東野圭吾の泣けるミステリー 加賀恭一郎シリーズ

「麒麟の翼〜劇場版 新参者」から5年ぶりの映画!

 

今日は名古屋キャンペーンにて

映画番組シネマクルーズ三重テレビと中京テレビ「はやりば」番組の2媒体単独インタビューでした。

 

福澤監督は「私は貝になりたい」

溝端さんは「君が踊る、夏」で、舞台挨拶の司会を担当させていただいた以来ですから

かなりお久しぶりです。

 

この5年間ですっかり大人っぽくなって立派になって・・・←親戚のおばちゃん状態ですねw(*^▽^*)

5年ぶりの松宮刑事を演じるに当たり、まずは「ありがたいです」と感謝の気持ちを伝えた溝端さん。

そして「5年もあいたので僕自身も変わりましたらか、新しい役として挑みました」

役作りの準備については「前作の映画はあえて観ないようにして、松宮が登場している原作を読みました。東野さんが描きたかったことをもう一度自分なりに見つけるために」と役作りに関し新たな気持ちで挑んだことを語ってくださいました。

 

 

監督は2015年に松嶋菜々子さん主演の「レッドクロス」というTBSのドラマの演出をされ

その撮影の一部が愛知県庁だったんです。そこにわたくしエキストラで潜り込んでおり、女優さんより監督の演出をずっと見つめていたという、そんな話も交えて、溝端さんに監督についてお聞きしました。

 

一人三役?!監督の愛を感じた撮影現場

 

「今回は台詞の多さ、難解な事件の概要を捜査会議で説明するところがとても大変でした。

捜査会議はしっかりとリハーサルを重ね本番に挑んだのですが、長い撮影は役者もエキストラさんも体力的にも精神的にも

辛くなってくる。そんな時監督がみなさんの前にやってきて、激励をしてくれました。ジョークを言い、この映画をみんなで作りましょうと激励の言葉をかけてくださったんです。そんなこと初めてですよ!監督としての存在だけじゃなく、

なんというか一人三役くらいされていました。

 

そして、演技を追い込んで追い込んだからこそにじみ出てくる、そのひとつまみをすくい取る監督に、僕も体当たりで挑みました」。

とチラリと横に座っている監督を見て「隣にいらっしゃると褒めにくい〜 」と照れる姿に今度は監督も照れるという!

とてもいい関係なんですね〜うふふ。

 

ロケーションの美しさ台風

 

今回は人形町を飛び出して、仙台や滋賀県(琵琶湖)のロケを敢行しています。

オープニングタイトルが出てくるまで、溝端さんが事件の鍵を握る女性の勤務地、滋賀県の琵琶湖でのシーンはかなりプレッシャーでしたと告白。溝端さん演じる松宮が広大な湖は美しいが、どこか不気味な琵琶湖を見つめるシーンは

とても印象に残ります。すべてのみこんでしまうような琵琶湖の美しさ。場所によってまったく表情がちがう琵琶湖は

今回の事件と似ているような気がします。

 

「監督は今回、休みの日に自分で運転して琵琶湖の撮影場所を探したんですよ!すごくないですか??」

 

大きな目でちょっと興奮気味に話す溝端さん。

 

「いや〜休みなんてないような職業ですからね〜。

琵琶湖ってするーしちゃう場所ですがちゃんととまってみるとスゴイ存在感なんですよ。

琵琶湖ってデカイ!デカいんです!」

と、大きな体の監督がなにか特別な物を見つけたコドモのように琵琶湖を語るので、ちょっと笑ってしまいました。

いや、かなり笑ったかも。

 

 

次の取材では阿部さんと3名お話を伺いました。

 

阿部さんいつもよりもテンション高め〜!

今回は、最終章ということもあり、前作をみなおして今までやっていない加賀恭一郎、随分前の加賀恭一郎とミックスしたという阿部さん。

たしかに感情が燃え上がるような表情は今まで見たことがありません。と同時に松宮とのコミカルタッチの人形町お約束シーンもちりばめられているのでそこはシリーズファンはクスっと笑いどころかな。

 

恭一郎が「ちょーきれい」とつぶやく松嶋菜々子さんの魅力

 

「松嶋菜々子さんは初共演でしたが、とにかく美しさにも演技にも吸い込まれそうでしたね」

劇中で恭一郎が博美とすれ違いざまに「やっぱ、ちょーきれいだな」という台詞が自然すぎでしたが、

まさにこれは本心だったわけですね?

とお聞きするとおもわぬエピソードが!

「まだキャストがはっきりしない状態で、台本をもらったときにすでにその台詞は書いてあったんです。

もし、ちょーきれいって思えない方がキャスティングされたらどうしようかとおもいました」わっはっは!

横にいた監督も豪快に笑うんです。

どこまでは本当なのかはわかりませんが、

ちょーきれいな松嶋菜々子さんで良かったですね(笑)

 

今回は、同じ人形町でも視点がちがうとこんなに街の顔が違って見えるのだということが後半にわかります。

 

12の橋を流れる川をクルーズするシーンも一日だけの撮影だったそうですが

日本の景観はすばらしいと思ったそうです。

 

本作は親子の絆が深いドラマを作り上げているので

ご自身の親子の絆についてもお聞きしてみました。

 

阿部さんは、90のおとうさんがいまだに自分の出演映画を封切り日、つまり公開初日に見にいくそうです。

なにも感想は言わないけど、耳も目も悪いのにちゃんと足を運んでくれる。感謝の言葉しかありません。

溝端さんは、家族がダメ出しをしてくれることが嬉しいと。

 

阿部さんと溝端さんは劇中では“いとこ”同士。

ご本人たちも

顔は似ていないけどなんだか雰囲気が似ているんです。

なんというか、麒麟の翼のときよりも。

 

 

この映画の感想は多く語りません。

「泣けました〜」と軽く感想をいう方もいましたけど

泣けるの質が違う。

簡単に泣けます。ともいいたくない。

 

ミステリーなので、あまり情報をいれて観て欲しくないので

今回はこのへんで失礼します爆  笑

 

ぜひ、ロケーションにもこだわっているので大きなスクリーンで見てくださいね

 

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