時代を超えて、高い人気を誇る伝説のアニメ、遂に実写化!

絶賛公開中の「地獄少女」

 

オピリーナ読者のみなさんなら少女漫画「地獄少女」を読んだことがあるのではないかな?

テレビアニメにもなり、その後はゲーム化、遊技機化なするなどその勢いは止まりません・

そんな伝説のアニメがついに映像化になったのです。

 

11月15日に公開となった本作。

公開記念の舞台挨拶が11月17日にミッドランドスクエアシネマにて行われました。

 

11月上旬、公開前にインタビューもさせていただきましたが、

公開後はグッと二人の距離感が縮まったような気がする。

白石監督は、シネマスコーレという映画館で月に一回いらっしゃっていて

映画館の名物副支配人の坪井さんとのトーク毎回盛り上がっています。

 

大場さんは名古屋を元気するアイドルSKE48のメンバー。

絶大な人気を誇っています。

 

お二人とも出身地ではないのに、

名古屋に帰るとホッとするという

白石監督と大場美奈さんのやりとりが面白かった!

SKE48の中でもおしゃべり上手で、メッチャ明るい大場さん。

前にもディズニー映画のプロモーションとか、何度かお話ししたことがあるのですが、明朗活発という言葉がぴったりの女の子。

そんな大場さんが、『地獄少女』では

激情を内に秘めたダークな御厨早苗というアイドル役に扮しているのです。

正直、映画を観たとき、「誰?」と思ったくらい、別人でしたもの。

 

アニメや漫画ともに大人気の『地獄少女』のベースの物語は

午前0時に出現するサイト〈地獄通信〉にアクセスし、怨みを抱く相手の名前を入力すると、〈地獄少女〉がその相手を地獄送りにしてくれるという。標的になったものは、痛みと苦しみを味わいながら永遠に地獄を彷徨うこと。しかし、必殺仕掛け人のようにはいかなくて、依頼者も恐ろしい代償が待っているというお話。

 

今回の映画は監督のオリジナルではありますが、原作の設定をフルに生かし映像ならでは、実写ならではの

生々しさが映し出されています。

 

大場さん演じる早苗はライブ中に、ある事件に巻き込まれ顔に怪我をしてしまう。アイドルですから顔は命。

いや誰もが顔に傷を負うなんてありえない。犯人を恨み

早苗は、午前0時きっかりに地獄通信にアクセスしてしまうのです。

その時の、この瞬間の大場さんの迫真の演技が素晴らしかった!

 

ご本人は、今回参加してみて

「絶対にであう境遇ではないので、このお芝居で出会ったのは人生の経験になった」と話していました。

 

大場さんの、白石監督の印象は

「不能犯や貞子VS伽椰子を見ていたのですが、SNSなどにアップされている某番組の集合写真はいつも

変顔してホラーポーズをしているので、とても破天荒な人だと思っていたんです」

 

「でもお会いしたら、全然イメージと違っていて声が小さい、真面目な方だったんです(笑)」

 

それを受けて、監督はインパクトのある監督像を演出しているんですよ!といつもの写真ポーズでこたえてました(笑)

反対に、監督の大場さんの印象は

「AKB48の二本目のドキュメンタリーをみて綺麗な人だな〜と印象に残っていたんです。面談があって直接お話ししたら早苗のキャラクターが見えてきたんです」

 

特に、目が印象的な大場さん。この日も大きな目をクリクリさせてお話ししていました。

顔に傷を負ってしまうので目の表現がすごくポイントになってくるので、ハマリ役でしたね。

この作品はホラーでもあるけれど、シーン毎に流れる音楽が重要で、監督もそこはかなりこだわったところ。

今回、カリスマアーティスト役の藤田富さんが歌う曲や、彼を崇拝する少女が歌う曲も監督が監修しています

大場さんは歌って踊るアイドル役ですが、これはもうお得意分野。

ライブパートとソロパートがあり、ライブパートはグループで3時間くらい練習したくらいですが、

その振付の覚えの早さに驚いたという監督。

 

「近くで見ていたんですけど、この瞬間に覚えちゃったの?とほんとにビックリでしたよ、サスガです!」と絶賛していました!

 

早苗が、地獄通信にアクセスしたときに、パソコンからたくさんの手が出てくるシーンがホラー好きの私にとっては大好きなシーン。

このシーンについて大場さんは、

「あれは、CGじゃなく本物の人間の手なんです。手を白く塗った人が大場さんのまわりにたくさんいて、手の位置を決めて襲ってくるんです。たくさんの人に顔を掴まれるのは初めての経験でした(笑)手だけの表現は大変だったとおもいます。」

足を掴まれるシーンについて監督は、

「足は高いところに設置してしたから下から掴まれるという演出なんです。足は一瞬大場さんのではないですよ」と監督が撮影秘話を明かしてくれました。

 

そうか!細かいこだわりによってリアリティが生まれるんですね。もう一度確認のためにみてみよう!

 

 

最後に監督は、

「この映画はある意味、キラキラ青春映画を作ったつもり。

青春の中で過ちをおかしてしまうのは誰もがある。

この世界では、地獄に落ちてしまいますが、早苗の感情は否定したくないなと思ってつくりました」

 

この映画は気が弱く、優しい心をもった女子高生市川美保が大好きなアーティストの魔鬼のライブで知り合った

自由奔放な南条遥と仲良くなり、彼女との友情関係が軸になっています。

監督のおっしゃるように、青春×音楽×ファンタジーという今までにないノンジャンルの作品だと思います。

大場さんは、美保を演じた森七菜ちゃんのピュアな笑顔がお気に入りとか。

森七菜さんは、「天気の子」VC、「最初の晩餐」「ラストレター」と話題作にひっぱりだこですね。

 

余談ですけど、

この日の大場さんのワンピースがすごく可愛くて似合っていました。

一回目と二回目で色違いのワンピースを着用していたのかとおもいきや!

前後ろバイカラーで一回目は赤を前に、二回目は赤を後ろにと前後リバーシブル?という便利なワンピース。

ちなみに、もうひとつ着方があるそうで。三回目の舞台挨拶があったら披露してくれたかも!

 

 

美しくも最凶の因果応報地獄送りのダークファンタジー

玉城ティナさんの〈地獄少女〉がほんとにお人形ように美しい!

 

私のお気に入りキャラクターは妖怪3人衆です。