ナチス物なのにまったく暗い気持ちにならなかった。

むしろ上向き⏫少しの間、上書きしたくない。

動物の絵が可愛い絵本作家ジュディスカーの実体験を元に描いた「ヒトラーに盗られたうさぎ」。


ドイツに住むユダヤ人のアンナ一家は、お父さんが有名な辛口演劇評論家。政治的な発言がおおくヒトラーを批判していたので、ヒトラー政権がはじまたら反対者への弾圧が酷くなると察して、選挙の前にスイスへ逃亡、パリ、その後イギリスへ。
行く先々で、アンナは新しい言葉や文化慣習を身につけ、
逞しく成長していく。
子供たちがネガティブ発信しても、お父さんの物の例えや言葉のチョイスがいちいち素敵。

もともとネガティブはわたしは、
コロナでさらにネガティブ度が増しつつあるが、
映画のおかげでなんとか生きてる笑
この映画にでてくる父の
“言葉”は、苦境の中を生きる現代人に刺さるのでは?

兄妹のやりとりは「運動靴と赤い金魚」、お父さんのポジティブさは「ライフイズビューティフル」に匹敵。

上記二本はわたしの大大好きな映画。

ヒトラーうさぎも仲間入りだ。

東海地区は12/12より
ヒトラーに盗られたうさぎ 公開