永野芽郁さん主演の「そして、バトンは渡された」



ひさびさの一般試写会で、ひさびさに声を出して泣いてしまいました。

この物語は2つの家族の紹介からはじまります。
物語の一つの目の家族は森宮家。田中圭さんがお父さん永野芽郁さん演じる高校生の優子の親子。
優子はコレまでに親の離婚で何度も名字がかわる不遇な環境ですが、あっけらかんとした性格で、3人目の父である森宮家の血の繋がらない父を“森宮”さんとよび、本当の親子のように仲がいい。森宮さんも料理で優子に愛情たっぷりに育てています。お母さんはでていったらしい。
ちょっと頼りなさげな役が本当によく似合う田中圭さん。
 


そして同時進行で石原さとみさん演じる梨花の物語が綴られていきます。こちらは最初に結婚した相手に連れ子がいて、その子はみいたんといいます。梨花は誰もが振り返るくらいの美人でファッショナブル。
自由奔放で目的の為に手段を選ばない、魔性の女。みいたんの父と別れることになり、みいたんを自分が引き取り育てることになるのですが、経済面から次は、金持ちの歳の差のある富豪と結婚。
 


ココまでは別々の家族の話でしたが、優子の元にある一通の手紙が届いたことから二つの家族の物語がつながって行くのです、

このような流れだとちょっとー暗い映画じゃない?とおもいますよね。名字がなんどもかわって血のつながりのない両親の元を渡り歩く主人公は不幸ともおもえる境遇なのに、まったく不幸感がない。
サブキャッチの
愛ゆえの「嘘」と「秘密」そうかそれは、
そういうこと?ええ?そうなの?知った時は
もう感動しかありません。

また、音楽映画としての一面もあり、ピアノが縁を繋いでいきます。梨花はピアノが習いたいみいたんのためにグランドピアノを持っているお金持ちと結婚し、その持ち主はみいたんのために調律を学びますそして、優子が好きになった同級生は天才ピアニストで優子も卒業式に合唱の伴奏を弾きます。物語りの中に、日常の一部のようにピアノが存在してきます。優子の好きになる同級生を演じた岡田健史さん、も永野さんも全くピアノ経験がありませんが、半年前から猛レッスンをして見事な演奏を披露しています。ピアノの音色がこの優しい愛溢れる物語にピッタリなんだな。
あ、あとは田中圭さん演じる森宮さんの料理がおいしそう!ごはんシーンも見逃せない。

 
「そして、バトンは渡された」10月29日金曜日公開です。

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