1/4現場仕事はじめは


ミッドランドスクエアシネマ のトークライブ。



現在大ヒット中の「キングスマン・ファーストエージェント」の上映後に、

英国通🇬🇧🇬🇧ブリテッシュ・ラグジュアリーブランドグループの代表で英国ブランドの聖地「ヴァルカナイズロンドン」の田窪寿保さんに.キングスマンの英国紳士、ジェームズボンドとの比較などお話をいただきました!



ありふれた映画解析、解説とちがい、実際にロンドンの紳士服の聖地サヴィルロウにある、キングスマンのあのテーラーに何度も通っている方ですから。


映画のタイトルにもなっている、世界最強のスパイ組織キングスマンがあつまる、キングスマンという名前のテーラー。


イギリスでは有名な、「ハンツマン」というテーラーの中で撮影しています。



レイフファインズ演じるオックスフォード公の息子、コンラッドが初めてスーツを作る第1試着室は1でヴァレンタインがはいりましたね。

あれもセットではなく実際のテーラーを使用。

もともとコミックになる時にハンツマンの名前を原作者は借りたいと申し出があったそうですが、全面協力するけど、ハンツマン側は名前は貸さないとなり、キングスマンになったのです。

もしかしたら「ハンツマン」だっかも!



キングスマンは、ジョージ公に仕えているので結果的にはよかったですね。

007は女王に仕えているので、ちょうど対抗してよいかもと、田窪さん。

また、

キングスマンは英国紳士そのもので、007は紳士の文化をベースにしているそうです。

今回、第一次世界大戦の裏にはいろいろドラマがあり、歴史をお勉強した方はご存じかと思いますが、スコットランド人との確執がベースになっています。

戦地に行ったコンラッドの

軍服はスコットランド部隊のもの。

ネタバレするのでここまでしか言えませんが、このあたりも時代背景をしっかり盛り込み、実在の歴史上人物を絡ませているのも、ファーストエージェントの見どころのひとつ。


リス・エヴァンス演じる

ロシアの怪僧ラスプーチンは実在します。関係ないけど、ボニーMが歌い、大ヒットしてディスコで踊りまくった記憶が!


話はもどりますが、

キングスマン2で、サヴィルロウにあったキングスマンは爆破されてしまいまして、劇中での設定はセントジェームスにある世界最古のワイン商の隣に新しいキングスマンがあるという設定。

アメリカのステイツマンのバーボンが出向してくるとこで、おわってますよね。あの通りはロンドンのセントジェームスだそうです。

爆破後にマリーンとイグジーが

そのワイン商で、次なる作戦をたて

金庫からステイツマン=バーボンをのみますよね?

あのお店の隣にあたらしくキングスマンを建てたという設定。



知れば知るほど田窪さんの話が面白くて、また見たくなりました。

無限ループのはじまりだ!笑


レイフファインズが杖代わりにしているフォックスの傘。刀剣にはなりませんがヴァルカナイズロンドンで購入できますよ!


その昔、ロンドンではストローラという傘の巻き屋がいて、

傘にアイロンをかけてビシッと細く巻くそうで。

傘にアイロン?!

イギリス紳士は🇬🇧とにかく全てビシッとしたかったんですね。

脚の悪いオックスフォード公は杖代わりにして、戦う時は刀剣になる!





キングスマンの靴は全て

ロンドンメーカーのジョージクレバリーの靴。すべてプレーンなもの。

このプレーンな靴のことを「オックスフォード」といいます。


なるほど!


オックスフォード公は実在しないからここから名前をつけたのでは?



ちなみに靴先から刃物がでて猛毒が仕込んであるのは007のオマージュ。


まだまだトークライブで聞いたことをお伝えしたい!


映像がありますので、

頑張って編集せねば。


今月は

1/29土曜日に

CMディレクターで、映画監督の

清水康彦さんをお迎えして

のトークライブになります。

映画は斎藤工さんプロデュース、

リリーフランキーさん主演の「その日、カレーライスができるまで」です。


またまた告知しますので、ぜひ遊びに来てくださいね。