投資デビューした息子と安い焼肉屋で久しぶりに飲んだ。
今日は、息子に本の出版の話をするつもり
もちろん、この事は初めて話す。

軽く息子の今の仕事の話のあと
本題を息子に切り出した。

まだ現物の本がないので、アマゾンの予約サイトを見せ


これが
目の前にいるあなたの父親が書いた本であること、
私からあなたの将来へのメッセージであることを伝えた。

まさか自分の父が、W億り人の投資家とは、思って無かったようで、表紙を見て固まっていたが、

それより
本の表紙にある『父子家庭』と言う文字を見て、「なぜ親権を母親ではなくパパがとれたの?」が息子からの質問だった。

この件は本に小さく書いたので、後で息子が知るのもと思い、真実をちゃんと話した。

母親に男がいたこと、
その男がかなりキレやすい男であり、私の仕事中にワザと何度も何度も電話してきて、逆ギレするような輩(やから)だったこと
このままでは、当時5歳の息子(あなた)の人生が「終わる』と確信したこと。

だから、意地でも親権を取って、二人父子家庭で生きると決めたことを話した。

以前から父方が親権を取ったことは、息子の疑問だったようで、
「そうだったのか」と、
微かに涙声で「ありがとう」と、私に言ってくれた。

息子が「ありがとう」と言う必要はない『父子家庭』になったのは、親の身勝手で、5歳だった息子は被害者でしかない。

でも、息子の「ありがとう」を聞いて、私は焼肉屋のトイレで一人号泣してしまった。