近鉄エクスプレスの株価は、ほぼ万年PER8〜15程度と、市場平均より相当な乖離がある。えーん

PERは業種業界によってある程度決まっている。日本の商社株は常に安いのはその一例(それに目を付け、日本の商社株を大量買いしたのがバフェットさんだ)。

で、近鉄エクスプレスは倉庫や輸送に分類されてしまっている。滝汗


しかし、近鉄エクスプレスは、某倉庫会社のように、大きなアセットがあるわけではない。何もしてないただの倉庫業とはまったく違う。
空港等に若干のアセットはあるが、せいぜいその程度だ。

また、佐川やヤマトのように、大量のトラックと人員を抱える企業のように、労働集約型の利益構造でもない。

つまり、滝汗
そもそも、そのカテゴリーに分類されてしまっていた事が、株価低迷の一因とDokgenは思っている。

国際輸送は、国ごとで特殊な通関業務や、航空機、コンテナ手配等、参入障壁は高く、今後、大きなプレーヤーが出てくる事はまず考え難い。
故に、今後の可能性は再編しかない。

フォワーダーやクーリエと物流業界では言うが、近鉄エクスプレスは、上記に書いたように、殆どの資産も持たず、運営しているフォワーダーだ。

世界レベルのクーリエ企業UPS等が、自社完結に拘る中、近鉄エクスプレスは、世界中の航空会社や倉庫、陸運とフレキシブルにビジネスができる利点がある。

そのカテゴリーでは、国内大手上場企業には、完全な競合は無い事に気づく。


ある意味、近鉄エクスプレスは、物流業界でのファブレス(工場を保有しないメーカー)のような存在である。
そう、まさに、アップルの物流版だ。



機関投資家やバフェットのような投資家がその事に気付けば、近鉄エクスプレスの株価は、
極めて大きくステージを変えるかもしれない。
(Dokgenが過去に書いた目標株価5000円も現在の業種ベースでしかない)



と、今日は市場も休みの月曜日祝日なので
ホテルのプールでノンビリ
妄想してました。びっくり


そんな株価に成長すること、
いや、市場から『ちゃんと評価されること』を夢見て、まだまだ『ほっとけ投資』を継続しときまーす。ラブ