皆様、お待たせいたしました「そらのレストラン」が1月25日に開店しましたよ〜
(C)2018「そらのレストラン」製作委員会
去年から、主演作品が大渋滞中、映画でまくりの大泉洋さん。他の作品では来名できなかったのもあり、
「水曜どうでしょう」の藤村さんの故郷でもある名古屋でぜひPRをしたいということで、お忙しい中名古屋に来てくださいました。この「そらのレストラン」では舞台となった北海道と名古屋しかキャンペーンを行っていないので、
撮影中の貴重なお話がきけたのですが、
舞台挨拶は名古屋めしラブな大泉さんの「名古屋めし」についてのノンストップトークが10分弱つづくという(笑)
お客様とのやりとりもあり、大盛り上がりの舞台挨拶になりました。
テレビのインタビュー内容もたっぷり話していただきましたので前半後半にわけてお届けします。
舞台挨拶の場所はセンチュリーシネマさん。10年前「アフタースクール」でお越しいただけたときも私が司会でした。それ以来、「清須会議」「青天の霹靂」「探偵はBarにいる」などずっとご一緒させていただいています。
いつも、そのエンターティナーぶりには感心させられ、大泉さんの観客を置いてきぼりにしない舞台挨拶の進行はお手本にさせていただいているのです。
大泉さんを呼び込む時に「北海道の大スター、日本を代表するスター、あの方をお呼びしましょう、大泉洋さんです」とお迎えしたら、「いややいや。。。ハードル上げるね〜ステージの横で聞いていましたが出にくいじゃないのよ、あーた。」とぼやきながらの登場にお客様は大喜びでした。
「名古屋めしトーク炸裂」
名古屋にお越しいただいた御礼を言い、食の映画でもあるので名古屋めしについて聞いてみると・・
そこから、名古屋めしについてのノンストップトークになりまして(笑)
コンパルのカツサンドのマヨネーズの量が絶妙とか、味仙の台湾ラーメンは好きだけど、次の日にお尻が痛くなってしまう話とか。
お客様にうどん派?そば派?など挙手をしていただき統計を取りましたら
意外に少なかったのはきしめん派。
「名古屋のかたに美味しいきしめんを聞くと、だいたい浮かばなくてホームのきしめんというんですよ。あれってチェーン店じゃなくてみんな違うって知ってました?」などなど
名古屋人が知らないことまで知り尽くしていて、会場を沸かせていましたよ。
ホントに食べることが大好きな大泉さん。
本作については「お腹が空いている人います?ヤバイですよ。そわそわして落ち着かなくなってしまうかも」
北海道のせたな町という函館から真上に2時間ほど行ったところにある場所が今回の舞台。そこで採れた食材をつかって野外でレストランを開こうというお話なので、常に美味しそうな料理がでてくるわけです。
料理を監修した方がお友達だったそうで、試作を作っているそばで切れっ端をもらっていたとか。
しかし、本番に食べるだけじゃなくて、いろんな角度から撮影する度に、食べなくてはいけないのでお腹いっぱいになってしまって。町のかたが作ってくれた大きなとんかつや炊き出しもおいしかったので、また食べちゃう。食べる日の撮影は大変でしたよ〜」と撮影エピソードを話していた、「とんかつ」つながりで
またしても「矢場とん」名古屋めしトークに戻っちゃいましたけどね(笑)
登場人物は大泉さんの演じた設楽亘理もふくめすべてのキャラクターに実在のモデルがいます。北海道の道南、せたな町で安心安全な食のあり方を提唱している自然は農民ユニット「やまの会」の人々。
チーズが物語の核となっていますが、その「熟成した味わい」のように濃厚な仲間の絆を
描いた物語。
舞台挨拶前のテレビインタビューで、食材の美味しさを聞いてみました。
「劇中では設楽牧場となっていますが、本当は村上牧場なんです。僕の役のモデルになった村上さんところの牛は、人工肥料ではなく穀物もたべていない。野生に近いんです。牛乳ってコクがあって美味しいといいますが、このミルクはさらっとしてすごく飲みやすくて美味しいんです」
「野菜も雑草だらけのところで作っていてそこで採れたトマトも美味しくてね。トマトフォンデューとか、もちろんチーズもいろんな種類をいただきました。」
「シャンパンボトルが重かった」
いつもレストランでサービスを受ける側ですが、今回はサーブする役。
サービスする側になってみていかがでしたか?とお聞きすると・・
「かなり練習しましてね。ギャルソンの服を着て、シャンパンボトルをもって何度もグラスにそそぐのですが、あのボトルが重たくてね〜。マキタさんは腕がプルプルして持ってられなくなってしまって。ビールみたいにつがないから難しいんですよ」
二回目に観賞するときはマキタさんの顔に(腕に)注目してみます。
穏やかな北海道時間の中に、大自然と共に生きることの厳しさ、葛藤、決して若くはない男達が懸命にそして愉快に生きていく姿をリアルに捉えています。
美味しいお料理の数々がテーブルに何度も並びますので、お腹をすかせて見ていただき、
終わった後に一口ずつ味わって、食材に感謝しながら食べたくなる・・・そんな映画です。
大泉さんの後半の演技にはホント、泣かされました。
舞台挨拶&インタビューの後編もお楽しみに!まだまだ面白いエピソードたっぷりお届けします。
まずは、映画館で「そらのレストラン」を体験してみてくださいね。
監督・脚本 深川栄洋
脚本 土城温美
出演 大泉洋 本上まなみ 岡田将生 マキタスポーツ 高橋努 石崎ひゅーい 眞島秀和 小日向文世 風吹ジュン