「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」「彼女がその名を知らない鳥たち」と次々に話題作を世に送っている白石和彌監督の最新作
「サニー32」。
先行上映会舞台挨拶が2月7日にミッドランドスクエアシネマ、静岡のシネマザードで行われました。
監督とは、日本で一番悪い奴ら、牝猫たちで
インタビュー&舞台挨拶司会でご一緒して
今回は4度目。あ、菊池映画祭ですれ違ったことが発覚(笑)
初監督のロストパラダイスイントーキョーもすっごい好き。
つまり、ファンでございます。
主演は愛知県一宮市出身AKB48」「SKE48」「NGT48」を歴任した北原里英。
国民的アイドルを極限まで追い込み見事女優として覚醒させたヤバイ映画。
女優としてはじめてお会いした北原里英さん。
きさく
壁なし
クレバー
映画好き
ということで、すっかりファンに。
映画番組シネマクルーズの
インタビューで作品の経緯について監督は、
凶悪終わって実際の事件を元に
、企画していたのだけど、その頃は条件などが難しくて一度諦めていた。秋元康さんから北原さんを主演で何かと、話をいただいて日本のトップアイドルを主演にして、今までできないと思っていた事も北原理恵さんは飲み込んでくれるだろうと。
少し時代も変わったので、現代的なトピックス(ネット)をとりいれました。衝動で撮れる作品はなかなかないので、
嬉しかったです！と、熱く語ってくださいましたよ。
とにかく、予告をみただけでもわかりますが、
北原里英さんの役は精神的にも体力的にもハード。
-里英さん曰く
とにかく人生で一番さむい思いをしました！
貼るカイロをペタペタはりましたがは、寒いとこではあまり機能しなくて。
最初に登場する山小屋での撮影は雪の寒さ。豪雪地帯。次の海の家は新たな敵が現れたんです！
雹と強風。。
種類の違う寒さをこの撮影で経験しましたと振り返ってました。
雪の中でのピンクのひらひら衣装はすごく映えて綺麗でしたが、そんな苦労があったとは！
北原さんの女優根性はすごい！と監督大絶賛。
観る側もエネルギー使いますから、演じる側はどんなテンションだったんだろうか。
監督は、里英さんのリミッターはずれるまでは少し時間が必要でしたが、外れたら
スイッチはいりっぱなしになり
暴走しないようにきをつけていたと。
それを受け、
里英さんは、
実は、ところどころ記憶がないんですよ。
スイッチが切れたときの音が聞こえるという経験もしました。
ブチって切れてそのままソファにバタン。
たしかに、見た後は、
若松孝二監督の「実録、あさま山荘」をみたときと同じくらい疲れた
今回、動画配信、SNSなど
現代的なトピックスが含まれていたことについてきいてみました。
前に考えていた時よりも
ネットが揶揄したという
時間の流れに興味があったんです。いま、
人間が使いこなせてない気もするんです。
劇中でユーチューバーが登場し、
あかりが拉致されている様子をネットで配信する。
彼は視聴数をやたら気にしてるが、
あかり(サニー)がある言葉を投げるのです。
あの言葉が、わたしには刺さったので、
里英さんに聞いてみた。
いやーあれは自分にもささる言葉です。
SNSをやっているので、
数字がきになるんです。少ないと
落ち込み、いいねが少ないとなんとかしなきゃと、
解決のないスパイラルに入ってしまいます。
たしかに、わたしも同じ。
使い方次第ではいい発信源、情報源なんですけどね。といいながらブログを書いております笑
名古屋の舞台挨拶については
シネ@ナゴヤさんのリポートで確認してね
静岡の舞台挨拶は、上映後なので、
みなさんからの質問を受け
盛り上がりましたよー！
監督と楽屋で映画と映画な人たちのお話にはながさく。
