インドからまた、感動作がやってきた。


マダム・イン・ニューヨーク

マルガリータで乾杯を

女神は二度微笑む

スタンリーのお弁当箱

めぐり逢わせのお弁当

きっと、うまくいく

PK


わたしの好きなインド映画です。


今日、試写会の司会をした『ダンガル きっと、つよくなる』。もお気に入りの一作になりました。

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母国インド映画の世界興行収入歴代1位を奪取し、中国では『君の名は。』のダブルスコアの記録を樹立。圧巻の面白さと感動で人々の心を鷲掴み。レスリング一直線の熱血パパとふたりの娘たちの実話です。

 

 主人公マハヴィルは、レスリングの国内チャンピオンになったものの、生活のため夢半ばで引退。自分の夢はまだ見ぬ息子に託そうと考えますが彼が授かったのはいずれも娘娘娘娘。


近所のひとたちが、どうしたら

息子ができるか、教えるのがおもしろかった。

町内会議までひらいてね。

4人も娘じゃ、

一度は夢をあきらめるも、男の子たちをケンカでボッコボコにした長女ギータと次女バビータの格闘センスにピンときて、希望を見出し、父は翌朝からふたりを鍛え始めます。男物の服を着せ、髪を切り、お菓子もスパイス料理も禁止。暴走するその指導に、あの手この手で抵抗するギータとバビータ。このあたりは、

ちょいとやりすぎではないかい?

と姉妹たちに同情してしまいました。

あることをきっかけに才能を開花させていくのでした。

 

その熱血ぶりたるや「巨人の星」の星一徹もビックリなマハヴィルを演じたのは『きっと、うまくいく』「PK」のアミール・カーン。中年太りのパパを演じるため70㎏から97㎏へと体重を増やし、さらに若い頃のシーンを撮るべく70㎏に戻すという肉体改造で役に挑み、自身も限界に挑戦し続けた。はぁ、2キロも痩せれないのに、どうやったら増減できるのか教えていただきたいわ!


そんなパパの愛に応える(?)べく奮闘する娘たちに扮するのは、オーディションで選ばれた4人の女優。父との葛藤に揺れる姉妹の子供時代を演じた2人は、すべての試合シーンを自分たちで演じています。

その躍動感あふれるシーン!

試合で勝つたび思わず立ち上がりそうになりましたよ!


ちなみに、タイトルの「ダンガル」とは、インド語でレスリングのこと。広い意味での情熱あふれるファイターや、闘い続ける者たちを称える言葉でもあるそう。

 

 いくつもの試練を乗り越えながら、ながら、次第に明らかになるパパの想いに涙腺がゆるみ、闘志みなぎる娘たちの姿に目頭が熱り

涙腺崩壊になります。


4/6公開ですよー

みてねー


バビータは、吉田沙保里さんと対戦したことがあるそうですよ。