おおっ、今日は連休最終日。みなさんシネマしていますか?
絶賛公開中!松岡オススメ映画「泣き虫しょったんの奇跡」レポート後編です。
今回は、先週公開3日目に、ミッドランドスクエアシネマにて行われた 舞台挨拶の様子をお届け!
前編は映画コラムとインタビューの内容を書きましたので良かったら読んでみてくださいね
↓こちら
https://opi-rina.chunichi.co.jp/matsuoka-cinema/2018/09/15/031937.html
将棋界の歴史に風穴をあけた瀬川棋士の自伝を元に、
9歳から17際までプロ棋士を目指していた映画監督 豊田利晃監督が16年ぶりに松田龍平を主演に迎えた本作。
将棋界に風穴を開けた男の話がベースですが、瀬川さんの原作を読んで思ったことは「出会い」が自分を作ってくれたという豊田監督。
そんな監督と特別な絆で結ばれているかのような本作のキャスト達が名古屋に集結しました。
なかなか地方の名古屋にこれだけのメンバーが集まることはないですね。
豊田監督が全国まわるなら、俺も〜ということでこの映画を愛する人たちが駆けつけたのです。
主役の松田龍平さん
もう何度もご一緒しております。彼が高校生のときデビューから(笑)
言葉少なくともこの映画への愛は感じますぜ!
そして永山絢斗さんのは、しょったんと同じ奨励会で、彼のことをずっと見守っている親友新藤を演じています。
何より男豊田監督と仕事が出来たことが嬉しい。好きなシーンは奨励会メンバーと集まってパチンコやったり競馬したり、台詞がないし・・楽しかったですね。と撮影を振り返っていました。
初日二日目の舞台挨拶のニュースで「豊田組全員シャイボーイ」ってかかれてたよね!と、永山さんも言葉少なめなので、
場を盛り上げてくれる天才なのです。
そこで松田さん、「よくしゃべる人はテキトーだとおもうよ。言うのは楽だなと思う。」と返すと、
おっしゃる通り(新井)!お客さんも爆笑でした。
キーさんこと渋川さんは、一番年上なので、みなさんのリーダー格をやらせてもらいました。
豊田組はポルノスターからやらせてもらっているので監督には絶大な信頼を置いてます。
よく将棋さしたね〜
きーさんに負けて悔しかった。将棋って負けるとホントに悔しい!(松田)
そういえば、龍平、昨日初段になったんじゃない?
というと会場から拍手が!
初段になると恥ずかしくて(負けるのが)打ちづらくなるんだって。
(松田)瀬川さんに挑戦受けますって行ってしまいました。
(渋川)それは瀬川さんちにいって対局するの?
(松田)駒と盤があればどこへでも行きますよ
(松岡)新井さんはお強いんですか?
(新井)うちは、麻雀です。ルールは知っていたけどかなり練習しましたね。
永山くんが一番強いよね。
(松田)新幹線で将棋の動画見ていたよね
(永山)藤井棋士のはよく見てます。
この作品やってからハマリ、本も読んだりしています・
(松田)先日の舞台挨拶の時、将棋ウォーズというゲームをしていて困ったら瀬川さんに聞いていたりして・・
(新井)それダメじゃん!(笑い)
(永山)ボクも早く初段になりたいです。
お兄様に囲まれて、緊張気味の窪塚くん。
しょったんの中学生時代を演じました。
撮影時で気をつけたことを聞いてみたところ・・
僕は変な癖が出るんです。口がもごもごするのでそれをしないように気をつけていた。
すると監督が、普段の癖が出ちゃうんだよね。
(新井)え?うち、どんな癖があるの?
(監督)忘れた!
演出として、キャラクターの癖もしっかりうつされてましたよね。トイレにいきたくてもぞもぞしている新井さんとか。
(あらい)あれはくせじゃないでしょ!監督がやれって言うから・・
(監督)脚本にもあれは「小」のほうだったけど、あまりんいもケツふりすぎていたよね、「大」なんだと「小」じゃないんだとおもった。
(新井)そうしろっていったじゃないですか。
今回の対局時のこだわりを監督にお聞きしてみた。
(監督)将棋映画をいて将棋を指すときがうまくない。
それで演じる人たちにしっかり練習してもらったんです。
(松岡)監督も出演されてますね。エンディングでバシッと盤に駒を指しているのが監督の手です。
(監督)あれは奨励会に入ったときに掘ってもらった駒なんです。
龍平に監督してもらって・・
(松田)監督をやってくださいといわれて、ディレクターズチェアに座ってやりました。
50回くらいやりなおししてもらったかな。
(新井)昨日は30回っていってたじゃん!
きっとどんどん増えていくのでしょうね(笑)
客席をを見渡した渋川さんが
(渋川)今日子ども達もおおいね。将棋さしなの?
とキーさんがきくと、来ていたボーイズたちはモジモジしていました。
それゃびっくりしますよねぇ。いまスクリーンの中で演技していた俳優さんから質問されたら!
そこですかさず新井さんがツッコミを入れた。
(新井)銀魂2と間違えたんじゃない?!
会場はまたまた大爆笑でした。
今回は、これだけのメンバーが来てくださったので、いつもは代表者だけですが全員にラストメッセージをお願いしてみました。
監督のラストメッセージはサスガだと思いました。
「泣き虫しょったんの原作を読んで改めて、人との出会いが今の自分を作ってくれたんだと思いました。
気心知れたスタッフとキャストとの出会い、観てくださるみなさんとの出会い。それがこの映画です。
では最後に渋川さんにギャグでしめてもらいましょう!」
(渋川)
「お疲れサマー!」
という・・(笑)
夏の終わりということも引っかけているのでしょうか・・・。
とにかく、
みなさんの仲の良さが伝わってくる舞台挨拶になりました。
ありがとうございました〜
こんな豪華ゲストが結集する舞台挨拶は名古屋では「奇跡」です。
今回映画終了後だったので、まずはみなさんの顔が映画に満足されているとわかりホッとし、
舞台挨拶後はさらに笑顔になっていたのでとても嬉しかったです。
司会をしているとみなさんの顔がホントに気になる。今回わたしも「いい舞台挨拶だった」と思えました。もちろんみなさんのおかげですけどね。
監督の言葉で「出会い」が人を作るというのは響きました。
まさにこの映画もしょったんは、将棋との出会いで人生がきまり
将棋をつづけていくうちにかけがえのない人々に出会う。
この「出会い」というテーマを大切にしているからこそ
子ども時代をしっかり見せているのだと思います。
わたしも「映画」の出会いがあり、映画を通しての出会いによって、今の自分がいる。そして、この舞台挨拶もある。
この原稿を書いている。
感謝することだらけな毎日です。
ありがとう「しょったん」
「泣き虫しょったんの奇跡」は現在ミッドランドスクエアシネマ他で公開中です。
ぜひ観てくださいね。