すずめちゃんに会ってきた。

「君は月夜に光り輝く」

ＮＨＫの朝ドラ「半分、青い」の主演で大大ブレイクした永野芽郁ちゃん。

一度「俺物語」という映画でご一緒させていただきました。

その時から

人なつっこいというか、オープン・ザ・永野芽郁！まったく人との間に壁がない

コミュニケーション能力２００％なのです。会うだけで元気をもらえちゃいます。

今回は中京テレビの情報番組「キャッチ！」で

新作主演映画「君は月夜に光り輝く」で取材してきました。

本作は第２３回電撃小説にて選考委員から圧倒的な支持を受け大賞を受賞した佐野徹夜のデビュー作「君は月夜に光り輝く」の映画化。

メガホンをとったのは「きみの膵臓を食べたい」「センセイ君主」「響ＨＩＢＩＫＩ」の月川翔監督。

主演に永野芽郁さん、Ｗ主演で月川監督とは４度目のタッグとなる北村匠海さん。

よくある、学園ものので「キラキラ青春やってるぜ！」の映画とは違い、“月君”の舞台はほとんどが病室という

「生と死」に向き合う純愛青春物語なのです。輝くという意味では“きらきら”映画ですね。

死が近づくと体が発光してしまう“発光病”という不治の病を患っている渡良瀬まみず。

入院している彼女を励ますために、クラスのみんなで書いた寄せ書きを届けに病院に向かう岡田卓也。明るくて見た目はとても元気なまみずにちょっと面食らってしまいます。

彼女の病気は細胞異常により皮膚が発光し、その光りは死が近くなると強くなっていくという。そして成人するまで生存した者はいません。

卓也は病院から出られない彼女に頼まれて、まみずが経験したいことを叶えるという「代行体験」を請け負うことになります。

死を待つだけの人生が、彼の代行体験を聞くうちに人生の楽しみをおぼえ、卓也もいつしかまみずが好きになっていく。ストーリーを追ってしまうと、お涙ちょうだいドラマになりますが、ポイントはそこではなく、いかに短い青春時間を楽しむかということなのです。

やりたいことがあるなら、どんどんチャレンジして欲しい。まみずはやりたくてもできなかったけれど、卓也の手助けでやりたいことをクリアしていくその姿は、誰よりも光り輝いています。

さてお二人へのインタビューは、日比谷にあるゴジラが目印の東宝本社。

眩しいほど明るい芽郁ちゃん

とにかく明るい永野芽郁ちゃん！

芽郁ちゃんとは初めての共演になりますが、人見知りと巷で有名な北村くんも人との壁のない芽郁ちゃんのおかげですぐに仲良くなったそう。

「大人になったのかな？」とお聞きすると「たしかに、それもありますね。」と匠海くん。

匠海くんは、中京テレビでは自身のグループＤＩＳＨで番組を持っていたことがあり、名古屋についてはなかなか詳しそうでした。

二人は同じ事務所で、監督も同じだそう。そんなこともあり監督とうちとけるには全く時間がかからなく、

監督は二人がやりたいことを受け入れ、つねに寄り添ってくれたた心地よい撮影現場だったそうです。

半分が病室のシーンとなる物語。

まみずが病室で着用しているパジャマが可愛かったのでおききしたら、最初は真っ白で徐々に色がつきデザインも可愛くなっていく。それはまみずの心情の表れなので、そこも「チェックポイント！」と教えてくれました。

ちなみにお二人のルームウエアは「スウエット」だそうです。芽郁ちゃんに聞いた後、匠海くんにもお聞きしたら間髪入れずに芽郁ちゃんが横から「絶対スウエット！」と彼が答える前に答えてました（笑）。仲良しですね〜

もし、お互いに代行体験をするなら？という質問に匠海くんは「芽郁ちゃんに北極で写真集を撮ってきて欲しい、ちゃんと買うから！」すると「ポージングのバリエーションが少なそう！雪ばっかしだもん」と楽しそうに笑いながら、「匠海くんへの代行はその北極でカメラマンやって私を撮ってほしい」ということで、つまり代行ではなく、お二人での共同作業というオチになりました（笑）それだけ仲良しなお二人なのです。

今一番輝いている二人のこの瞬間を月川監督は映像にしっかり収めています。

卓也はまみずの代わりに自分も経験したことのない女子が好きそうな場所でいろんな体験をします。

どんなことも応えてくれるこんな素敵な男性はいないと思いますが、

もし自分がまみずの立場だったら、どうするかな。とかんがえると切なくなりますね。

私が一番好きなシーンは、まみずの代わりに遊園地に行って、ストロベリーパフェを食べるという代行体験。ひとりジェットコースター、ひとりスイーツカフェを体験する北村くんの姿とその話を聞くまみずがすごく愛おしく感じました。