リングサイドストーリー 武正晴監督と今池の夜

[新作映画🎬]リングサイドストーリー

アカデミー賞の日本代表候補にもなった

安藤サクラ、新井浩文の「百円の恋」から三年。監督の武正晴さんとは助監督時代からのお付き合いがあり、同郷、同年代の河合勇人「俺物語」「チアダン」とともに頑張って欲しい人なのです

。

とても優秀な助監督、監督補でなかなか監督することができなかったのですが、しかし
今回のリングサイドストーリーの瑛太さん演じるヒデオと同じように
監督になるまで、あきらめず
他の助監督仲間が
ゲームやらミュージックビデオの仕事をしたりしていたけれど彼は、映画一筋。

役者バカのヒデオに似ているなぁとおもって鑑賞。

もちろん脚本もおもしろい。脚本の足立紳(14の夜)さんの実話がベースとなれば、激しくダメ男というのも納得(笑)
ダメ男は、色気もなくちゃいけないということで、瑛太はハマリ役です。サトエリ演じるかなこは、きっと昔はモテた女子というのが垣間見え、ダメんずにはまってしまう、仕事できる典型的な女子。
ふたりの絶妙なかけあいは小気味好く、微笑ましい。
笑いどころと泣きどころのさじ加減、そして村上ヒデオの総集編DVDの内容に手抜きがなく、
それを見るかなこと感情が重なりホロリとしました。
手抜きをしないこと、
これは監督のフォローをすべて請け負ってきた監督補経験値のたかさでしょう。

売れない俳優たちの居酒屋シーン。
助演の起用がナイスで
前野くんに
後藤ユウミと、松岡錠司の深夜食堂カウンター常連客のようなアングラ出身俳優をキャスティングするとこがよかった。もちろんいまやみなさん引っ張りだこですが。
主役が生きるも助演次第です。

モンゴル野球青春記
イン・ザ・ヒーロー
百円の恋も
それぞれの舞台の裏側をえがいている。
今回のリングサイドストーリーも
恋の行方を描きながら
プロレス界、格闘界、俳優たちの裏側をしっかりえがき、みたことのない世界を見せ、観る側の好奇心がそそられる内容でした。
武さん、
これからも良作を期待してます。

左は舞台俳優 憲俊

次は来年の嘘八百が控えてますね。

リングサイドストーリーは10月14日公開です。

フラワーカンパニーの主題歌もオススメ。

フラワーカンパニーライブ後に

監督と「ダンケルク」について語り合う笑

4回もみたって。

人生で3回目の映像ショックだったそう。

ちなみに

1回目はスターウォーズ

2回目はプライベートライアン

そしてダンケルク

いつになっても映画少年です。