12月8日土曜日
ツタヤ草叢BOOKS新守山店で「カメラを止めるな!」Blu-ray&DVD アツアツファンブック発売記念アツアツトークイベント開催!
ビジュアルアーツの講演会以来、10月ぶりにリアル上田慎一郎監督にお会いしました。
今回は、「カメラを止めるな」を生み出した上田監督の産みの親?!(笑)
市橋浩治プロデューサーも登壇してのアツアツトークイベント。
市橋プロデューサーと上田監督の出会いや、企画のはじまり。 海外と日本のツボポイントの違いが面白かったです。
日本で感染する前に、海外の映画祭で上映されており、そんな中で賞も数多く受賞されています。
海外でのお客様の感想を聞くと、
「日本は、最初のワンカットの37分は静かに見ているのですが、イタリアでは首が転がるに大爆笑。血が噴き出したり、首が転がるたびに大爆笑でしたね。イタリアはゾンビやホラー映画のエグイのも見慣れているので大盛り上がりでした」
「その後、ワンカットの部分が終わりホームドラマになると、戸惑い、第三弾はまた爆笑という日本とは違うリアクションでした。」
「日本は最初はB級感満載なので、見慣れていない人高齢の方など最初に帰ろうとしますね。あと、ワンカットおわりの37分のエンドロールで帰る人もいる」「一度、映画館でおじいちゃんが、帰ろうと劇場を出られたので、止めてこれからが面白いんです。と行ったら、単なるトイレにたっただけでした(笑)」
韓国でも公開され、今後まだまだ国外に感染予定だときいてます。
国ごとにちがうリアクションという映画もなかなか珍しいですね。
市橋さんは上田監督の作品を映画祭などで鑑賞していて、勤務されているENBUゼミナールの若手育成シネマプロジェクトで
映画を撮りませんかとお声をかけたそうです。そこで、監督は「カメラを止めるな」に決めていたわけではなく、何本かある企画の中から、オーデションをして集まってきた俳優達の個性をみて(カメ止めは当て書きしています)、カメラを止めるなにしたそうです。その決め手になったのは主演の濱津隆之さん。
(9月に拡大上映来名した際のインタビュー写真)
左から真魚さん、濱津さん隆之さん、秋山ゆずきさん
ブルースウィリスの映画のような、基本的にはやる気のない情けないオッサンが頑張る話が好きで、
これがあの情けない顔の濱津さんがピッタリだなとおもったので、彼がいなかったら「カメラを止めるな」にはしなかったと思います。そして娘役の真魚さんの役は最初の企画では小学6年生の設定。でもこのオーデションに小学6年生の応募はなかったので、
真魚は当時25歳でしたが女子大生にみたてて設定を変えたそうです。
濱津さんはいやた月9にも出演されとにかくスケジュールとれないそうです。真魚さんも1月からのドラマがきまりましたね。
そんなみなさんの活躍を喜ぶ市橋プロデューサー。
もともと無名の監督や俳優達を世に送り出そうというのがこのプロジェクトですが、世に送り出すどころか宇宙にとびだしちゃったくらいですから、驚いてますよ。とにっこり。お父さんのような(失礼!お兄さん)存在なのですね。
監督自身にこんな状況になってっもまったく浮ついていなくて、スゴイなと思います。と言うと、、
「いやいや。浮つく暇もないんです。よく、今年を振り返って如何ですか?と聞かれますが、振り返る時間もない(笑)」
食べてます?寝てます?休んでます?とつっこむと、
「お母さんみたいですね」と嬉しそうに笑う監督。
今後の予定は松竹ブロードキャストで一本決まっていて、
こちらもオーデションからキャストを起用。
現在募集していますので、興味のある方はぜひチャレンジされたらいかがでしょうか。
https://www.eigeki.com/special/ws/uedashinichirou
「映画だけに留まらずエンタテイメント全般がやりたい。舞台、ドラマ、もちろん映画もですが、作品をつくってそのあともカメ止めのように関わっていきたい。
自分の結婚式に借金して300万の最高傑作をつくろうとおもったら、600万もかかってしまい
これがカメラを止めるな二本分の制作費になりました。みなさんが楽しくなるようなことを作っていきたいと思っています。」
上田監督の頭の中はテーマパークのように楽しいことがいっぱいなんでしょうね。
その一部を少しずつ、世に送り出してまた私たちに刺激を与えて欲しいです。
市橋さんは、「いつか、カメ止め2をやりたい。
なぜならば、寅さんのような映画がいまはないので
濱津さんが毎回困って、最後は頑張るという話をずっと作って欲しい。」
たしかに、監督が好きなブルースウィリスもダイハードがシリーズになりましたから
それもありかも!
ちなみに、発売&レンタル開始の12/5から全て貸し出し中です。棚空っぽ!
そして発売レンタルから一週間で12月17日付けオリコン週間ランキングBDジャンル1位
ツタヤランキングレンタル邦画1位に輝きました。
ポンデミックがと止まりません。まさに感染を止めるな!状態です。
こちらブルーレイ(セル)の場合、本編が96分なのに、メイキングが132分!
容量ギリギリまでメイキングが入っているそうです(笑)
DVDは予告編込みでメイキングは45分という。
そもそも、劇場公開まだ60館ほど上映されているのにもかかわらずDVDがレンタル発売されるのは異例中の異例。これはほんとは業界的にNGなのですが、最初から発売日は決まっていてもう、この時期には公開はないだろうと思っていたそうなんです。
でも劇場さんが、発売されてもいいから上映したいと申し出があったとか。
市橋さん曰く「この映画って、劇場でみなさんとこの感染体験をするのが楽しいじゃないですか。
だから、最強映画といわれているのはそこなんです。」
DVDで一人で楽しみそしてまた劇場で見たくなる。たしかにそうですね。
今回、草叢ブックス新守山に集まったお客様は、最高で8回ご覧になっていましたが、東京だと125回という強者がいるそうです。
アツアツファンブックという書籍も絶賛発売中で、こちら160ページの中に、キャストのインタビューや漫画などぎっしりはいっている読み物。文字を小さくしないと入りきれない!この本を読むためにハズキルーペを買った人もいるらしい(笑)
「字が小さくて読めな〜い」って、たしかにいいたくなるくらい読み応えがあります。
ぜひDVDとあわせて読んでみてください。
「カメラを止めるな!」
ブルーレイ¥5,184(税込み)
DVD ¥4,104円(税込み)
映画「カメラを止めるな!」アツアツファンブック「カメラを止めるな!」を止めるな!熱狂のポンデミック¥1,620
同時発売
上田慎一郎監督初期の唯一の長編作品「お米とおっぱい」¥3,800
奥様の映画監督ふくだみゆきさんの映画もわたくしはオススメです。
わき毛青春映画「こんぷれっくす×コンプレックス」大好き。ブルーレイでは副音声で、監督と一緒に喋っているそうです。
次回、上田慎一郎監督の、愛知県出演は
「ええじゃないかとよはし映画祭2019」です。
娘役の真魚さんが豊橋市出身ということもあり、
監督と一緒に映画祭に参加していただけます。
来年も司会をしていますので、日程をあわせてぜひおこしくださいね。
さ〜ていまから監督が演出するアメーバーTV
「田中圭24時間ドラマ」みま〜す。たぶん途中で寝てしまうので追っかけで見ることになるような気がする。
本広克行監督と二人で24時間ですか・・・・・
また眠れないんじゃないかな〜
監督ぞんびになっちゃうよ〜
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