5年生のタロが

最近指しゃぶりしてる。


産まれてからタロの指しゃぶりなんて

ほぼ記憶がない。




ざわざわする。

不快感が込み上げる。



で、何気なーく

通りかかった時に

さっと外してみたり

1回だけ
「タロくん、親指なめてるよー」

って指摘してみた。







でも

知ってるんだよねー。



子どものクセがなくなる方法。






タロはこれまで

チックとか
何でも口に入れたり
口周りをさわさわしたり
爪噛みしたり


色んなクセを披露してきて


それをみてると

すごい不快感が襲ってきてた。


私が厳しく言い過ぎてきたからだ
私が大声で怒鳴る子育てしてきたからだ
私の育て方が悪かったんだ

って

自分の非を見せつけられるような気持ちになってたまらなくなる。


タロの事を責めたい気持ちも出てくる。


だけど

そんな時に思い出す言葉。


先輩ママが保健師さんから聴いた言葉を教えてくれた

「温かい無視をしてください」


温かい無視



注意をするんでなく
見放すでもなく



こちらが不快を感じるような症状(?)は無視して

子供にはいつも通り。



それってそういうクセを問題視せずにいるということ。

心理学用語なのかな?「強化」という言葉があって


言われ続けると

そこに意識が注がれ続けてしまうから

その症状が強化されてしまうらしい。



だから注意するよりも

問題視しない事のほうが

そのクセが落ち着きやすいみたいで。



その事を知ってからの私の気持ちの整え方。




言わないようにしようとか
注意しないようにしようとすると自分に無理がくるから


自分に意識を向ける




子どものクセが気になるうちは

子どもに意識が向いてるから


子どものクセが気になってる自分に気付く。

自分をひたすら気にする。



もし古舘さんが自分を実況中継するとどうなるか



さあ指を咥え始めた子供を視界に入ってきた

さあ、どうするどうする!?

湧き上がる不快感

すでに口は「やめなさい」を言う準備を始めている!

でも言わないようにしようと我慢をしているぞ

さあ、ここで深呼吸して心を落ち着けようとしている!




という感じで

自分の心の動きを客観的に見る。


いや、わざわざ古舘さんを出す必要もなくて


あー、私気になってんだな
指しゃぶってると外でもやってないか心配なんだなー
外でやると人にバカにされそうで不安なんだなー

って、自分の気持ちに自分が気付く。




これが自分に意識を向けるということ。



自分に意識を向けてたら
自然に子供への温かい無視がしやすい。




子供に意識が向くのは母親の本能

それはけっして悪いことじゃない



そして

子どものクセも悪いことじゃない

何かしら

気持ちを落ち着けたかったり
単に好奇心からの行動だったり


子供なりの理由があるだろうから

させておけば

多分近いうちに落ち着く。



色んなクセを披露してきたタロも

いつもこの方法で落ち着いてきた。



新学期の新しい環境

楽しいワクワクも多いけど

ストレスもあるだろうし。



新学期なってから

全力疾走のタロ



今は全力疾走したいんだろうね。

疲れたら休もうね。



指しゃぶりのタロくん

今回はいつまでするのかな。



気になる自分を優しくみててあげようと思う。