の環境破壊により現在では希少植物になっています。
節分に因んで、セツブンソウの花をアップいたします。
セツブンソウ(節分草):キンポウゲ科
節分の頃に花を咲かせるのでセツブンソウと言います。日本原産の植物で、関東より西の地域に分布します。石灰岩地帯を好み、落葉樹林内の斜面などにまとまって自生します。凍てつくような真冬に芽を出して花を咲かせ、後に葉を茂らせ、木々の新緑がまぶしくなる晩春には茎葉が枯れて地下の球根(塊茎)の状態で秋まで休眠に入ります。根は秋頃から地下で伸び始めますが、セツブンソウが地上に顔を見せるのはせいぜい春の3ヶ月程度です。可憐さとはかなさが魅力の山野草で、地植えや鉢植えで楽しみます。
寒空に咲くけなげな姿を見つけると、思わず顔がほころびます。
地面から花茎を伸ばして細かく切れ込んだ葉っぱ(緑苞片)を開き、その先端に可憐な白い花を一輪咲かせます。花びらに見える部分は萼で通常5枚あります。本来の花びらは退化して、先端が2又に分かれた黄色い蜜腺(ネクター)になっており、雄しべを囲むようにつきます。密腺は名前の通りで、甘い蜜を出す器官です。雄しべの先端についている花粉が入った葯も紫色で鮮やかです。球根の大きさは径1.5cmほどで、先端の尖った球形です。学名は(属名)のエランティスは「春の花」という意味です。
(ヤサシイエンゲイ 参照)
園内の″桜の谷″の斜面の雑草の中に咲いているセツブンソウです。密かに可憐に咲いている1.5~2.0cmほどの小さな花で、つい見落としてしまいそうな花です。





