本日から公開
「ハウス・オブ・グッチ」

ご存じGUCCIは憧れのハイブランド。
イタリアで創業して、世界的なFASHIONブランドへの成長し、現在も多くの人に愛されています。



創業者の孫にあたるマウリッィオGUCCIはパトリツィアという女性と恋に落ちて結婚し、彼らはハイブランドを受け継ぎます。
しかしその先に待っていたのはマウリッィオの殺害事件。
この映画のような本当のお話、お家騒動はいま満を持して映画化となりました。

リドリー・スコット監督の奥様がプロデューサーで20年この映画化を待ち望んだそう。

なお、今はGUCCI一族はまったくGUCCI関連の経営は携わっていません。

どうして、3代目のマウリッィオは妻に殺されてしまったのか。二人の愛は本物だったのか。
前半は、創業者の孫で後に3代目の社長となったマウリッィオとその妻になったパトリツィアとの出会いから結婚へのラブストーリー。
後半は気の弱いマウリッィオのお尻をたたきGUCCI家を仕切りはじめるパトリツィアとの愛憎劇へと発展。



後を継ぐ気も無かったマウリッィオの背中を押したのはまぎれもなくパトリツィア。GUCCIは二人が知り合った頃はハイブランドとして大成功を収めていたので、独身でイケメンのマウリッィオは多くの玉の輿をねらう、女性達が彼の周りにはうじゃうじゃ。。パトリツィアもその一人かと思いきや、運送会社の一人娘で於お金には困っていませんでしたので「お金目当て」ではないと思う。
実際には夫を殺した悪女といわれていますが、この映画を見るとそうでもないのでは?

これはそれぞれの解釈ですが、二人はほんとに愛し合っていた、そのように前半は描かれています。
デートシーン!目がくらくらしちゃう。それはそれはため息が出るくらいなセレブ〜なお店やあと、FASHIONも素敵。
パトリツィアを演じるレディガガの豊満な胸とナイスボディに79年代80年代のハイブランドのFASHIONがよく似合う。



毎回シーン毎に変わるのでレディガガの着こなしも見どころの一つ。流行というのはまずはハイブランドからだったわけで、その服飾の遍歴がよくわかりますね。
全身Gの入ったワンピースなんて誰も着こなせない思ったら、ガガ様は、その強い意志をもった女性像にぴったり。着る人、を選びますね〜ハイブランドが似合うレディになりたい。




キャストがすごくて、まずはパトリツィアを演じたのが、レディガガ。20代から40代まで見事に演じています。ネットなどで検索すると本人が出てきますがそっくりなんです・
殺されてしまうマウリッィオにはスターウォーズの新シリーズの悪役を演じたアダム・ドライバー。マウリッィオの父はジェリミー・アイアンズ、2代目GUCCIで叔父に当たるのがアルパチーノ。
一瞬わからないほど、いつも主演オーラはなく、助演に徹しています。

ほぼほぼ事実を同じですが、その後も気になるので色々調べましたら、彼女は27年の刑をうけましたが、模範囚人だったのですでに出所にしています。

二人の娘とは絶縁関係ですが、どうやら離婚の時の慰謝料を巡って、GUCCI家とは関係ないところで訴訟をおこし今も闘っています。
男性的で先賢の目があり意志の強さといい今の次代にぴったりのエネルギッシュなパトリツィア。
衝撃的な実録映画に、深い人間ドラマは時代を超えて、ドラマチックに展開していく。サスガの84歳巨匠リドリースコット監督。
見応えあります。

『ハウス・オブ・グッチ』

2022114日(金)全国ロードショー

© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.


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