東海ラジオタクマ神野のとーゆーふー!

10月からは

こちらの人気番組

木曜日の映画教えてどーゆーふー?に出演しております。

今回は二本の映画を紹介。



「ゴッホ最後の手紙」これかスゴイ!何がスゴイって、全編が油絵で構成されるという誰も今まで見たことがない映画なのです

 

{47D75A72-2BB3-4D0F-8AA2-BF8FE18F283F}

個性的なゴッホ(フィンセント・ファン・ゴッホ)の絵は今でも世界中の人々を魅了していますが、彼ほど伝説と謎に包まれた芸術家はほかにいないと言われています。


生前はたった一枚しか絵が売れなくて、弟のテオ献身的な援助に依存していました、死ぬ間際に弟に残した膨大な手紙が発見され、その手紙の内容を元に彼の数奇な人生は何度も映画化されてきました。告白文学の中でも最高傑作と言われているそうです。

本作ではゴッホが弟に書いた手紙を弟に届ける若き郵便配達人が主人公となり、ゴッホの人生を辿る旅の中で37歳の若さでなぜ彼は命を絶ってしまったのか。スリリングに進んでいく謎解きの物語となっています。

なんといっても驚きなのは、この謎にみちたゴッホの死の真相が、ゴッホ自身の絵によって描き出されるのです。


125名の画家達の筆で、ゴッホタッチの絵を再現しながらそれを、一枚づつ撮影しつなぎあわせた動く油絵。この気の遠くなる作業というのは、映画はまず

実在の俳優たちによって実写映画として撮影されますが、後にCGでゴッホの絵と合成させるため俳優達は背景のない、グリーンバックで演技をしていきます。

それをとらえた映像は白いキャンパスに投影されたものを、

長期にわたる特訓でゴッホの絵のタッチを完璧に習得した画家達の筆で今度は油絵にします。

俳優達の特徴をとらえつつも、絵画に登場する人物の風貌や風景を上手く混ぜ合わせて撮影し、動く肖像画へと生まれ変わったのです。絵が動くんですよ!そして一本の映画になるなんてビックリです。

 

>どのくらいの枚数の絵が使われたのかというと!

 

本編の一秒は、12枚の油絵を撮影。約90分の物語りで62450枚の油絵が使用されています。

世界中の公募オーデションで選ばれた総勢125名のアーティストが集まり実際の作業に入る前にゴッホのタッチを再現できるようにトレーニングをして、本採用。125名のアーティストが各シーンの絵画を担当します。動く絵ということで1秒に12枚の絵が必要となり、ほとんど同じ絵を何枚も描くことになります。例えば顔を右から左に動かすこの①秒間に12枚の絵が必要ということですね。そしてこの一秒は10日間かけて撮影するという気の遠くなる作業を成し遂げたのです。

7年かけて完成した壮大なプロジェクト。


タクマさん曰く、ご祝儀あげないかんな!笑


ほんとね。

{D61FFE28-2279-425B-B06E-1C9512E9FD6B}