今日のMIDFM「カメレオンサタデー」で紹介する現在、公開中のLETOーレト-



高校生時代、バンドを組んでいてロック少女だった頃の記憶が蘇る!

舞台は、80年代のロシア(当時ソ連)。文化統制のロシア(ソ連)レニングラードに実在したアーティスト「キノ」をモデルにして閉ざされた国で繰り広げられる青春の日々の物語。
当時、ロック好きな若者たちであふれていた、レイニングラードロッククラブ。
共産党青年部のもと、観客は静かに黙って座ってコンサートを見なくてはいけなかったそう。

音楽は大歓迎する。ロックは優れた芸術だ!でも唄う歌詞は検閲するよ。という、奇妙なソ連の考え方など、政治的な背景や80年代のロシアのロック事情も興味深い。

レコードは貴重品で、オープンリールで音楽を聞いているんです!
オープンリールってラジオ局でしか見たことないわ!

英米は、70年代に自分たちでレコード録音してたよね??


主人公はロシアの歴史に残るロックバンド「キノ」の創設者ヴィクトル・ツォイ。
人気絶頂の中、交通事故で28歳でこの世を去ります。
私はこの方の存在をまったく知りませんでした。

全編モノクロですが、
歌を聴かせるシーンはところどころ色が入る。音楽が人生に色をあたえてくれるというメッセージあり。

好きなシーンは、アニメーションを取り入れたミュージカルシーン。キャストだけじゃなく、バスの乗客、通行人らが一緒に歌い出すのです。トーキングヘッズの「サイコキラー」や、イギーポップの「パッセンジャー」、ルーリードの「パーフェクトデイ」とか、おばあちゃん、おじいさん、子供たちが歌うのです!
これがとってもオシャレでキュート👌🎈

音楽仲間の会話には、
「ピストルズ」みたいに、とかデュランデュラン、ボブデュランといった当時のロックバンドの名前がぽんぽん登場する。もちろん曲も!
仲間に加わっている気分でした。

主人公のヴィクトルがフリマで、Tレックスのマークボランの絵を売るシーンとか、、

あっ🤭
ネタバレしそうだ!

80年代ロックがお好きな方にはたまらん作品。

https://leto-movie.jp

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