異色のハイテンションロックコメディ

「音量を上げろタコ!なに歌ってんのかぜんぜんわかんねぇんだよ!」

640-3.jpg

(C)2018「音量を上げろタコ!」製作委員会

タイトルが長いので以下、「音タコ」と略させていただきます(笑)

これまた新しアイディアが詰まったの映画が誕生しました!「時効警察」「亀は意外と速く泳ぐ」などゆる〜い笑いが特徴の三木聡監督の最新作。三木さんは「ダウンタウンのごっつええ感じ」や「タモリ倶楽部」などの売れっ子放送作家でもあります。

 

脅威の歌声を持つ=実は生態ドーピングをしているロックミュージシャンの「シン」と、声が小さすぎて何を歌っているんだかさっぱりわからないストリートミュージシャン「ふうか」が偶然であいます。

彼女の歌声を聞いたシンは、「心が燃えない、音量上げろタコ」と一刀両断。

普通の会話もままならない全く真逆の2人。ある日シンがふうかの下宿先、吉祥寺で怪しげなアイスクリーム屋を営む元ロックミュージシャンでふうかの叔母であるデビル夫婦のところにシンがやってきて、強引に嫌がるふうかをオーデションに連れて行く。

幼少時代の母との辛い過去をもつシンのことを知っていうちに2人の距離はグッと縮まります。

ある日、声帯ドーピング声の秘密がマスコミに知られたシンは声のリミットが迫り謎の組織に追われるはめになります。

640-2.jpg

シンを演じるのは阿部サダヲさん。俳優のほか「グループ魂」というパンクバンドのボーカルでもあるので、その唄いっぷりはハイテンション。歌も演技も上手いし、ハマリ役ですが、グループ魂とはちがって、今回の役どころはマリリンマンソンばりのハードロック。メイクはヘビメタ風!

冒頭のライブシーンは圧巻で、誰かのミュージックビデオかとおもったくらい超カッコイイ!

それもそのはず、その主題歌はL’Arc-en-CielのギタリストHYDEが手がけ、バンドメンバーも有名アーティストが実際に演奏して、阿部サダヲさんが叫びまくっています!640.jpg

そして、声が小さいシンガーソングライターを演じるのは売れっ子女優吉岡里帆さん。

コメディエンヌぶりが光ってます。

撮影中、監督には声をもっと小さくといわれ、録音部からは声が小さすぎて音がとれないといわれ困ったそうですよ!

640-1.jpg

ふうかは、声が小さいことがコンプレックスで、なにごとも一歩踏み出すことが出来ない。こうすればいいんじゃないか?という人の意見も何かと理由を付けて最初から諦める。そんなふうかにシンは「やらない理由をさがすんじゃねえ」というせりふがあるのですが、それがこの映画の大切なメッセージでもあります。

 

ロック映画あり、コメディ要素も強く、シリアスな子ども時代のシーン、そして、ラブストーリーもある情報量満載で

楽しめ、そして大きな声で叫びたくなります!劇場でたあと叫ぶコーナーがあるといいね。

 

 

 

作品情報はこちらhttp://onryoagero-tako.com/

さて、公開を記念して「音タコ」の舞台挨拶が決定!

松岡司会しますよ〜

 

ローソンチケットなどで発売中

http://l-tike.com/cinema/mevent/?mid=387263

会場・時間

①TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ   10:00の回 上映後舞台挨拶
②TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ   13:10の回 上映前舞台挨拶
③109シネマズ名古屋   13:35の回 上映後舞台挨拶
④109シネマズ名古屋   16:30の回 上映前舞台挨拶

登壇者(予定)

○TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ
阿部サダヲ、吉岡里帆、三木聡監督 

司会 映画パーソナリティ松岡ひとみ